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朝まで名無しさん:
もっと腹立たしく残念なのは、米国のイラク開戦をいち早く支持した
日本の指導者たちが、米国を含め世界の主要国の指導者たちが曲がりなりにも
その過ちを認め反省する中で、誰一人としてイラク開戦について語らないこと
である。それを許す日本のメディアと世論の不甲斐なさである。
8月23日の毎日新聞が当時の米国連大使であったネグロポンティ氏との単独
インタビュー記事を掲載していた。
その中でネグロポンティ大使は語っていた。
安保理決議を欠いたままの開戦について、「急ぎすぎた」、「(国際社会の
支持を得られず)十分な正当性がなかった」、と。
このネグロポンティという人物はブッシュ政権下において国連大使をつとめ、
その後は、イラク大使(04年―05年)、初代国家情報長官(05年―07年)、
国務副長官(07年―09年)などを歴任した文字通りブッシュ政権の真ん中に
いた人物だ。
そんな人物までもが今やイラク開戦に正当性はなかったと言い出したのだ。