女性自身 2012年9月18日号
紀子さま(45) “帝王教育” マル秘方針は「脱・学習院」「脱・美智子さま流」!@
ゲームは厳禁、テレビはNHKだけ…秋篠宮家のユニーク子育てをキャッチ!
悠仁さまが、お茶の水女子大学付属幼稚園に入園されてから2年半。
秋篠宮ご夫妻は、学習院初等科入学という選択肢を捨て、内部進学を決められたというー
「悠仁さまは7月に北海道、8月に軽井沢へ旅行されましたが、どちらの地でも、
虫捕りをされました」
そう語るのは秋篠宮家の関係者。
9月6日に6歳の誕生日を迎えられる悠仁さまは、楽しい夏休みを過ごされたようだ。
北海道ご旅行では、阿寒湖の付近にあるスキー場で昆虫採集をされ、虫を捕まえるたびに
秋篠宮さまへ、
「お父さま、カミキリムシです」
と、報告されていたという。
「(ウサギは)どうやって持ちますか」など、悠仁さまは3歳ごろから“敬語のプリンス”としても
話題になっていた。悠仁さまのお言葉遣いからは“皇族として、正しい日本語を使わせたい”という
紀子さまのお母さまとしての強いこだわりも伝わってくる。
秋篠宮家の教育について、ご夫妻の知人が明かす。
「紀子さまの教育方針の一つは“子供たちにテレビ番組が見せない。ゲームは厳禁”というものです。
携帯ゲームやテレビゲームは秋篠宮家にはなく、眞子さま、佳子さま、そして悠仁さまにも、
いっさいふれさせてらっしゃいません。
テレビは秋篠宮邸にも置いてありますが、眞子さま・佳子さまも中学生ごろまで、世間で
どんなバラエティ番組は放映されているかなどは、ほとんどご存じなかったようです。
お子さま方が見るのを許されているのはニュースと自然ドキュメンタリーだけだそうです」
ちなみにNHKで放映されている動物番組「ダーウィンが来た!〜生きもの新伝説〜は
数少ない例外番組の一つ。悠仁さまは、お父さまと一緒にご覧になることを楽しみにしているという。
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紀子さま(45) “帝王教育” マル秘方針は「脱・学習院」「脱・美智子さま流」!A
“テレビ禁止”は、もともとは紀子さまの実家・川嶋家のきまりだった。
皇室ジャーナリストの松崎俊弥さんによれば、
「紀子さまが住まわれていた学習院の職員住宅では“川嶋家にはテレビがない”という話は有名でした。
お父さまの川嶋辰彦学習院大学名誉教授の教育方針は、『テレビを見る時間があるなら、
読書をしたり、みんなで音楽を聴いて一家団らんをしたりすべき』というものでした」
■恩師が明かした紀子さまの成績不振
意外なことだが、少女時代の紀子さまは日本語があまりお得意ではなかったという。
1歳から6歳までアメリカで生活した後に帰国されたが、ら行の発音が苦手だったというのだ。
また学習院女子高等科時代の恩師は、次のように語ったこともある。
「帰国子女だった紀子さまは、私の受け持ちの国語はあまり得意ではありませんでした。
それで一度、家の方を学校にお呼びしたことがあったのですが、ご両親が揃ってみえました」
(『週刊現代』’06年9月2日号)
“日本語コンプレックス”を持たれていたためか、紀子さまは人一倍、美しい日本語にこだわられるようになった。
紀子さまの知人で、子供を学習院に通わせていた女性は次のように語る。
「紀子さまの会話の特徴は言葉遣いに気を使われながら、ゆっくり話されることです。
学習院初等科では、ほかにも子供にテレビを見せないと決めている保護者達がいました。
バラエティ番組などは出演者の話すテンポが速く、言葉遣いも乱暴なので、子供たちの言葉が
荒れてしまうことも心配していたのです。紀子さまも同じことを考えてらしたのでしょう」
ご自身も途中に海外生活をはさみつつ、初等科から大学まで学習院に通われた紀子さまだが、
「来春、悠仁さまは学習院初等科ではなく、お茶の水女子大学付属小学校に入学される予定です」
(宮内庁関係者)
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皇位継承問題などについいても研究している京都産業大学の所功名誉教授は言う。
「皇族が学習院に入学する利点の一つは、幼稚園から大学まで一緒に成長していける“ご学友”を
得ることができることです。幼いころから知り、一生を通じて心置きなく話すことができる友人は、
特別な立場でいらっしゃる皇族方にとって貴重です。
特に孤高の存在になる天皇にとって、真のご学友は、大きな支えになります。
私は、悠仁さまにも学習院初等科に入学していただき、長い時間をかけ、お心を許せるご友人を
作っていただきたいと考えているのですが…」
悠仁さまが学習院初等科に入学されないとすると、皇室の伝統的な意味での学友作りは
難しくなるというのだ。
3人のお子さま方を学習院に通わせ続けた美智子さまは、そのご友人たちにも格別の配慮を
されていたという。
■学習院に進学されない理由
皇太子さまのご学友は次のように語る。
「美智子さまは(皇太子殿下の)同級生の名前を一人一人フルネームで覚えていらっしゃいました。
私もお手製のスープをごちそうしていただいたこともありましたし、東宮御所の庭で遊んで
泥だらけになったときには、服を貸してくださったこともあります」
紀子さまが決意された“脱・学習院”は、美智子さま流の“お友達作り”からの脱却も意味する。
紀子さまのご選択について前出の宮内庁関係者は、
「お茶の水女子大学付属幼稚園に入園されてから2年半、悠仁さまのご様子はほとんど知られていませんが、
これは“情報流出”がないことを意味しています。その点も秋篠宮ご夫妻にとって好印象だったようです。
また学習院初等科に入学されますと、運動会や文化祭など、何かにつけて愛子さまと比較される
こともあるでしょう。そういった心配がないほうが、悠仁さまのご成長の環境としてはふさわしいと、
お考えなのだと思います」
男子皇族として初めて国立小学校ご入学へ。
悠仁さまの“帝王教育”は今後も前例のない形で進められていくー。