【初音ミク】なぜミクは天使になったのか【ボカロ】part6

このエントリーをはてなブックマークに追加
650605 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:8)
しつこいようだが、ついでに「クールジャパン」についても触れてみよう。ギロカクでも出ていたのだが、
>民間議員で「AKB48」プロデューサーの秋元康氏は
>「日本中の優秀なクリエーターにひと肌脱いでもらうべきだ」と指摘。
>アニメや芸術の関係者に、ポスターやキャッチコピーづくりに
>無報酬での協力を求めるよう提案した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00000133-jij-pol
これは完全に社会主義。秋元がそこまで馬鹿だとは思えないので、飼い殺しに来ているだけ。
こんなのに騙されてはいけない。

これが「クールアメリカ」だったらどうなるか。
売り込むためには優秀なクリエイターを囲うことが必要です。
しかしながらそれには沢山の「お金」が必要です。→じゃあ寄付を募りましょう。それを給料とします。
「かくかくしかじかの事業を行います。やるに値すると思われる方は、寄付を願います。」
「同時に、クリエイターも募集します。報酬は○○、相場の1.2倍です。」
この方法の問題点/利点は何か。
クールジャパン:
結局のところ、クリエイターにのみ無料奉仕を強要している。
そして、この結果、「無報酬でもクリエイターは動く」という前例が出来、相場は下がっていく。
あるいは、「名前を売るために赤字でも」というクリエイターが現れても同じ。
しかしそれは次の機会も他の誰かが行うのだけなのだから、こんな事をやっているとどんどん相場が下がるだけ。
(現在でも結構厳しいのに、これ以上下げるようなら本気で全員死んでしまう。)
クールアメリカ:
広く薄く協力(寄付)を募ることが可能。クリエイターが寄付したければ、
起用されたときに報酬と同額の寄付を行うなり、一部/全部の報酬辞退すれば良いだけ。
つまり、「賛同者をクリエイターのみに限らず、全国民から募れる」点が、大きく異なる。この点が上位互換。
そして、クリエイターには「実績」が付き、「相場は上がる」。一石二鳥。生活も守れる。
651605 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:8) :2013/04/04(木) 23:28:29.10 ID:Jt7S4WVr
だからのこの国の精神は社会主義であり、政府自体もそうなのは確かなんだ。
ただどう考えても「広く薄く」参加出来る「クールアメリカ」式の方が、成功確率も成長速度も速いでしょ。
クリエイターの立場を強化するのは、これまた長期的観点では良い方向に作用するし。
アメリカは全てに於いてこの感覚なんだよ。そしてこれを突き通してきているから、良いところはがんがん成長する。
「価値がある物には金を払う」なんだよ。
「図書館に本を買いたいから10ドル寄付してください。買うのはこの絵本。」の世界だからね。
その絵本を知っていて、子供に読ませたいと強く思うのなら、寄付すれば図書館に置かれるし、
いやその本は教育的に良くない、と思うのなら寄付しなければいい。そうやって回っている。
「クールジャパン」なんて間違っているどころか、逆に破壊しに来ている始末。断じて協力すべきではない。

そしてクリプトンは「クールアメリカ」ならぬ「クール試される大地」を実行可能な状況にある。
クリプトンについて観察する分には、これもしつこいが
>クリプトンにとって創作活動の最大化は社是・最終目的であって、
>何かのための通過点ではない(581)
なのはどうやらその通りで、まあこれもクリプトンの意志ならそれでおしまいなのだが、
個人的には、その先の「クール試される大地」≒「クリエイター補完計画」を実行して欲しいものだと思っている。
それにより、クリエイターの地位が向上し、そこにさらに良質なクリエイターが集結するような好循環が出来れば、
そこにはクリエイターの新世界が出来、ミクは新世界の神になれる。
こちらはミク厨ではないからミクが何になろうがどうでもいいのだが、
現在のこの国の問題は若者が将来を希望出来ないことであり、
これをぶち破る成果をもたらす可能性のある方策を実行可能な状態にあるのだから、やってみて欲しいと願う。