一方、外堀を埋められつつある自民党執行部は、この動きに戦々恐々。
「巻き起こる『脱原発』の動きを会見で聞かれた菅官房長官は、『我が国には言論の自由がある』と澄ました発言をしたが、内心はハラハラ。財界筋からも『小泉をどうにかしろ!』と耳打ちされ、安倍総理も頭を抱えているという。
消費税増税に踏み切ったばかりの臨時国会で、原発問題を突き上げられれば、政権支持率が危険水域に達する可能性もある。長期政権も泡と消えかねない状況なのです」(前出・政治部デスク)
ちなみに、当の進次郎氏はマスコミ筋に「父は父、私は私」とコメントしているが、その裏では小泉元総理と呼応した動きを見せているという。
「実は、進次郎は復興政務官が確実視されたころに『どうすれば、原発を減らせる環境を作れるか』と周囲に漏らしていたという。その発言は小泉氏の動きと一致しており、親子鷹の『脱原発』『総理就任』を狙っているフシもあるのです」(前出・自民党議員)
果たして、この動きが7年後の「進次郎総理誕生」につながるのかが見モノといえる。
http://wjn.jp/article/detail/5441163/
496 :
朝まで名無しさん:2013/10/23(水) 20:53:01.58 ID:6AS+w/Ar
風知草 覆面官僚作家、現る=山田孝男− 毎日jp
2013年10月14日06時02分 毎日新聞 東京朝刊
話題の新刊「原発ホワイトアウト」(若杉冽(れつ)、講談社)は、現役キャリア官僚の覆面筆者による小説仕立ての内部告発である。
覆面作家は脱原発を鼓吹しないが、推進論の弱点を突いて鋭い。特に原発テロへの無防備を問い、平和利用なら危険なしという「平和利用ぼけ」をあぶり出す構成が出色である。
原発は、送電線の中継鉄塔が倒壊するだけでメルトダウンに至る可能性がある。鉄塔を守れという議論は2011年の事故直後からあった。電力会社は送電線網の情報不開示などの対応をとってきたが、原発につながる1000本以上の鉄塔は今も無防備のまま放置されている。
アメリカは核兵器と原発の維持管理に同じレベルのセキュリティーを施している。7日放映のNHKスペシャル「原発テロ/日本が直面する新たなリスク」の主題がこれだった。
http://mainichi.jp/opinion/news/20131014ddm003070192000c.html 「原発ホワイトアウト」は脱原発を阻む原子力ムラの再結束を冷ややかに描いていく。
原発を守り、送電線網を守り、他人を疑い、相互監視、密告奨励、重武装の日本社会をつくる。そのために、地域独占の価格形成力によって今も維持されている電力会社の政界工作、世論対策資金の徴収システムを守りぬく??。
http://mainichi.jp/opinion/news/20131014ddm003070192000c.html
小泉元首相に学ぶ、話のインパクトを強めるコツ 達人に学ぶ「伝わる技術」
2013年10月14日(月)
先日、小泉純一郎元首相のお話を聞く機会をいただいた。
原発の是非について、最初は比較的淡々と話をなさったかと思うと、場の空気を読んだのか、ふいに歴史の混沌の中で日本人がいかに順応してきたかといった話に切り替えていく。すると、言葉の強弱がずいぶんとはっきりしてきた。
小泉元首相の話し方は特徴的だ。言葉が短く、自己を投影したエピソードが多く、強弱の付け方がはっきりしており、誰にでもわかりやすい表現が多くみられるなど、スピーチの上手である。
http://president.jp/articles/-/10810
501 :
朝まで名無しさん:2013/10/24(木) 07:28:08.21 ID:JKej5XFK
502 :
朝まで名無しさん:2013/10/24(木) 23:36:37.79 ID:8JJTUDgs
FNNニュース 小泉元首相、講演で原発ゼロ訴え「原発ゼロの方向打ち出すべき」
(10/16 18:27)
久しぶりに許されたカメラ取材で、冒頭から語り始めたのは、原発ゼロだった。
小泉元首相は、「福島県の原発事故、そのあとのさまざまな問題を考えてみると、日本で原発をこのまま推進していくのは、無理だなと感じ始めました」、
「8月の汚染水の問題が出ている、はるか以前から、(原発)推進論者との議論の中でも、はっきりと私は、原発ゼロがいいと主張していた」などと語った。
原発ゼロを訴える理由について、小泉元首相は「わたしが原発ゼロにしろという一番の理由は、いくつかありますけど、一番の理由は、処分場がないことです。それ(放射性廃棄物)をきっちりと、危険のないように保管する場所、どこにもない。日本は」と話した。
さらに、「原発ゼロなんてやったら、日本の経済成長できないよ。また日本が貧しい国に落ちていく。そうではない。今まで、原発は安全でコストが安いと言ったけど、信じる人はほとんどいないでしょう。わたし、もう信じませんね」との持論を展開した。
コストが火力より安いとされる原子力発電がなくても、日本は十分、経済成長できるというわけだった。
しかし、小泉元首相は、首相時代の2006年1月、施政方針演説で「原油価格の高騰が続いていますが、安全を大前提とした原子力発電の推進に取り組んでまいります」と語り、原発推進の立場を鮮明にしてきていた。
その変節に戸惑うのは、再稼働を進める現在の政府・与党だった。
4日、自民党の村上 誠一郎議員は「はっきり言うと、小泉(純一郎)さんは、これ(原発問題)だけでいいかもしれないけど。われわれは、財政の関係や貿易収支の問題など、いろいろ考えるわけよ。俺も、小泉さんみたいな単細胞になりたい」と語っていた。
507 :
朝まで名無しさん:2013/10/27(日) 15:13:58.99 ID:8ZZsY+Vb
