十三日午後十一時半ごろ、東京都武蔵村山市伊奈平一の市道で、
同市内の女性会社員(23)のミニバイクが、道を横切って張られた
ロープに引っ掛かって転倒した。女性は近くの病院に運ばれたが
頭の骨を折る重傷。東大和署は殺人未遂容疑で捜査している。
同署によると、ロープは合成繊維製。幅約六メートルの道路を遮るように、
百四十〜七十センチの高さで張られていた。
もともとは道路西側の運送会社で、関係者以外が入らないよう、正門の
両端の支柱に張ってあったが、片方が外されて道路反対側の電柱に
結び付けられていた。ロープは運送会社の社員が帰宅した午後十一時ごろまでは、
通常通り同社前に張られていたという。
現場は西武拝島線武蔵砂川駅から北約二キロにある運送会社の倉庫街。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009081502000053.html