日の丸・君が代 総合スレ Part28

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16朝まで名無しさん
>>8
>全く疑う余地なく明らかな主張、というのはいくらでもありますが何か?w
>生物は必ず死ぬ、とか2点を結ぶ直線はただひとつである、とか。
 何度も言っているように、デーモン仮説をかんがみれば、「全く疑う余地なく明らかな主張」はありえないのです。デカルトのデーモン仮説によ
れば、それらの主張だって、「全く疑いなく明らか」とはいえなくなります。デカルトは、「生物は必ず死ぬ」とか「2点を結ぶ直線はただひとつ」と
か「1+1=2」のような一見明らかに見える主張でも、悪霊(デーモン)の洗脳によって、信じ込まされているだけであって、本当は「生物は永
久に死なない」かもしれないし、「2点を結ぶ直線は複数ある」かもしれないし、「1+1=2ではない」かもしれない、と言っているのです。

 これと似ている仮説に、哲学者のヒラリー=パトナムが唱えた「水槽脳仮説」があります。「我々の脳は、コンピュータとつながれており、我々
は、コンピュータが作り出した仮想現実を見ているのではないか」という仮説です。この仮説をかんがみれば、「生物は必ず死ぬ」などの主張
は、コンピュータが作り出している幻によって、そう思い込まされているかもしれません。

 さらに、、「生物は必ず死ぬ」についてですが、将来、遺伝子に関する研究が進めば、不老不死の生物が誕生するかもしれません。次に、
「2点を結ぶ直線はただ一つ」についてですが、これは平面に線を引いたときにはそうなるということにすぎないのであって、球面に引けば、
何本も直線を引けます。例えば、北極点と南極点を結ぶ直線は、日本列島を通過する線もあるし、ユーラシア大陸を通過する線もあるし、
南北アメリカ大陸を通過する線もあります。したがって、「生物は必ず死ぬ」「2点を結ぶ直線はただ一つ」は、全く疑う余地なく明らかとは言
えません。

○参考リンク
水槽の脳 - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/水槽の脳