>その背景には、ことし(2013年)の夏、フィンランドのオンカロ最終処分場ですが、そこを視察したことによって、やはり、原発はもう、ゼロにすべきであると確信したと。
今原発をやめても、核廃棄物は残る。むしろ今原発を止めれば、一段落ついたことで有権者の興味は逸れ、
自分の当選ばかり気にする政治家は興味を失い、その処理方法の検討が中途に断絶しかねないような
地獄に陥る。同じタイミングで起こった地震津波のマスコミでの取り上げられ方を見れば、バカでも
理解できることだろう。
小泉が現場から離れてボケたのは誰の目にも明らか。その尻馬に乗る小沢も同様だ。
世論が口出ししない方が外国への委譲がスムーズになるという話なら、それはありだと思うけどね。
ケイパビリティ。
世界の安定でも、日本のクソフェミの抑止にも役に立つ概念だ。
508 :
朝まで名無しさん:2013/10/28(月) 04:12:45.58 ID:eT8epiNG
米紙、小泉氏の脱原発主張を評価_デイリースポーツonline
2013年10月16日
【ニューヨーク共同】15日付の米紙ニューヨーク・タイムズは社説で、小泉純一郎元首相による原発ゼロの主張を取り上げ「日本は小泉氏の介入を歓迎し、原子力発電の将来に関する健全な議論を始めるべきだ」と訴えた。
東京電力福島第1原発事故後も健全な議論は行われていないと指摘。国会の事故調査委員会が「福島(の事故)は人災だったと結論づけたのに、国会での真剣な議論にはつながらなかった」と批判した。
社説はまた、小泉氏の「大胆で新しいスタンス」は、原発の再稼働や海外輸出を追求する安倍晋三首相に対する異議申し立てになると分析している。
http://www.daily.co.jp/society/world/2013/10/16/0006423189.shtml
小泉純一郎が繰り返す「原発ゼロ」発言 その真意は
2013/10/ 4 07:00 AERA2013年10月7日号
「反原発発言は、安倍政権に対する不満からでしょう。再稼働にカジを切った政権に対して、強烈に異議申し立てしたいのだと思います。
さらに、バラまき路線の経済政策に対しても不満を募らせている。真の改革は国民にも痛みを強いるもの、というのが小泉さんの持論だからです」(先の永田町関係者)
だからか政権の周辺は戦々恐々としている。
「毎日新聞のコラムが出て、息子の進次郎議員をはじめ連動する動きがないか注視しました。やはり政局観は抜群ですからね」(内閣情報調査室関係者)
こうした小泉発言に呼応したフシがあるのは、むしろ安倍首相自身だった。
コラムの掲載後、東京五輪招致が決定した国際オリンピック委員会(IOC)総会直後の9月7日の会見で、「原子力比率は引き下げる。3年程度の間に再生可能エネルギーの普及と省エネルギーの推進を最大限加速させる」と踏み込んだ。
「再生可能エネルギー」と「省エネルギー」は2月の施政方針演説でも触れたが、明らかに原発再稼働のトーンを引っ込めている。
「小泉さんは自分の発言の影響をわかった上で言っています。ただ、安倍さんの足を引っ張るというよりは、前のめりな安倍政権を抑制しようということでしょう。高支持率でも、やみくもに再稼働に突き進むと足をすくわれるぞ、というメッセージです。
電力業界に近い議員が安倍さんにプレッシャーをかける中、小泉発言は防波堤にもなる。安倍さんも、そのへんはわかっていますよ」(自民党関係者)
http://dot.asahi.com/aera/2013100200039.html
513 :
朝まで名無しさん:2013/10/28(月) 18:05:51.27 ID:0TsAdmnO
514 :
朝まで名無しさん:2013/10/29(火) 03:51:35.98 ID:DCNHf6Xk
小泉純一郎元首相と小沢一郎代表の巧妙な「原発ゼロ」政略に、巨大与党とマスメディアが踊り始めた
板垣英憲 2013年10月17日 03:43
巨大与党と弱小野党という構図の下で、「脱原発(原発ゼロ)派」として共感し合っている小泉純一郎元首相と小沢一郎代表が「原発推進派」を「抵抗勢力」と決めつけて、仕掛けている政界大編成の動きが次第に「起爆力」を発揮し始めている。
つまり、小泉純一郎元首相と小沢一郎代表の巧妙な「原発ゼロ」政略に、巨大与党とマスメディアが踊り始めたのだ。
自民党内では、「反原発派」として孤軍奮闘している河野太郎副幹事長(衆院神奈川15区、当選6回)と小泉純一郎元首相の二男・小泉進次郎内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官(前自民党青年局長、衆院神奈川11区、当選2回)が、
「原発ゼロ派」として「湘南連合」を形成する可能性が大である。
自民党内は、「原発利権」に汚染されていない新人議員が多数を占めており、また、自民党青年局長時代から小泉進次郎復興政務官を慕っている仲間が80人から90人いる。つまり、表向きは口に出せなくても、内心は「原発ゼロ派」が過半数を占めていると見られている。
これに対して、原発推進派の中心人物である甘利明経済再生相(衆院神奈川3区当選10回)は、小泉純一郎元首相を牽制するのに躍起だ。
小泉純一郎元首相と小沢一郎代表が水面下で連携している巧妙な「政略」が、徐々に「実効」を示してくると、「抵抗勢力の中心人物」つまり「頭目」というレッテルを貼られかねないからである。
マスメディアも、小泉純一郎元首相との巧妙な「政略」にまんまと引っかかってきている。とくに小泉純一郎元首相のマスメディア戦略は、小沢一郎代表も「真似できない」と舌を巻いているほど、天下一品である。
「原発推進派」(抵抗勢力)VS「脱原発(原発ゼロ)派」を選別し、脱原発(原発ゼロ)」を時代の主流にするための「世論形成」に働かせられつつある。そのために、小泉純一郎元首相に対して、しつこく「真意」を確認しているのだ。
