歴代死刑囚 について語ろう〜確定四十八年目〜

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448朝まで名無しさん
警察は、パチンコ店に出入りしている客や地域の不審者、前科者など徹底的に捜査を始める。
警察にも多数の情報が入り、一つ一つを潰していったが犯人に結びつく手掛かりは無かった。
半年後の11月2日、市内の住人から「週末だけ借家に住む不審な中年男性」が居るとの情報
があった。
駐在所の警察官が、その借家へ訪問したところ、出てきたのが《幼稚園バス運転手・菅谷利和
(当時44歳)》であった。
菅谷宅に上がりこんだ警察官は、多数のアダルトビデオやグッズを見て怪しいと直感する。
が、多少不自然に感じる週末だけの借家利用は、同じ市内にある自宅では、両親と妹の4人
暮らしで3間はあまりにも狭く、借家を借りたのも極自然であった。
しかし、警察は「菅谷は、マミちゃんが行方不明になったパチンコ店に頻繁に出入りしていた」
という情報も得て、益々嫌疑をかけるのであった。
警察は、12月3日から逮捕される平成3年12月2日までの1年間、尾行を続ける。
この間、菅谷が出したゴミ袋から精液が着いたティッシュペーパを押収し、マミちゃんから
検出された精液とのDNA鑑定を行う。
このDNA鑑定で、1.2/1000の確立で菅谷の精液であることが判定され、平成3年
12月1日菅谷を任意同行。菅谷は犯行を否認したが、午後10時過ぎ犯行を自供。
翌2日午前1時15分逮捕された。