拉致事件を本音で語れ!偽善排除 (多分)四拾七章

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国際法に照らすと、ロシアの主張が正当で、米英の主張に無理がある。米英
の専門家たち自身が、それを指摘している。アメリカの外交専門家は「欧米で
コソボ独立を支持する人々は、コソボ独立を国際法上で正当化していない」と
書いている。「他の専門家はみんな私を批判するが、コソボ問題に関しては、
ロシアの方が正しいと思わざるを得ない」と英FT紙の解説記者は書いている

http://www.iht.com/articles/2007/12/27/opinion/edsimes.php
http://blogs.ft.com/rachmanblog/2007/11/kosovo-and-the.html

 ドイツなどEUは当初、セルビアとコソボを交渉させ、両者が承認できる解
決案を模索した。コソボは大幅な自治を与えられる代わりにセルビア内に残り
、セルビアを早期にEUに加盟させ、超国家的なEUの傘下で、セルビアとか
コソボといった国家の枠を超越できる状態に持っていく案などが提案された。
しかし米英、特に世界最強のアメリカが声高に「コソボは独立すべきだ」と
言い続けたため、コソボ側は強気になり、譲歩を拒み、独立要求に固執した。
コソボ側が譲歩しないので、セルビア側も強硬になり、交渉は進まなかった。
セルビア人は、コソボを歴史的なセルビア国家発祥の地と考えている。コソボ
問題の紛糾はセルビアのナショナリズムを掻き立て、選挙するごとに議会で右
派ナショナリストが強くなり、コソボ独立を許さず、アメリカやEUを憎む世
論が強まった。
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-kosovo23feb23,1,6059490.story