石破茂幹事長は政調会長時代、青年局長の小泉進次郎復興政務官とともに「全国行脚」し、マスメディアから「師弟関係にある」と評され、小泉進次郎復興政務官を「将来の首相に」と持ち上げてきた。
このため、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」をめぐる政略にかなり、面喰い、戸惑っている。とりわけ、小泉純一郎元首相の背後に小沢一郎代表の影がチラついていることに神経を尖らせている。
なぜなら、1993年、政治改革法案をめぐって自民党から役職停止処分を受けたため笹川尭と共に離党し、改革の会に参加した後、新党みらい、柿澤自由党、改革の会が合流した自由改革連合を経て、小沢一郎代表がリードした新進党結党に参加した。
だが、小沢一郎代表が提唱する安全保障政策に賛同できず、新進党を離党して決別、1997年に自民党に復党した経緯があるからだ。
だから、小泉純一郎元首相と小沢一郎代表とが水面下で連携していることに、戸惑っているのだ。小泉進次郎復興政務官との「師弟関係」にヒビが入ることも懸念材料になる。
http://blogos.com/article/71812/
小泉元総理 改めて脱原発を強調 安全信じない(エコノミックニュース)
2013年10月17日 07:30
小泉純一郎元総理は16日の千葉県での講演で「原発ゼロは無理だなぁ。原発ゼロなんていうのは無責任だなぁという声が強いが、わたしなりに勉強した結果、そうではない」と脱原発の必要を改めて強調した。
小泉元総理はフィンランドの放射性物質最終処分場を視察し、地下400メートルに放射性廃棄物を10万年保存することに「日本で400メートル地下掘ったら、温泉が出てくる。原発をゼロにしなければならない理由の一番は処分場がないということだ」と訴えた。
http://economic.jp/?p=28095 福田氏「脱原発は困難」小泉元首相と一線 ― スポニチ Sponichi Annex
10月17日 18:58
福田康夫元首相は17日、東京都内のシンポジウムに出席し、政府のエネルギー政策を「脱原発」へ直ちに転換するのは難しいとの認識を示した。
「原発をすぐ無くすのは、言うのは簡単だが実際にそうはいかない。日本が原発をやめたら石油やガスの値段が急騰する」と述べた。「原発ゼロ」を提唱する小泉純一郎元首相と一線を画した形だ。
一方で「東京電力福島第1原発事故で原発に対する信頼が無くなった。新しいエネルギーの開発を進めなければいけない」と、原発依存から脱却する必要性も指摘した。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/10/17/kiji/K20131017006828150.html 小泉政務官「父は父だ」元首相の原発ゼロ発言:日本経済新聞
10/17 20:39
小泉進次郎内閣府政務官は17日、父親の小泉純一郎元首相が「原発ゼロでも経済成長できる」と発言したことについて「父は父だ。今までと同じことを言っている」と国会内で記者団に語った。
小泉政務官は「政府の一員としてできる限り原発依存度を下げていく」と強調。原発の再稼働に関しては「安全が最優先。信頼を得られるようにしたい」と述べた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1703Y_X11C13A0PP8000/
続報真相 小泉進次郎・復興政務官は本当に「脱原発」なのか− 毎日jp
10月18日15時44分 毎日新聞 東京夕刊
政治家として順風満帆にみえるが、「原発、エネルギー政策を含めて、何をしたいのかみえてこない」とノンフィクションライターの常井(とこい)健一さんは厳しく指摘する。
昨年末の衆院選以降、今夏の参院選の遊説などに密着し、「小泉進次郎の闘う言葉」(文春新書)を出版した。
例えば、進次郎氏は2011年6月、大学生を前にした講演会でこう述べている。
「(原発を)今すぐスイッチオフすべきだという考えはとらない。安全性を高め、地域の理解が得られれば稼働させ、将来的に自然エネルギーが安定した供給源になれば止めればいい」。
今年7月の福井県内での街頭演説では「原発をこのまま続けるのか、止めるのか。党内で激論を交わしてけんかしてでも前に進めていく」。
常井さんは「他の自民議員ならあえて踏み込まない部分に触れるため、脱原発かと思わせる。しかし同時に、自民の公約の範囲の発言でもある。どちらにも解釈できることしか言っていない」。
http://mainichi.jp/feature/news/20131018dde012010013000c2.html 同僚議員はどう見るか。進次郎氏は同期当選の議員3人と「四志の会」を作り、たびたび勉強会を開いている。その会合が8日、東京都内の中華料理店であった。
テーマは復興とエネルギー政策。経済産業省若手官僚らが加わり、杯を傾けながら再稼働問題や原発依存度を下げる方策などを議論した。
ある参加者は「進次郎氏は反原発という感じではないが、放射性廃棄物の最終処分はどうするのか、など素朴な疑問を抱いているようだ」と打ち明ける。別の一人は「減原発の印象はある。エネルギー政策についてはいろんな選択肢を考えていいと発言していた」と振り返る。
自民幹部は「人気はあってもまだ2年生議員。復興政務官として結果を出せなければ、『やはり人寄せパンダか』と経歴に傷がつく。さらに脱原発を叫べば今後の役職も危うい。今は裏方に徹する時期だと考えているのでは」と推測する。
http://mainichi.jp/feature/news/20131018dde012010013000c3.html
520 :
朝まで名無しさん:2013/10/29(火) 23:23:07.54 ID:q1u3hehT
