週刊新潮 2012年10月11日号
「悠仁さま」お茶大付属小確定で秋篠宮家「愛子さま」回避行動!
現在,お茶の水女子大付属幼稚園に通われる秋篠宮悠仁さま(6)は、来年には
小学校に内部進学なされることが確実視されている。いわば“袖にされた”格好の学習院。
その背景には、愛子さまをめぐる「ご事情」もあったというのだ。
9月11日、元赤坂の秋篠宮邸では恒例の「お茶会」が催されていた。この日は紀子妃の
46歳の誕生日であり、16時からの宴には、かつてお仕えしたOB職員ら約100人が出席していた。
「2つの応接間を繋げた会場では、果物やカナッペが供され、ビールグラスを手にお祝いしました」(出席者)
昨年は大震災から半年にあたり、会は中止となった。
「開始から40分ほど経ってお見えになった悠仁親王は、随分と成長されていました。一昨年は、
入り口の扉を開けるなり『お母さま!』と、無邪気に妃殿下のもとへ駆け寄られていましたが、
今年は、はにかみながらも落ち着いて来客にご挨拶されていました」(同)
そんな『未来のお世継ぎ』が、皇族の定石ともいえる学習院を選ばない――。
さる5月19日に初等科であった学校説明会に、秋篠宮ご夫妻の姿が見えなかったこともあり、
一気にその見方が広まったのだ。
■両家の『格』
「すでに保護者の間では、悠仁さまはそのまま進学されるというのが『共通認識』となっています」
とは、お茶の水女子大付属幼稚園の関係者。正式には12月の一般入試の前に、面談を受けて
園児の内部進学が決まるという。
週刊新潮 2012年10月11日号
「悠仁さま」お茶大付属小確定で秋篠宮家「愛子さま」回避行動!
「現在の環境は、紀子さまにとって非常に良いと思います。一昨年、大学の研究者でもある紀子さまに
制度が適用されたのを受けて悠仁さまが入園した際、『特別な枠だなんて』といった冷ややかな声も
一部にはありました。ですが、日を追ってそうした声は消えていったそうです」
それというのも、
「園のバザーなど行事にもとても協力的で、まさ年長組だけでなく、どの父母とも
『こんにちは、お熱いですね』などと気さくにご挨拶されているお姿を見ているからでしょうか。
悠仁さまともども、すっかり馴染んでいらっしゃいます」
保護者から警備態勢などへの不満が出ないあたり、愛子さまのケースとは大違い。
あえて他校に移る理由がないというのだ。
その愛子さまの存在も、志望校選択の重大な『要素』だった。宮内庁関係者の話。
「両殿下は、来年6年生になられる愛子さまと重なるのを避けたかった。
同時期に進学すればおのずと比較されます。秋篠宮家は皇位継承権のある男児を擁しながらも、
事あるごとに東宮家との格の違いを目の当たりにするでしょう。少なくとも学校生活においては、
そうしたしがらみは回避できるわけです」
むろん『格』だけが問題ではない。皇室ジャーナリストの松崎敏弥氏が、
「ともに学習院を出られたご夫妻。現在の母校の様子は、ご友人などからお聞きになっているそうです」
と明かせば、皇室評論家の渡辺みどり・文化服装学園大学客員教授も、
「学習院も、一連の愛子さまの不登校問題でイメージダウンしました。現在の教育が順調である以上、
学習院に進んで煩わしい問題が生じるような事態を避けられるのは、自然なことでしょう」
従姉弟同士、大きなコントラストがついてしまった。