談合はいつなくなるのか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
173朝まで名無しさん
官製談合 元国交省局長に有罪判決 札幌地裁 「生活保障など身勝手」

 国土交通省北海道開発局(札幌市)発注の河川工事をめぐる官製談合事件で、談合罪に問われた元国交省
北海道局長、品川守被告(59)の判決公判で札幌地裁は13日、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役
1年6月)を言い渡した。
 判決理由で辻川靖夫裁判長は「発注者側の長として重責を担う立場にありながら、建設業者に再就職する
職員の生活保障など身勝手な動機から談合に重要な役割を果たした」と厳しく指摘した。
 弁護側は公判で「発注予定の工事リストを元幹部に渡しただけで共謀はしておらず、幇助(ほうじょ)に
とどまる」と主張していたが、辻川裁判長は「ホテルで開発局の元幹部らから落札予定業者の一覧を示され、
その内容を修正した」と談合を主導していた事実を認定した。
 その上で、執行猶予とした理由について「長年の談合を引き継ぐ形で関与し、個人的な利益があったとは
いえない」と述べた。
 判決によると、品川被告は石狩川開発建設部長だった平成17年、建設会社に天下った元幹部4人=いずれも
有罪確定=と共謀。同部が発注した工事2件で、あらかじめ落札業者を選び受注を調整した。
 判決後、品川被告は報道陣の問い掛けにひと言も答えることなく、無言のままタクシーに乗り込んだ。弁護士は
「判決文をよく読んで控訴するか検討したい」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090313-00000137-san-soci