523 :
朝まで名無しさん:2013/10/30(水) 08:28:39.64 ID:tB5KD7eu
元総理から現総理へのメッセージ
2013年10月20日 『週刊現代』10月26日号
小泉氏は内閣改造の直前に、政策金融改革について谷垣禎一財務相と中川昭一経産相を経済財政諮問会議の席上で、「役人の言いなりになるな」と叱責したことがあった。その後の改造人事ではともに再任したものの、小泉氏一流の人心掌握術だった。
今回の脱原発発言も、政治勢力の結集というより、安倍総理に向けた「親心発言」ではないのだろうか。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37263?page=2 原子力ムラの狙い|菅直人オフィシャルブログ「今日の一言」
10-20
原発再稼働を求めているのは電力業界の収益を黒字化したい勢力、つまり原子力ムラだけだ。
講談社から出版された「原発ホワイトアウト」にあるように、総括原価方式の電力業界は年間数兆円に上る設備投資を割高に発注することにより、
膨大の資金をプールし、それをマスコミの広告料、学術、文化、スポーツの協賛金、そして政治的支援などの当てることで、原発反対の世論をうまく抑え込んできた。
3・11福島原発事故から2年半、その構造が生き残っているうちに原発再稼働やリプレイスという理屈で原発新設の流れを作ろうというのが「原子力ムラ」の狙い、と「原発ホワイトアウト」の著者は見破っている。
民主党内のエネルギー関係の会議でも「2030年代原発ゼロ」の民主党の方針を見直せと原子力ムラに連なる労働組合出身の議員が発言したそうだ。さすがに同調者はほとんど無かったようだ。
逆に、自民党内で小泉さんなど「原発ゼロ」の発言が目立っている。
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11644434876.html 小泉氏vs読売…原子力発電所めぐる論争が激化 _ Joongang Ilbo _ 中央日報
10月21日08時21分
http://japanese.joins.com/article/314/177314.html?servcode=A00§code=A00
ドクロ・マーク付「原発推進派」読売新聞が、バラ色付「原発ゼロ派」小泉純一郎元首相に病的噛みつき
板垣英憲 2013年10月22日 03:46
マスメディアのなかで、読売新聞は、「原発推進」旗振りの最先頭に立ってきた。
その元祖は、読売新聞社主だった正力松太郎・初代科学技術庁長官(警察官僚、警視庁警務部長時代、皇太子・摂政宮裕仁親王=後の昭和天皇=暗殺未遂の虎ノ門事件を防げなかった責任を問われ懲戒免官、
後に読売新聞の経営権を買収、社長に就任、第8代 国家公安委員会委員長などを歴任)が、米CIAの要請を受けて、原子力政策を推進、
これを助けたのが、中曽根康弘元首相(旧内務官僚=警察官僚、科学技術庁長官、防衛庁長官などを歴任)である。
読売新聞グループの渡辺恒雄本社代表取締役会長・主筆(読売巨人軍取締役会長)は、政治部記者時代「鳩山派」から中曽根康弘担当記者となり、「原発推進派」旗振りを引き継いできた。
それだけに、読売新聞は、いまさら「原発安全神話」を捨てて、「脱原発」とか「原発ゼロ」に大転換することはできない。そんなことをすれば、完全自己否定、否、完全自社否定することになる。
そうなると、発行部数公称1000万部の「日本一」を誇る大新聞の地位が崩壊しかねない。そこでなりふり構わず、小泉純一郎元首相を叩いているのだ。
しかし、小泉純一郎元首相は、いまや「原発ゼロ」を主張するのに相変わらず「恐れず、怯まず、とらわれず」の姿勢だ。郵政民営化を実現するのに使った「抵抗勢力」というレッテルを「原発推進」を墨守する読売新聞にも貼りつけようとしている。
中央政界内で「原発推進派=抵抗勢力」VS「原発ゼロ派」の図式が出来上がりつつあり、これに続いて、今度はマスメディアの番ということだ。この巧妙な作戦に読売新聞が、まんまと引っかかってきたということである。
http://blogos.com/article/72113/
528 :
朝まで名無しさん:2013/10/31(木) 07:36:47.77 ID:rCHQmKSh
小泉父子に脱原発ができるはずがない
天木直人 2013年10月22日 09:44
小泉父子には脱原発はできないし似合わない。
なぜか。いみじくも寺島実郎が言っているように脱原発を本気で行なおうとすればそれは日米同盟と決別する覚悟がなくては出来ない。米国の世話になってここまで来れた小泉父子にそれができるはずがない。
加えて原発推進は世界の趨勢だ。
きょう10月22日の朝日が報じているように英国政府は新たな原発を建設することで仏や中国の電力会社と合意したという。
原発を止めればこのような世界の経済・技術活動の流れに取り残されることになる。
ますます中国の影響力が強まっていく。
このことは核兵器が、廃絶どころか、どんどんと世界に広がっているという現実とも一致する。
世界は理想とは逆の動きに加速しているのである。
それでも核は人間性と共存しないという理想を掲げて原発廃止に突き進むことは尊い。
そしてそれはあたかも憲法9条を掲げて世界に広めようとすることと見事に一致する。
そうなのだ。脱原発を唱える事は、憲法9条を世界に広めて平和を実現することと同じく、究極の理想主義を貫くことである。
しかしそれこそがまさしく小泉純一郎にもっとも欠けている資質であり、もっとも似つかわしくないことなのだ。
人間似つかわしくないことを言ったりやろうとしてもうまく行くはずがない
http://blogos.com/article/72130/
