拉致事件を本音で語れ!偽善排除 第四十三章

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、BC級戦犯裁判については他の文献でも指摘されていることだが、敗戦
時の日本軍による文書焼却が冤罪や過剰な量刑に繋がったことが本書で
も指摘されている(144-145頁)。ある部隊がどの期間にどの地域で作
戦行動を行なっていたか、また部隊の指揮命令系統はどうなっていたか
、といった情報を軍の公文書によって証明できれば裁きを免れることが
できたケースがあったのだろうと推測できるが、残念ながら具体的な事
例の紹介はない