【小田久栄門】テレビ朝日の恥部【小林勇】★セクハラ王国

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140【週刊現代 2007.6.2号】
元敏腕プロデューサーの爆弾告発第2弾
“カトジョンイル”1億5750万円を告訴できない本当の理由

          製作費横領、社内接待、不倫怪文書
『テレビ朝日次期副社長の封印されたスキャンダル
             早河洋代表取締役専務
                                        清野信彦 47歳

 清野氏はテレビ朝日の腐敗の構造は、現在同局の“最高実力者”にまで及んでいたという。
製作費のキックバックに女性問題―。この会社にモラルという言葉は存在しないのだろうか。
テレビ業界を震撼させる、元プロデューサーによる決死の告発は続く―。

不正なカネで接待を受けていた将来の社長候補

(略
 こう語るのは、『テレビ朝日』元プロデューサーの清野信彦(47歳)である。駐車禁止と公務執行妨害
を理由にテレ朝から諭旨退職を先刻され、退社した清野氏は、テレ朝が隠蔽した幹部たちの不祥事を、
本誌前号で生々しく告発した。
俎上に載せられたのは、“カトジョンイル”こと加藤秀之元編成制作局チーフプロデューサー、
皇達也元取締役制作局長、明石光司下業務部長の3人。
(略
 しかし、“悪いヤツら”は前号で実名報道した3人だけではない。テレ朝が加藤氏を刑事告発できない本当
の理由を清野氏は断言したのである。
「経営陣のトップに、加藤さんと同じことをやり、なおかつ加藤さんから過剰な社内接待を受けた“共犯者”が
いるんです。加藤さんを訴えれば、自分にも同じ火の粉がふりかかる。だから目をつぶっている。その人は
大幹部のHさんです」
 本誌の取材により、大幹部のH氏とは、早河洋代表取締役専務(63歳)であることが判明した。
早河氏といえば、テレビ業界では知らぬ者のない実力者だ。『ニュースステーション』を成功させるなど、
輝かしい経歴を誇るテレビ朝日の生え抜きで、「将来の社長候補」と言われる。実際、6月27日の株主総会では、
代表取締役副社長に昇任することも内定している。
141140:2007/05/25(金) 22:48:05 ID:Njo/g78r
「加藤さんと彼の癒着は社内のだれもが知っている話です。加藤さんは架空請求で得たカネを使って、(早河氏を)
ゴルフ接待、銀座接待と“社内接待浸け”にした。頻繁に銀座に連れ出し、高級クラブの『G』など決まった店に
行っていました。高級店ですからおそらく一晩数十万円は使っていたでしょう。その見返りに加藤さんの番組に、
ゴールデン枠を与えていたと聞いています。
 また、2〜3年前ほど前、加藤さんを告発する怪文書が出回り、一時、加藤さんは現場をはずされたのですが、
すぐに加藤さんは現場復帰。『加藤さんは(早河氏に)救われた』と、社内ではもちきりでした。
 実力者中の実力者である彼が加藤さんと癒着している以上、会社は加藤さんを切りたくても切れない。そのため、
加藤さんの水増し請求や過剰接待の件が世間に知れ渡っても会社は動かず、東京国税局の査察後、
懲戒解雇にするまで相当時間がかかった。加藤さんが『(早河氏との関係を)全部バラす』というので、なかなか
クビが切れなかったと聞いています」(清野氏)
(略
「(早河氏が)なぜ加藤さんを切ろうとしなかったか。もうひとつの理由として彼も昔、制作会社から、不正なカネを
受け取っていたと社内で噂されているんです」

業界でのあだ名は“キックバック早河”

 老舗の制作会社関係者が清野氏の証言を裏付ける。
「早河さんはセコくタカることで有名だった。『商品券3万円ぐらいで』とか『ほしいネクタイがあるんだけど』とか
要求してきた。現金を渡すにしても小額で、多くても30万円くらいだった。目立つとヤバいと思っていたんでしょうね。
あまりにセコく、頻繁にカネを取るので、仲間内では“キックバック早河”と呼ばれていました」
 テレ朝とは深い関係にある大手芸能プロダクション関係者も早河氏のキックバックについて話す。
「ウチはテレ朝さんと数々の番組を作ってきました。最初は皇さんとやってきたんですが、その後、早河さんが
ウチとのパイプ役になりました。スペシャルドラマなどでは一本1億円もの製作費をかけますが、実際には
もっと安く作る。浮いた分は早河さんに持っていくんですよ。ウチと早河さんのかんけいには“表に出ないカネ”
が含まれるんです」
142140:2007/05/25(金) 22:49:16 ID:Njo/g78r
 早河氏にはもう一つの問題点がある。女性関係だ。テレ朝のある幹部が語る。
「早河さんは非常に女好き。とくに女子アナ好きで有名です。キャスターが好きで、過去にかなりの数の局アナ
と関係があったと噂されています。女性問題を怪文書でバラまかれたこともあります。差出人は『テレビ朝日を
恐怖政治から解放する有志の会』、定形小型封筒にA4サイズ文書が3枚入っていました。そこには、
<Bチーフプロデューサー(加藤氏)の巨額な製作費不正流用問題で国税局の調査がテレビA(テレ朝)に入って
いながら、事件化されていない。・・・テレビAの女帝C局長(元女子アナ)は天皇といわれるD専務(早河氏)の
引き立てで出世した。・・・社内で女子社員に上司と寝ることを奨励するようなものだ>と書かれていました」
 この話を清野氏にぶつけると、こう答えた。
「それは私もよく知っています。特にMアナは彼との不倫関係を清算するため、海外支局に飛ばされたりして
いました。彼のやっていることは“人事の私物化”にほかなりません。しかし、人事を私物化している人だから
こそ、社内の人間は批判できないのです。何をされるか分かりませんから」

(略