「彼は、党人や組織の一員ということには非常にこだわる。政務官を受けたのは党人としての筋だ。でも、昨年末の第2次安倍内閣発足時に打診されたときは『青年局長を続けたい』と断っている。
今回は受けざるを得なかったが、復興政務官という希望は通した。単なるイエスマンじゃない。時機を見て、脱原発を言及し始めるだろう」
私(鈴木)も数は多くないが、進次郎氏と一対一で話し、思いを聞いてきた限りでは、若手議員らに同感だ。
進次郎氏は、東日本大震災直後から自分の車に支援物資を積み込んで、何度も被災地に入った。人生で初めて目の当たりにした大災害や苦しむ被災者に、進次郎氏の政治意識は変わった。進次郎氏は私にこう言った。
「被災地に何度も通って政治の原点が見えてきた。政治とはただ1つ、『1人ひとりの声を聞く、そして困っている人を助ける』ということなんですよ。私の政治行動や意識がガラッと変わりました。被災地が教えてくれたことは『政治家・小泉進次郎』のすべてと言っていい」
震災発生日の毎月11日に、青年局メンバーで被災地に出向く「チーム11(イレブン)」の活動も熱心に続けてきた。進次郎氏はこう語った。
「私は10年後の東北を想像するんです。そのときに地元の人と酒を酌み交わしたい。ああ、ここまでやってきたね、と。そして逆に、10年後に振り返ったとき、自分があのとき何をしていたか、恥じないようにしたい」
進次郎氏のこうした思いは、明らかに「原発はよしとしない」だと、私は思う。
小泉元首相が投げ込んだ「原発ゼロ」という大きな石は、永田町にさまざまな波紋を広げている。「脱原発」新党を模索する野党幹部をはじめ、小泉発言の背景に石油メジャーの陰謀を指摘する見方もある。
ともかく、小泉親子が主役の舞台がしばらく続きそうだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131022/plt1310220733001-n2.htm
小泉元首相「日本人は原子力嫌い」 元側近が発言明かす:朝日新聞デジタル
2013年10月22日22時51分
小泉純一郎元首相が首相在任中、「日本人は歌舞伎は好きだけど原子力は嫌いだ」と述べていた――。細田博之元官房長官が22日、原発を推進する自民党議員連盟の会合で明らかにした。細田氏が小泉内閣で官房長官を務めていたときに本人から聞いたという。
http://www.asahi.com/articles/TKY201310220325.html 安倍首相“脱原発”あくまでNO 「師匠」小泉元首相と決別か? - ZAKZAK
10.22
小泉氏は「原発ゼロでも経済成長できる」と豪語するが、現状では、コスト面や供給量などで再生可能エネルギーには頼れず、回復基調にある日本経済の足を引っ張りかねない状況だ。
エネルギー問題に詳しいジャーナリストの石井孝明氏は「安倍首相の発言は当然だ。現在、1日100億円もの燃料代がかかり、日本経済は出血状態にある。
大物財界人は『アベノミクス第4の矢は原発再稼働で十分だ』と発言している。国民の不安を取り除き、原発利用の明確なメッセージを出す時機に来ている」と語っている。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131022/plt1310221205003-n1.htm 中曽根氏企画の本復刊 小泉氏は「脱原発論」 元首相、出版相次ぐ - MSN産経
10.23 10:23
小泉純一郎元首相が、年内にも「脱原発論」を中心とする著書をプレジデント社から出版することが22日、分かった。平成21年の政界引退後、自著を出すのは初めて。
関係者によると、小泉氏が9月に同社のイベントで講演した縁で出版話がまとまった。すでに執筆作業に入っており、「日本人論」も盛り込まれる見通しだという。
一方、小泉氏への自民党内の反発は22日も続いた。小泉内閣で官房長官を務めた細田博之幹事長代行は22日の党電力安定供給推進議員連盟の会合で、首相時代の小泉氏が「日本人は歌舞伎は好きだが、原子力は嫌いだ」と語っていたとの裏話を紹介。
細田氏は「非常に感覚的な発言だ」と苦言を呈し、安全が確認できた原発の再稼働を目指す政府・与党の方針に変更がないことを強調した。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131023/trd13102310250007-n1.htm
自民党内で警戒される小泉進次郎の孤独と暴発
2013/10/23 11:30 週刊朝日11月1日号
ぶら下がり取材に対し、一貫して、父の「脱原発」とは一線を画す姿勢を見せている進次郎氏。
しかし、今月7日の名古屋の講演では、「このままなし崩し的に進んで本当にいいのかと、国民は感じているのではないか」と発言。経済重視で原発再稼働に突き進む安倍首相に対し、牽制球を放っていたのだ。
「二世議員の多い自民党ですが、キズナの深さはやはり小泉親子が一番です。今も折に触れ、進次郎氏はさまざまなアドバイスを受けていると聞きます。いずれは父の脱原発に同調し、安倍政権に矢を放つこともあるのではないか。
そんな動きを予測してか、進次郎氏と距離を取り始める若手議員も出てきています。『危険人物』ということでしょうか。これまでは黙っていても人が集まってきた進次郎氏ですが、父親の発言を機に遠心力が働いている格好です」(自民党中堅議員)
青年局長時代は毎週、カレー昼食会を主催し、約50人の若手同僚に自分の考えや真意を伝えることができたが、そういう場がなくなったことも、人が離れる一因だという。
先月末には、政府が検討している「復興特別法人税の前倒し廃止」について、「被災地のみなさんはいい思いはしていない」と異を唱えていた進次郎氏。今後、安倍首相や自民党に背き、父に同調して脱原発へ動くこともあるのではないか?
