拉致事件を本音で語れ!偽善排除(確信)四拾八章

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西蔵の歴史はこう主張する(1)苛酷な封建農奴制

 西蔵(チベット)の拉薩(ラサ)で発生した極少数の不法分子による暴行・破壊・
略奪・放火に対して、偏見を持った海外のメディアと人々は、西蔵の人権状況を、
事実を顧みずに非難している。だが西蔵の歴史を振り返れば、ダライが統治して
いた封建農奴制時代の西蔵で、政治がいかに腐敗し、いかに遅れた生活が送られ
ていたかがわかる。

 封建農奴制時代の西蔵では、人口の5%に満たない官僚・貴族・上層寺院が、
ほぼ全ての土地・草原・山林と大部分の家畜を所有し、人口の95%以上を占める
農奴や奴隷に対して非常に残酷な統治を行っていた。重い労役と厳しい税金のほ
か、目をつぶしたり手や足を切り落としたりする残酷な刑罰もあった。封建農奴
制時代の西蔵において「人権」とはすなわち官僚・貴族・上層の僧侶の人権であ
り、農奴の持ち主は農奴の賃貸・譲渡・担保化・贈呈をする圧倒的な権力を握っ
ていた。これら血まみれの歴史は、旧時の西蔵における封建農奴制社会の罪悪の
本質と劣悪な人権状況を告発し、封建農奴制のもとで多数の農奴が人権を完全に
剥奪され世界の最下層として生活していたことを証明している。(編集MA)