日の丸・君が代 総合スレ Part57

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57朝まで名無しさん
*墨括弧は引用者が付加。

 【【【国土】の防衛】は、わがスイスに昔から伝わっている伝統であり】、【わが連邦の存在そのものにかかわる】ものです。
そのため、武器をとり得るすべての国民によって組織され、近代戦用に装備された強力な軍のみが、
侵略者の意図をくじき得るのであり、【これによって】、われわれにとって最も大きな財産である【自由と独立が保障される】のです。
 今日では、戦争は全国民と関係を持っています。国土防衛のために武装し訓練された国民一人一人には、
「軍人操典」を与えられますが、「民間防衛」というこの本は、わが国民全部に話しかけるためのものです。
この2冊の本は同じ目的を持っています。つまり、どこから来るものであろうとも、あらゆる侵略の試みに対して
有効な抵抗を準備するのに役立つということです。
 われわれの最も大きな基本財産は、自由と独立です。
【これを守るために】、われわれは、すべての民間の力と軍事力を一つに合わせねばなりません。
しかし、このような侵略に対する抵抗の力というものは、即席にできるものではありません。
抵抗の力は、これに参加するすべての人々が、
自分に与えられた任務と、それを達成するため各自の持つ手段方法を、理解し、実地に応用できるように訓練して、
初めて有効なものとなるのです。そこで、致命的な他からの急襲を避けるためには、今日からあらゆる処置をとらねばなりません。
58朝まで名無しさん:2012/01/29(日) 20:29:16.41 ID:iKS1NILN
 われわれは、脅威に、今すぐに直面しているわけではありません。この本は、危急を告げるものではありません。
しかしながら、国民に対して、責任を持つ政府当局の義務は、【最悪の事態を予測し、準備する】ことです。
軍は、【背後の国民の士気がぐらついていては頑張ることができません】。その上、近代戦では、
【戦線は至るところに生ずるものであり】、空からの攻撃があるかと思えば、すぐに他の所が攻撃を受けます。
軍の防衛線のはるか後方の都市や農村が侵略者の餌食になることもあります。
【どの家族も、防衛に任ずる軍の【後方に隠れていれば安全だと感じることはできなくなり】】ました。
 一方、戦争は武器だけで行われるものではなくなりました。戦争は心理的なものになりました。
作戦実施のずっと以前から行われる【陰険で周到な宣伝は、国民の【抵抗意識】をくじくことができます】。
【精神―心がくじけたときに、腕力があったとて何の役に立つでしょう】。
反対に、全国民が、決意を固めた指導者のまわりに団結したとき、だれが彼らを屈服させることができましょうか。
 民間【国土】防衛は、まず【意識】に目覚めることから始まります。われわれは生き抜くことを望むのかどうか。
われわれは、財産の基本たる自由と独立を守ることをのぞむのかどうか。

――【国土の防衛】は、もはや軍にだけ頼るわけにはいきません。われわれすべてが新しい任務につくことを要求されています。
今からすぐにその準備をせねばなりません。われわれは、老若男女を問わず、この本と関係があるのです。
この本は、警告し、相談に乗り、教育し、激励します。私どもは、この本が国民に安心を与えることができることを望んでいます。