親子と関係の深いあるジャーナリストは、「原発再稼働の時期が大きなヤマ場になる」と指摘する。
「現在、4電力会社が計6原発の再稼働を申請していますが、来年春にも続々と再稼働する可能性がある。福島県を中心とする被災地には脱原発を望む感情が強く、『なぜ再稼働するのか』と小泉政務官に詰め寄るケースも出てくるでしょう。
そういう声を聞くうちに、脱原発に振り切れることもあるのではないか。安倍首相に辞表を提出し、公然と批判することだってあるかもしれません」
小泉親子が、安倍首相に「抵抗勢力」と言われる日は、そう遠くないかもしれない。
http://dot.asahi.com/wa/2013102300010.html
小泉元首相の「脱原発」発言は何をもたらすか〈日経BPネット〉
2013年10月24日
小泉さんは衆議院を解散し、自ら「郵政解散」と名づけ、「命をかける」「政治生命を懸ける」と威勢よく言い放ち、大衆の人気を得た。当初、誰もが負けると思っていた総選挙は、小泉自民が圧勝した。このときメディアが使ったのが「小泉劇場」という言葉だ。
> このように小泉さんは直感力に優れている。だから今回、この時期に小泉さんが「脱原発」と言ったことに私も関心を持った。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20131023/370278/?ST=business&P=4 小泉さんは今年8月中旬、フィンランドを訪問し、建設が進む世界初の使用済み核燃料の最終処分場「オンカロ」を視察している。地下400メートルに掘った空間に使用済み核燃料を保管する施設だ。
そこで使用済み核燃料を無害化するために10万年以上の年月がかかると聞き、小泉さんは「原発はダメだ」と確信して「脱原発」に傾いたようだ。この直感力も、ある意味ではすごい。
実はこの視察に日本の原発メーカーの幹部が同行していた。彼らは小泉さんに、もし高速炉で核燃料サイクルが実現できれば、使用済み核燃料は300年で無害化でき、量も10分の1に減らせると話した。だが、小泉さんはそれを理解してくれなかったという。
原発は様々な問題を抱えている。福島第一原発では汚染水の問題があり、廃炉の問題もある。使用済み核燃料の最終処理については、世界の多くの国がまだ最終案を持っていない。
そうしたなかで日本の最大の問題は、原子力を含めエネルギーの総合戦略ができていないことだ。原発だけをとってみても、省庁の縦割り問題がある。
原発を推進するのは経済産業省、除染は環境省、高速増殖炉は文部科学省が担当する。方々に分かれていては総合戦略が策定しにくい。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20131023/370278/?ST=business&P=3
535 :
朝まで名無しさん:2013/11/01(金) 11:18:21.32 ID:kcnLQOcU
小泉元首相に脱原発で会談要請 社民党首(共同通信)
2013/10/23 21:10
社民党の吉田忠智党首は23日の記者会見で、脱原発の主張を繰り返している小泉純一郎元首相に会談を要請したと明らかにした。共闘関係を構築して党の存在感アップにつなげる狙いで、小泉氏の回答待ちという。
吉田氏は「方向性や考え方は一緒だ。脱原発に向けて、どう取り組んでいくかを話し合いたい」と期待を示した。
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013102301002223.html 原発新増設に異論、自民部会 エネルギー基本計画めぐり(共同通信)
10/24 12:32
自民党の資源・エネルギー戦略調査会と経済産業部会が24日に開いた会合で、政府が年内の策定を目指すエネルギー基本計画をめぐり、出席した議員から「計画に原発の新増設や、比率を高めると書くべきではない」と、原発の維持や推進への批判が相次いだ。
自民は一定程度の原発を維持したい姿勢だが、党内では異論も根強い。小泉純一郎元首相が脱原発の主張を繰り返していることもあり、意見集約は難航しそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013102401001245.html
安倍総理“焼き肉インタビュー”で脱原発「無責任」
(10/24 16:36)
安倍総理大臣が、焼き肉をつつきながら異例のインタビューです。「政治の師匠」と呼ぶ小泉元総理大臣が主張する「原発ゼロ」への複雑な思いを語りました。
安倍総理大臣:「(脱原発は)小泉元総理の政治的な一つの勘もあるんでしょうが、(代替燃料費は)1年間で4兆円近いですね。海外に国の富が出ていくわけですから、4兆円。
これがずっと続いていくと、大変なことになる。しかし、今の段階で(原発)ゼロを約束することは無責任だと思う」
総理行きつけの焼肉店で行われたBS朝日のインタビュー番組の収録で、安倍総理は、「原発ゼロ」で毎年4兆円近くの燃料費が火力発電のために余計に費やされていると指摘しました。
そのうえで、「日本の経済や社会生活に影響のないエネルギーを確保していく大きな責任がある」と強調しました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000014712.html 時事ドットコム:原発ゼロは「無責任」=小泉氏と一線画す−安倍首相
(2013/10/24-18:38)
安倍晋三首相は24日のテレビ朝日の番組で、小泉純一郎元首相が安倍政権に「脱原発」を促していることに関し「今の段階で(原発)ゼロと約束することは無責任だ」と述べ、原発再稼働に積極的な姿勢を示した。
国会答弁では「国として責任あるエネルギー政策を構築する」と述べるにとどめていたが、番組では小泉元首相と一線を画する姿勢を鮮明にした。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201310/2013102400771 日刊ゲンダイ_野党結集も?小泉元首相がついに「脱原発本」出版へ
10月24日 19:00
http://gendai.net/news/view/112007
小泉純一郎の「脱原発」で政界再編 細川元首相が“共闘宣言”
2013/10/24 16:00 週刊朝日11月1日号
