■【TBS・毎日】批判と偏向報道は別物であり、言論の自由の前にメディアとして公正な報道が問われる
【毎日新聞】 「自民党がTBSの取材を拒否…行き過ぎだ。言論には言論で応じよ。政権党としての器量示すべきだったのではないか」★2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1373504768/1-2 毎日新聞 2013年07月11日 02時31分
http://mainichi.jp/opinion/news/20130711k0000m070112000c.html ★社説:権力とメディア 言論には言論で応じよ
TBSの報道内容が公正さを欠いているとして、自民党が党幹部に対する取材や幹部の番組出演を拒否し、翌日になって解除するという騒動があった。
一応、収拾した形になったが、権力とメディアのあり方をめぐって、重大な問題をはらんでいると考える。
自民党が問題視したのは、6月26日夜に放送されたTBSの報道番組「NEWS23」。
国会会期末の与野党攻防の末に、電気事業法改正案などが廃案になったことを報道したものだった。
番組の中で、改正案の成立に期待していた財団関係者が約1分間、録画で登場した。そして、「与党がもしかしたら、法案を通す気がなかったのかも。
非常に残念ですね」と話した。自民党は、この発言の前後も含めて、廃案の責任が与党にあると受け取れる報道だとし、
番組内容の構成が著しく公正さを欠いたものとTBSに抗議した。
これに対してTBSが28日、「発言に関して指摘を受けたことは誠に遺憾」と回答し、自民党はさらに29日、「NEWS23」番組内での謝罪と訂正を求めた。
TBSが7月3日に「番組全体はバランスがとれている。謝罪、訂正はしない」と応えたため、4日、自民党が取材拒否を発表した。
TBSが5日、「指摘を受けたことを重く受け止める」との文書を提出したのを受けて、自民党は事実上の謝罪をしてもらったとして、取材拒否を解除した。
TBSは「放送内容について訂正・謝罪はしていない」と否定している。
番組の内容について、自民党には一方的だと見えたのかもしれない。しかし、取材や出演を拒否するというのはあまりに行き過ぎだ。