【表現規制】表現の自由は誰のモノ【大谷昭宏97】

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12朝まで名無しさん
「児童ポルノ法」が、「マンガ&アニメ&ヌード写真禁止法」にすり変わろうとしています。

・児童ポルノ法とは……
もともとは「子どもたちが性犯罪者によって強姦などの虐待を受けている場面を撮影され、
その映像を売り物にされる」などの悲惨な人権侵害を防ぐための法律です。
私どもも、その法の主旨にはまったく“大賛成”です。しかし……

 先ごろ、日本ユニセフ協会(国際連合のUNICEFとはまったくの別団体です)
などが、この法律の規制対象としてマンガやアニメ、さらには実際には大人が
演じているアダルトビデオまで、すべて「準児童ポルノ」として「18歳未満に見えれば
全て犯罪」と変えようとしており、各政党内部でも議論されています。
 しかもメーカーや売り手ばかりでなく、持っているだけ(単純所持)でも犯罪にする、
という驚くべき改正が進められているのです。
 これはまったく本来の法の主旨から外れているばかりでなく、きわめて副作用の
大きな『改正』です。

 日本の児童ポルノ法でいう「児童」というのは、私達が「児童」という言葉を聞いたとき
普通に想像する「児童」ではありません。 「18歳未満の人」のことなのです。これは
諸外国(外国ではほとんどが13歳以下)と比べても異常な年齢設定です。
 「18歳未満」に見えてはいけないというのでは、単に「若い女性」の裸が出てくるというだけで、
それらの表現物を作った人、売った人、買った人、持っている人などが全て犯罪者に
なってしまいます。
 誇張ではありません。
 実際に現行の児童ポルノ法でも、単なる女子高生の水着姿などでDVDの製造者が
摘発されています。性的虐待の防止のためにあるはずの法律で、水着姿を取り締まるのは
明らかに異常です。「法の乱用」はすでに始まっているのです。
 水着姿で取り締まられるのであれば、あなたの大切なアルバムの中の海水浴の記念写真や、
幼い頃に家族とお風呂に入っていた写真でも捕まってしまうでしょう。
13朝まで名無しさん:2008/06/11(水) 02:34:20 ID:O/hd2BYb
この法律で捕まった人は「ロリコン犯罪者」の烙印を押され、社会的生命を完全に
剥奪されることになります。あなたもそうなるかも知れません。若い女性の水着写真が
載っている雑誌を持っていただけで。あるいは、少しエッチなシーンのあるマンガ本を
持っていた、ただそれだけのことで。
 マンガやアニメに至っては、その内容がたとえ「幼稚園の女の子が強姦される」 というような
最も悲しいものであったとしても、あくまでマンガであり、本当にどこかの 子どもが不幸になる
わけではないのです。 こんな危険な法律を作ってまで、禁止する理由は全くありません。
 特に東京都では、警察官が不審者でもなんでもない一般市民に職務質問をして荷物を
調べあげ、カッターナイフ一本を“銃刀法違反”検挙するといった異常な実態が知られています。
これに引っかかって“準児童ポルノ”が見つかったらどうなるでしょう。雑誌を買って帰ることも
できません。

 もし、あなたがそういう目に遭ったらどうしますか? 「いや、違うんだ! 私が持ってたのは
この程度のものなんだ!」と、堂々と周囲の人に見せて誤解を解きますか?
 それは残念ながら不可能です。なぜなら「児童ポルノ」を他人に見せることは『犯罪』なのです。
これがこの法律の恐ろしいところです。一度この法律で捕まってしまったら、周囲の人すべてに
「幼児性愛者」「ロリコン犯罪者」「児童虐待犯人」の烙印を押され、その誤解を解こうとすること
さえも許されない。

 こんな恐ろしい法律が作られようとしているのです……。