野党バラバラという現状を見る限り、「脱原発」を軸とした政界再編は夢のまた夢。そんな中、意外な“キーマン”として名前が挙がっているのが、細川護熙元首相である。
1993年、日本新党の代表として38年ぶりの自民党からの政権交代を実現。98年に60歳で電撃引退した後は、芸術家として活動してきた。長く政治の世界から距離を置いてきた細川氏だが、3.11以後は「脱原発」に目覚めているという。関係者が証言する。
「細川氏は最近も、エネルギー関連の専門家と会うなどして『脱原発』の道を模索している。そんな細川氏に数週間前、小泉氏が人を介して『会いたい』とアプローチしたようです」
小泉氏と細川氏が脱原発で共闘すれば、その影響力がさらに増すことは必至。果たして本当なのか。細川氏本人を直撃すると、こんな答えが返ってきた。
「小泉さんとは会って話をしたいと思っています。当然、原発の話題になるでしょう。8月に視察したという、フィンランドにある使用済み核燃料の最終処分場の話を聞いてみたい。
どこまでの話になるかわかりませんが、日本の現状は本当に深刻。どう行動するべきか考えなければならない」
実は、細川氏には小泉氏と意外な縁がある。小泉氏が自民党総裁選に出馬する直前まで、細川氏や田中秀征・元経済企画庁長官らとともに「行政改革研究会」として活動していたのだ。月に1度、食事をしながら、小泉氏の持論だった郵政民営化などの改革案を語り合ったという。
小泉氏と同じく、細川氏も自身の政界復帰については固く否定する。それでも、原発問題には強い危機意識を持っていた。
「福島第一原発の状況は危機的で、4号機の崩落があった場合、影響は一国にとどまらない。民主党政権時代、野田佳彦首相に『脱原発で旗幟(きし)を鮮明にすべし』と助言しましたが、その後の対応は本気度が見えませんでした。
波風は立てたくないのですが、戦うべきところは、体を張らないといけないと思っています」
となると、目指すところはやはり野党再編なのか。
「どの政党がくっついてというような永田町の話ではなく、国民運動にしていかなければならない。政権交代を実現した日本新党も、元は国民運動でした。脱原発が『一部の人が言っていること』と思われている今の空気を変えなければならない」(細川氏)
http://dot.asahi.com/news/politics/2013102300059.html
【岡田克也のズバリ直球】小泉元首相の「原発ゼロ」主張 きちんと説明を聞きたい - ZAKZAK
2013.10.24
小泉純一郎元首相が「原発ゼロでも経済成長できる」「政府・与党が決断すべきだ」などと発言している。小泉氏が「今すぐ原発ゼロ」と主張しているのかは、よく分からない。
民主党は「新しい原発は造らない。いずれは原発ゼロにする。ただ、ただちに原発ゼロは無責任だ」という主張だ。石炭や天然ガスによる火力発電はCO2排出量が多く、地球温暖化を加速させる。再生可能エネルギーも現時点ではコスト面や供給量などで見合わない。
こうした現状を踏まえて、わが党は「原発再稼働を否定できない」と考えている。小泉氏のきちんとした説明を聞きたいと思う。 (民主党衆院議員)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131024/plt1310240724001-n1.htm
小泉元首相、安倍首相との関係、党内の路線対立 みんなの党代表・渡辺氏が激白
2013/10/25 07:00 週刊朝日11月1日号
――10月17日に衆院で代表質問を行いました。小泉元首相と会食したときの話を披露し、安倍首相に対して原発推進の姿勢を疑問視する質問をしていました。
小泉さんが「原発ゼロは総理が決断すればできる」と発言したことについて質問しましたが、答弁がありませんでした。ですが安倍首相は全体的に丁寧に答弁していました。
特に小泉さんが関心をもっている核廃棄物最終処分場の問題について、「今も着手できていないことを受け止めないといけない。国として責任を持って検討し、原子力比率は可能な限り引き下げます」などとものすごく丁寧でした。
これは私に対する答弁と同時に、小泉さんへの答弁だからですよ。
――実は安倍さんとはちょくちょく連絡をとっているんですよね。
第1次安倍内閣の仲間でつくる「アピー・ロードの会」というのがあって、安倍さんのほか、塩崎恭久元官房長官(62)や菅義偉官房長官(64)と年に2回程度食事したり、ゴルフをやったりしています。今年は1月に食事をしました。
――代表質問が終わった後など、携帯電話で連絡をとってるんじゃないですか。
いえいえいえ、そのあたりはつまびらかにはしませんけれども、はい(笑)。
――この臨時国会ですが、いつものように独自に法案を出し、「賛同する政党、この指とまれ」方式でいくようですね。
クロス連合と呼んでますが、争点や政策ごとに、組む相手を主体的に選んでいくんです。誰と組むかの前に、何をやるかを優先させます。組む相手をあらかじめ決めて政策はつくりません。これは結党以来変わりません。
――純化路線、徹底していますね。
政界再編を目指すなら、党同士がひっつく「切り貼り新党」路線ではなく「政党ブロック」路線でしょう。
http://dot.asahi.com/news/politics/2013102300061.html
541 :
朝まで名無しさん:2013/11/02(土) 23:02:00.82 ID:o7+NXuQD
小泉氏「原発ゼロ」発言一石 自民、維持に批判続出(東京新聞)
2013年10月25日 朝刊
自民党の資源・エネルギー戦略調査会と経済産業部会の合同会議は二十四日、政府が年内の策定を目指すエネルギー基本計画について議論を始めた。出席議員からは原発の新増設や電源に占める原発の比率を高めることに批判が相次いだ。
政府・自民党執行部は安全性が確保された原発の再稼働を進め、原発を維持する方針だが、党内には異論もある。
引退後も高い知名度で注目される小泉純一郎元首相も脱原発を主張していて、意見集約は難航しそうだ。
会議では、秋本真利衆院議員が「選挙公約では『原子力に依存しない社会』と書いている。(基本計画に)原発の新増設や比率を高めると書き込むことは決してあってはならない」と訴えた。
柴山昌彦衆院議員は資源エネルギー庁に対し「説明資料では『原発がないとだめだ』というのが見え見えだ」と批判した。
