●朝日新聞の従軍慰安婦報道を許すな! その3●

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162朝まで名無しさん
『マキアヴェッリ語録』塩野七生/著(新潮文庫)

P179
 一国の国力を計る方法の一つは、その国と近隣諸国との間に、どのような関係が成り立っているか
を見ることである。
 もしも近隣の諸国が、友好関係を保ちたいがために貢納してくるようならば、その国は強国と言えよう。
 反対に、弱体なはずの近隣諸国であるのに、それらの国々に対し金銭をもって援助する関係である
場合、その国家の国力は弱いと思うしかない。
   ――『政略論』――

P212
 次の二つのことは、絶対に軽視してはならない。
 第一は、忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと、思ってはならない。
 第二は、報酬や援助を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない。
   ――『政略論』――

P214
 他者を強力にする原因をつくる者は、自滅する。
 これは、ただ一つの例外も存在しないと言ってよいほどの、普遍妥当性をもつ原則である。
 なぜか。それは、強力になれたのは、それをさせてくれた者の力と思慮によったからだが、
いったん強力になってしまえば、その者は、それに力を貸してくれた者の力と思慮の両方ともを、
自分の存亡の鍵をにぎっているとして、疑いの眼で見ないではすまないからである。
   ――『君主論』――

 謙譲の美徳をもってすれば相手の尊大さに勝てると信ずる者は、誤りを犯すはめにおちいる。
   ――『政略論』――