【雅子妃】皇室における東宮問題を語りつくす【小和田家】★42

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73朝まで名無しさん
別冊正論Extra.14皇室の弥栄、日本の永遠を祈る−皇統をめぐる議論の真贋−3/3

※倉山満氏「"つくられた大御心"と側近達の大罪」
・圧倒的多数の日本人は善良で幸せな民族であったがため、役人に任せておけば自分たちの生活が脅かされるはずがないというお上意識が根づいている。
・昨今ようやく官僚批判が高まりを見せているが、宮内官僚だけは例外のようである。今でも「宮中官僚は優秀で、陛下の意思の代弁者に違いない」という言説が多い。
・例えば羽毛田長官が女系天皇を推進するという事は、陛下も賛成に違いないと思いこむ。
富田朝彦氏の史料に「A級戦犯の靖国合祀に反対」と書いてあれば
それは陛下のご意思に間違いないから「大御心」に背くべきではないと考えてしまう。
・しかし「宮中官僚は優秀で、陛下の意思の代弁者に違いない」など行政学の常識としてあり得ない。
・昭和初期以降の歴史を宮中官僚の系譜をたどる事で3つの問題点を提示する。
1.宮中には狡猾な官僚の系譜が存在。
2.史料批判もなく昭和天皇像がねじ曲げられてきており、それが現在の「陛下のご意思」の政治利用に繋がっている。
3.左右の対立、リベラルか保守かという図式そのものが国民と陛下の間に存在する官僚達の隠れ蓑になっている。
〆は昭和以降の歴史を駆け足で振り返っただけで、蘇我入鹿や足利義満のような専横を宮内官僚は行ってきたとわかる。
そして今も行っているし、民主党政権になってからの箍のはずれ方は恐ろしい。
いま日本国史最大の危機を迎えているという自覚を持つべきである。