河野太郎衆院議員は「基本計画は以前から『原子力ムラ』の維持に使われてきた。核燃料サイクルはできないのに『できる』とうそで塗り固めるのは健全でない」と指摘した。
その一方で「使える原発は使っていいと思う。十年くらいは二割に戻していい」と、原発比率を高めるべきだとの意見も出た。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013102502000129.html
日刊ゲンダイ_どちらも利権絡み 「安倍vs小泉」脱原発バトルのアホらしさ
2013年10月25日 掲載
小泉は新自由主義で格差を助長、拡大させたA級戦犯だ。スタンスは庶民よりも大企業で、政界引退後も財界が10億円を出して設立したシンクタンクの顧問に納まり、悠々自適。そんな男が突然、「脱原発」を言い出したところで、マユツバだ。
小泉を「金融族」と断じている首都大学東京教授の宮台真司氏(社会学)は「首相時代から“利権”をバックに発言してきた人。とても真に受ける気になれない」とバッサリだったし、ジャーナリストの須田慎一郎氏はこう言った。
「みんな大騒ぎですが発言を慎重に聞くと、将来的に脱原発といっているだけで、自民党の方向性とそんなに違うわけではない。また、脱原発というより、燃料電池が開発されれば蓄電できるわけですから電力需要がそれほどではなくなることを念頭においているような気がします。
小泉さんのシンクタンク、国際公共政策研究センターはトヨタ自動車などが金を出している。燃料電池の開発は自動車業界や経済産業省がバックアップしている。その辺から、『いつまでも原発じゃないだろう』という発言につながるのだと思います」
原発よりも「電池に金を回せ」ということであれば、なるほど、利にさとい小泉ならではの“反射神経”だ。一方、小泉発言は石油業界がらみじゃないか、という見方もある。石油メジャーをバックにしたブッシュとの蜜月から来る連想である。
いずれにしても、小泉が本気で国民の健康を考え、「脱原発」を叫んでいるのであれば、官邸に乗り込んで安倍とやりあえばいい。そうではないところが、パフォーマンスなのである。
http://gendai.net/articles/view/news/145473
河北新報 社説 小泉氏の脱原発/うなずける点は多々ある
2013年10月27日日曜日
政界を引退しているとはいえ、国民的な支持を背景に自民党で長期政権を率いた実績がある。同様に人気の高い小泉進次郎内閣府・復興政務官の父親でもある。
原子力問題をめぐって自民党政権へ異議申し立てを行えば、さまざまに波紋を広げる。政権側もさぞや困惑しているのではないか。
発言内容への賛否はともかく、小泉元首相は決して的外れなことを述べているわけではない。むしろ、これまでの政治家があまり言及しなかった原子力の負の部分に踏み込んでいる。
主張には特に目新しさはないものの、原子力が抱える困難な問題を正面から見据えているのは確かだ。原発から出る使用済み核燃料をどこに最終処分するのか、ずっと以前から問題視されてきたにもかかわらず、いまだに何も決まっていない。
具体的な処分策も量的な歯止め策もないまま原子力発電を続けていけば、将来の負担はさらに重くなる。次世代につけを回す以外の何ものでもなく、小泉元首相の発言は当を得ている。
福島第1原発事故の影響についても、かなり重大視していることがうかがえる。
ただ、原発なしでも経済成長が可能だと指摘するのなら、もう少し具体的な説明が必要だろう。原発ゼロは経済のマイナス要因になるという主張は根強いし、立地地域の原発依存脱却という問題も生じる。
国政をリードした経験からどんな道筋を描くのか、国民の関心は高いはずだ。
小泉元首相の結論は「政府・自民党は今こそ脱原発へ政策転換すべきだ」ということ。その方針を示せば、多くの国民は協力するとも話している。
民主党政権は昨年、広範に世論を聞き取った上で「2030年代に原発ゼロ」を打ち出した。政権交代によって立ち消え状態になったが、その後に政治レベルで原子力についての本格的な検討はなされていない。
それでも原発再稼働へ向けた手続きは進んでいる。既成事実を積み重ねていくようなやり方で、国民の理解を得られるだろうか。小泉元首相の問題提起を真剣に受け止め、議論の出発点にしていくべきだ。
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2013/10/20131027s01.htm
160兆円市場の試算も...小泉純一郎「脱原発」発言に隠された巨大利権の思惑 _ 日刊ナックルズ
2013年10月27日
小泉純一郎氏の所属団体を見ると、今の「背景」が分かる。現在、彼は国際公共政策研究センターの顧問を務めている。理事長は政治評論家の田中直毅氏、会長が元トヨタ会長・元経団連会長の奥田碩氏という陣容だ。
この研究センターは会長の奥田氏が音頭を取っていると言われ、小泉氏の活動拠点にもなっている。
奥田碩氏とは言わずと知れたトヨタ元会長であり、豊田家の大番頭だ。そのトヨタが現在血眼になって開発を進めているのが水素電池で走る自動車、水素自動車である。
そして国内のライバル日産が推し進めているのが電気自動車だ。このどちらかが次世代モータリゼーションの主導権を握るのか、水面下では熾烈な争いが繰り広げられている。
そんなタイミングでの小泉氏の「脱原発」発言がどんな意味を持つのか。
商用化にはいち早くこぎつけたものの、日産の電気自動車「リーフ」には数多くの疑問が残っている。リチウム電池の充電量は多くないため、充電場所の数を多く設置しなければならないなど設備点での問題。
また、結局は電力に頼らなければならないため、低コストな原子力発電に頼らざるを得ない。
しかし、トヨタの水素自動車は水素+酸素で走るので、自動車が排出するのは水(水蒸気)なので、大義名分として「CO2問題も解決」できるのが大きい。
燃料は水素なので日産のように充電施設を作るなど多大なインフラ改善も必要としない。もし、これが実現すれば次世代のモータリゼーション、自動車市場はトヨタの独壇場になるという向きもある。
2015年から一般販売が開始されるトヨタの次世代自動車には経済界も期待しているようで、小泉氏が8月に廃炉技術などを視察するためにフィンランドに行った際は、原発関連企業の日立、東芝、三菱重工の幹部も同行していた。
2050年には水素市場160兆円に達するといった試算もあり、経済界が「水素バブル」の恩恵を受けようと必死なのだ。