http://www.asahi.com/job/news/TKY200708020390.html 高校卒業までが受験資格の採用試験に、大学や短大卒業で応募し、
採用された職員がいることが全国の自治体で相次いで見つかっている問題で、
横浜市は2日、市の調査に「学歴を詐称していた」と自己申告した職員が
700人いたことを明らかにした。
今後、詐称に当たるかどうかを確認し、今月末までに処分対象者を決める。
同市によると、02年度まで行われていた「技能職員試験」で採用された
約8200人を調査したところ、7月31日までに700人が学歴詐称を自己申告した。
詐称が確認された場合、停職1カ月の懲戒処分にする。
また、同市は「懲戒処分の標準例」に学歴詐称の項目を新設し、
今月1日以降に発覚した場合については、原則として懲戒免職にする。
自己申告した700人のなかには、大学や短大の中退者や、採用後に卒業した者、
専門学校の卒業者など処分対象にならない職員も含まれているとされ、
市は最終的な処分者は500人程度になるとみている。