卑劣な犯罪者、小林一美実行犯(45)に実刑を望む声多数★126

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813惟任日向守
次期主力駆逐艦の設計に際し、条約の制限が取り払われたことにより、海軍は「吹雪型」並みの性能の駆逐艦を要求します。
条約型駆逐艦では削減せざるを得なかった兵装を「吹雪型」程度に戻し、特に航続距離の延伸には期待がかかりました。
この脱条約型とも呼べる新型駆逐艦こそ、本型「朝潮型」です。
本型の艦型は、基本的に「吹雪型」に準じたものです。
「吹雪型」との相違で、特に目を引く点は以下のものでしょう。

まず、復原性能の確保が揚げられます。
これは1934年(昭和9年)の「友鶴事件」に対応したものです。
設計段階から極力重心の降下をはかった本型は、艦型の割には比較的小型の艦橋構造物を持ち、また喫水を深くとったので、極めて安定したスタイルになっています。
乾舷の低下は凌波性の悪化を招くことになるのですが、これは艦首乾舷を十分にとることによって対応したようです。
この低いシルエットは、続く「陽炎型」にも引き継がれていくことになります。