拉致事件を本音で語れ!偽善排除(確信)四拾八章

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旧チベットは等級の厳格な社会であり、社会は農奴主と農奴という二大
等級に分けられていた。人口の約5%を占める農奴主(主として寺院、
貴族、役所の三大領主)はチベットのほとんどの耕地、牧場、森林およ
び大部分の家畜、農具を擁していた。他方、人口の95%を占める農奴は
耕地、草原など基本的生産手段がないだけでなく、自分の体さえも農奴
主に属し、無条件で農奴主のために労役に服し、小作料を納めなければ
ならなかった。現在の40歳以上のチベットの勤労人民は皆自分がかつ
てだれの奴隷だったかを忘れていない。旧チベットでは、農奴主と農奴
の二大等級の限界が非常にはっきりしており、農奴主は農奴を抑圧、搾
取、支配する絶対的権威を持っていた。旧チベットで300余年も通用し
ていた「十三法典」と「十六法典」は人を三等九級に分け、貴族、大活仏、
高級役人は「上級人」、一般の僧俗・役人、下級将校、上等人の執事は
「中等人」、農奴と奴隷は「下等人」と規定していた。「法典」は、上等上級
の人の命の価値は同じ重さの金に等しく、下等下級の人の命はわら縄一
本の価値しかないと規定した。1950年代になってもチベットは依然とし
て僧俗、領主が吐蕃時期から踏襲してきた厳しい等級抑圧の法律と残酷
野蛮な刑法に基づいて支配する社会であった。当時チベット人の寿命は
わずか36歳で、人口の非識字率は90%に達していた。
351:2008/04/19(土) 18:17:22 ID:nAinFR0m
拉致被害者の「家族会」がおかしなことになっている。訪朝から帰国した山崎拓元副総裁と
蓮池透・家族会副代表の会談にカミつき、「報道は間違い」とマスコミにも八つ当たりだ。
一体何が起きているのか?

 山拓氏と蓮池透さんの会談は、透さん側の申し込みで、17日、都内のホテルで行われた。
平沢勝栄代議士などが同席する中で、透さんは「政府のやり方では解決できない。ただ時間だけ
が過ぎる中で(山崎訪朝は)風穴を開けた」「弟(薫さん)も喜んでいる」といった発言を
したらしい。
 翌日の新聞は、「透さん、山崎氏訪朝を評価」「安倍政権の強硬路線に家族からも疑問符」
などと報じた。

 ところが、そこから事態は急転だ。会談の内容を知って家族会が緊急会議。「山崎訪朝は評価
せず」「二元外交だ」との見解をまとめ、蓮池さん兄弟も「喜んでいるなんて言っていない」
「山崎氏に利用された」と語り、おかしな雲行きになっているのだ。
 一般国民は「何があったのか」とチンプンカンプンだが、背景にあるのは家族会内部の認識の
違いらしい。
「安倍首相は北朝鮮制裁の強硬路線を続けているが、拉致問題解決は何も進展しない。そこで別
の方法も探ろうという人たちが家族会の中にはいる。片や、家族会の主流派は安倍首相支持で、
制裁で金正日体制を崩壊させて初めて拉致問題は進むという考え方。蓮池さんは前者のようですが、
主流派の考えで“一本化”がはかられたということでしょう」(事情通)

 だが、安倍首相の強硬路線だけでコトが進むのかどうか。半島情勢に詳しい評論家の河信基氏が言う。
「日本政府が窓口を一本化して成果を出しているなら、山崎氏の訪朝は二元外交といわれて仕方ない。
しかし、何の成果も出ていないばかりか、肝心の米国だって、北朝鮮と対話を進めている。山崎氏を
批判するのはお門違いです。米国でも議員外交は当たり前です。かたくなな安倍首相や家族会は、米朝
が手を組んだら、どうするつもりでしょう」

 家族会にも“転機”が迫っている?

■ソース(日刊ゲンダイ)【2007年1月20日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/23gendainet02030233/