生体肝移植:ドナーの3.5%に合併症 再手術の場合も-移植研究会が調査

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1朝まで名無しさん:2007/07/08(日) 10:22:35 ID:gWjc+Gau
 ◇リスク説明が必要

 国内で実施された生体肝移植で、ドナー(臓器提供者)の3・5%に再手術が必要となるなど
重い合併症が出ていたことが6日、日本肝移植研究会ドナー安全対策委員会
(委員長=清澤研道・長野赤十字病院長)の調査で分かった。生体肝ドナーの合併症の実態が
明らかになったのは初めて。

 同委は89〜05年に生体肝移植を実施した施設を対象にアンケートした。
37施設から3005例の報告があった。

 重い合併症を発症したドナーは105人(3・5%)で、手術後の発症が90例、手術中17例、
手術前3例。46例は再手術を受けた。この他、京都大病院で03年に1人が死亡していた。

 手術後の合併症の内訳(複数回答)は、胆汁漏れが45例▽大量出血8例−−など。
手術中では17例中16例が大量出血で、残り1例は手術で胆管を傷つけた。
手術前は、注射で動脈を傷つけたケースなどだった。

 同研究会が04年に実施した調査では、生体肝ドナーの約4割が今後の健康に不安を
感じると回答していた。

 清澤委員長は「施設によって手術のレベルにそれほど差があるとは思わない。
生体移植はどうしてもドナーにリスクがあり、このような重い合併症が起こることもありえる
ということを医療者が十分に説明する必要がある」と話している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070707ddm041040178000c.html
2朝まで名無しさん:2007/07/08(日) 12:47:05 ID:wk9Vg4xn
いままでリスク調査がなかったのにびっくり。
3朝まで名無しさん