起訴状、わかりやすく…裁判員に配慮し訴因変更
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081128-033595/news/20090907-OYT1T00936.htm 大阪地裁(杉田宗久裁判長)で8日から始まる覚せい剤密輸事件の裁判員裁判で、大阪地
検が起訴状の表現をわかりやすくするため訴因変更を請求し、地裁に認められた。
杉田裁判長からの異例の要望を受けたもので、「情を知らない」を「事情を知らない」などと
改めた。
訴因変更請求書によると、「(覚せい剤が)隠されている事実を秘して」としていた部分を「隠
匿されている事実を隠して」と修正。「輸入しようとしたが、その目的を遂げなかった」を「輸入
するに至らなかった」などと書き換えた。
地検は「公判を円滑に進めるために必要と判断した」としている。
(2009年9月7日21時13分 読売新聞)