>>838の続き
[夫婦愛]金婚式で陛下が思わず声を詰まらせた美智子さま「50年のお気遣い」への思い/渡辺みどり
・昭和44年に「星」のお題で地球を詠まれた皇太子妃美智子様に感じた「スケールの大きな皇后様の登場」という筆者の予感は現実となった。
・皇后様は常に「他」というものを第一に考えていらした。それは今上であり家族であり国民であり訪問先の人々であった。
・そのお気遣い=他を思いやることで、皇后様ご自身が輝き、慕われ、尊敬される「国母陛下」という日本で唯一人の存在となられた。
[文学]日本人の感情の源泉に触れる民族の思いが結晶した「美智子皇后の和歌」/富岡幸一郎
・平成の御代に入ってからの皇后様の御歌には、この国の来し方行く末に思いをはせられ、
生者と死者の安寧の祈りの深まりが民族の歌として結晶し、我々に静かに何かを訴えかけているように思える。
[聖性]障害者や戦没者という「見えない国民」と繋がることで皇后は「国母」となった/佐野眞一
・「見えない国民」にひざまずき、絆を深め繋がるという物語を皇后様は一貫して作り上げてきた。それはある意味では目立たないものかも。
・しかし母なるものを喪失したこの時代、私たちはそのようにひざまずく皇后の姿に本当の「母性」を見るのだから。
番外編 ゴーマニズム宣言「天皇論−追撃編−」
・むしろ「天皇論」を読まずに「廃太子を議論せよ!」などと叫んでいるニセ尊皇派や、「国体の意義」の位置づけを全くわかっていない
ニセ右翼や、不勉強のまま「男系優先、女系容認」すら許さぬと突っかかってくる「ファナティック男系主義者」らの方がよっぽど不愉快。
以上です。