卑劣な犯罪者、小林一美実行犯(45)に実刑を望む声多数★126

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749金吾中納言
直接の転覆原因はブローチングと呼ばれる一種の波乗り状態に陥ったためだろうと推測されています。
こうなると操舵ができずに急転舵の格好で波の谷間に滑り落ち、旋回に伴う遠心力によって大傾斜となります。
しかしブローチングに陥ってしまった際に転覆してしまうのは、明らかに艦側に問題があります。
海軍は直ちに原因究明に乗り出し、転覆原因が重心点が高すぎることと風圧面積の過大によって復原力が不足していたことにあったことを突き止めました。
この事件について調べると、GM値やOG値といった復原性についての話になってしまいます。
私も完全に理解しているわけではないので、詳細は専門書を参照して頂くとしてここでの解説は避けます。
話を極端に単純化すれば、「友鶴」のように重心が高い(いわゆるトップヘビー)艦船の場合、艦船が傾いたときに元に戻ろうとする力のモーメントが小さくなってしまうので、結果的に耐えきれずに転覆してしまう可能性が高くなるということです。
「吹雪型」以来採用されてきた艦幅を拡大してGM値を増大するという手法では、傾斜が小さいうちの復原性を保証してくれますが、艦船の傾斜が大きくなると復原性を保証できないのです。