【雅子妃】皇室における東宮問題を語りつくす【小和田家】★53
月刊現代(2006/11)特集 悠仁親王誕生と皇室の未来/私たちにとって「天皇」とはいかなる存在か 本音の皇室論 中盤1/3
※跡継ぎは陛下ご自身が決めるべき 一水会顧問・鈴木邦男氏
・昨年11月に出た女帝容認の報告書。しかし紀子様がご懐妊されるやその論議は雲散霧消してしまった。あの騒ぎは何だったのか。
・現代はライフスタイルの多様化で家族形態も様々であるにもかかわらず、多くの人が皇室に関しては認めたがらない。
・以前の私は男系男子が当然と思っていたが、女帝を容認できるようになった背景には三島由紀夫の影響が大きい。
・「憲法改正草案」で女帝を容認していた三島は、男系男子にこだわっていては、いずれ破綻が生じる時代が来ることを見越していたのだろう。それで私も女帝容認に傾いた。
・タイ王室の例が一番いいと思う。現国王が後継を指名し、女子の継承も認めている。
いっそ天皇陛下ご自身に跡継ぎを決めていただければいい。むしろその方がスッキリする。
・(典範改正を巡る議論を見ていると)発言する機会すら与えられていない天皇は「人間」ではなく「ロボット」のようで不敬。もっと自由があってもいいと思う。
※「幸せの一ページ」の恩人 萩本欽一氏
・'98年長野オリンピック閉会式で司会を務めたとき両陛下とテレビに映ったのを見て、芸人になった息子を認めようとしなかった母が20年間を取り戻そうとするかのようになった。
・できることなら皇室の皆様にもっと外に出かけて欲しい。ござを敷いてのお花見や家族一緒に川で釣り糸を垂れている姿を拝見したい。
紀子様の握られたおにぎりなんてぜひ見たいし、それを隣にいる人にそっと渡される光景…。日本中が幸せな気分になる。
・個人的にはたとえ女性天皇でも賛成だった。愛子様のあのかわいらしさと笑顔が大好き。
・(ゴールデンゴールズについて述べた後)天皇家のご家族のあり方は、そんなお手本になっているように思う。