長野県塩尻市の20歳代の男性職員が自宅での病気療養中に、オール信州陸上大会に出場し、
400メートル走で優勝。100メートル走でも3位に入っていたことが24日、分かった。
同市市役所によると、職員は精神的な不調を訴え、今年6月26日から12月22日まで180日
間の療養休暇を取得していた。陸上大会は10月7日に開催。社会人や高校生らが出場していた。
結果が載った地元紙に男性職員の名前を見つけた同僚職員が、市役所に知らせて発覚した。
陸上が好きで、学生時代から続けていたという男性職員は「自宅にいると気が滅入った。
たまたま気分が良く出場してしまった」と反省しているという。
同市は「社会通念上良くない」と口頭で注意。処分については「療養期間が明けてから検討したい」としている。
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200611/25/soci199946.html