卑劣な犯罪者、小林一美実行犯(45)に実刑を望む声多数★126

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887惟任日向守

特別編・歴戦の勇者 「霞」 【KASUMI】

「霞」は「吹雪型」の正当な後継者として計画された「朝潮型」の9番目の艦です。
開戦前、彼女は同型艦「霰」と、より新型の「陽炎型」の「陽炎」「不知火」と共に、第十八駆逐隊を編成していました。
そして四連装発射管2基を備え35ノットの高速を発揮する彼女たちは、夜間魚雷襲撃を任務とする精鋭第二水雷戦隊にありました。
ところがその大航続距離を買われた第十八駆逐隊は二水戦の指揮を離れ、南雲機動部隊の警戒隊という任務を与えられます。
昭和16年11月26日、南雲機動部隊は択捉島単冠湾を出港します。
目的はハワイ在泊の米太平洋艦隊、戦争です。

当時世界最強の空母部隊である南雲機動部隊の直衛の任に就いた「霞」は、真珠湾攻撃を皮切りに、ビスマルク諸島攻略、ポートダーウィン空襲、ジャワ南方機動作戦、
インド洋作戦と転戦し、緒戦の無敵艦隊の栄光の一翼を担うことになりました。
しかしインド洋から内地へ帰還した「霞」を含む第十八駆逐隊は、機動部隊直衛の任務から外されてしまいます。
恐らく、最新鋭駆逐艦「夕雲型」を主力とする第十駆逐隊が編入されたからではないでしょうか。
機動部隊直衛任務を外された第十八駆逐隊は、南雲機動部隊より一足先に呉を発ち、サイパンへ向かいます。
サイパンでは原隊である二水戦に復帰しましたが、今度の任務も夜戦ではなく、ミッドウェイ上陸部隊を積んだ輸送船団の護衛任務というものでした。
ですがこの任務は、ミッドウェイの影を見ることもなく中止になります。
昭和17年6月5日、南雲機動部隊の空母4隻が全滅したからです。