兵庫県姫路市などで01〜06年、計8人の女性を暴行し現金を脅し取るなどしたとして、
強姦(ごうかん)や強盗などの罪に問われた同県太子町鵤、元姫路市環境局職員、
高野敦朋被告(36)=懲戒免職=に対する判決が28日、神戸地裁姫路支部であった。
五十嵐常之裁判長は「強姦などを繰り返し、風俗遊びに使う金を盗むなど身勝手な
動機に酌量の余地はない」として懲役20年(求刑・懲役30年)を言い渡した。
判決によると、高野被告は市職員だった昨年6月、姫路市内の民家に侵入して女性の
首を絞め、「大声を出したら殺すぞ」と脅して強姦、現金3万円を奪うなどした。
高野被告は00年ごろから路上で見つけた女性の後を付けて自宅を確認し、夜間に
侵入するなどの手口で計二十数件を供述している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070828k0000e040046000c.html