【尖閣問題】日本に返還される直前、米ホワイトハウスで交わされた議論の録音記録が見つかる
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1370585962/1-2 NHK NEWS WEB 6月7日 4時31分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130607/t10015132821000.html 尖閣諸島の日本返還巡る米の録音記録
沖縄県の尖閣諸島がアメリカから日本に返還される直前、
アメリカ・ホワイトハウスで交わされていた議論の録音記録が新たに見つかりました。
日本への返還に反対する意見に対し、安全保障担当の大統領補佐官が反論する様子などが
克明に記録されており、専門家は、返還に至る経緯を示す史料として注目しています。
尖閣諸島は、1972年5月、沖縄本島などとともにアメリカから日本へ返還されました。
今回見つかったのは、その前年の1971年6月、日米両政府が「沖縄返還協定」に調印する直前に、
ホワイトハウスで行われた議論の録音記録で、早稲田大学の春名幹男客員教授が、
アメリカの「ニクソン大統領図書館」で発見しました。
議論のメンバーは、ニクソン大統領と安全保障担当のキッシンジャー補佐官、
国際経済担当のピーターソン補佐官の3人です。
議論ではまず、ピーターソン補佐官が「日本にとって尖閣諸島はそんなに重要なものなのか、
最優先の重要事項と言えるのか」と、返還に反対する意見を表明します。
発言の背景にあったのが、当時、アメリカが中国の正統政府として外交関係を持っていた台湾の存在です。
アメリカは、台湾からの安い繊維製品の流入を食い止めようと、当時、輸出削減を求める貿易交渉を行っていました。
その台湾が、尖閣諸島を日本に返還しないよう求めていたのです。
補佐官は台湾を念頭に置いて、「大統領、繊維問題を解決するのは日本ではない、その周辺の国だ」と述べ、
台湾の要求を受け入れれば、貿易交渉が進むと進言しました。