朝日放送アナ【長嶋賢一朗】【上田慶行】【松原宏樹】セクハラ事件

FLASH 2006年12月12日号
【朝日放送】セクハラ“停職”アナ３人衆「名前」＆「顔写真」
「就職の口利きをしてやる」とアナウンサー志望の女子学生を…
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“就職の口利きをしてやる”とアナウンサー志望の女子大生を・・・５年前にも同じ手口の被害が判明！
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　　【写真5】　　　　　　【写真4】　　　　　　　　　　　　【写真1】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「【写真2】¬
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「※6　　　　　　　¬　　　　　　[関西テレビ界の雄]　　　　　　　　　「※4　　　　　　　　¬
　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝日放送セクハラアナ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３人の「名前」と「顔」　　　　　　　　　【写真3】
　　【写真6】　　　　　　　　　　※1　　　　　　　　　 　　　　　　　　　��　　　　　　　　　　　」
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■本文■

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★見開き2ページ(16〜17P)
■本文■は、縦17文字横55行(見出し2行)

【写真1】
テレビ番組「笑いの金メダル」(06.7/2)で左手でマイクを持ち、
リポーターをしている、スーツにネクタイ姿の長嶋賢一朗アナの大きな写真（番組映像写真）
体の中心部に

　　　　長嶋賢一朗
　　(ABCアナウンサー

とテロップが表示されており、左肩部分にFLASHが[停職３カ月]と表示

【写真2】
「笑いの金メダル」の番組映像写真。
一番大きく安田大サーカスが中心に映っている。
【写真3】
「ムーブ！」(06.11/14)内で司会・出演者らが謝罪し、頭を下げている映像写真。
左から関根、堀江、勝谷、須田慎一郎、[眼鏡の男性])。
番組映像右上隅テロップは
「ABCアナウンサー
セクハラで処分」
【写真4】
朝日放送社屋の写真。社屋東側道路から、社屋と旧プラザホテルの間の中庭通路方向を
撮影したもの。奥に電波塔。
【写真5】
朝日放送HP「今日の回覧板」上田慶行のページを流用したもの
http://72.14.253.104/search?hl=ja&q=cache%3Awww.asahi.co.jp%2Fann%2Fkairanban%2F060526.html&lr=
HPは上田がカメラマンに写真撮影されてるものと、上田が胸のバッジ（社章）を右手で指差してる写真
（いずれもスーツにネクタイ）とが交互の表示だが、FLASHでは後者の写真を使用。

5月26日（金）

　　　　　　　　　　　　　上田　慶行　アナ [上田の顔写真]

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　　　　　　　５年ぶりの撮影大会開催中！
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　ＡＢＣでは、５年ごとに社員写真帳が更新されま
す。今回は創立５５周年バージョン。しっかり社章を
つけないと！

(FLASHの写真では、HP右側(顔写真部分など)が切れている。
中央部にFLASHが[停職３カ月]と表示。

【写真6】
白いブラウスで胸元がはだけ、茶色っぽいサングラスをして歩行中の
山本モナを、右斜めから撮影した写真

※1(横2行)
前代未聞の一斉セクハラ処分に揺れるABC。関西圏はもとより制作版踏みが全国ネットで放送
される大テレビ局の不祥事だ。しかし、社員にも処分内容あいか公表せず、局内で噂だけが
独り歩きする始末。いったい何が真実なのか。“セクアナ”の仮面の下を暴く！
※2(横3行)
長嶋アナは全国放送に顔を出すこともあるなど、イケメンアナとして知られていたが、悪評は
以前から絶えなかったという(7/2「笑いの金メダル」テレビ朝日より)
※3(縦1行 ↑↓の位置 ＜太文字＞)
「驕るテレビ局の暴走」
※4(横4行)
処分公表と同時に、自局の番組「ムーブ！」にて謝罪。過去に同番組では、他局アナの
不祥事の際に「実名を公表すべき」と主張していたが・・・(11/4「ムーブ！」朝日放送より)
※5(横4行)
男性で2カ月の育児休暇をとったこともある上田アナ。処分発表と相前後して育児本出版の
会見もあったが立ち消えに(朝日放送ホームページより)
※6(縦1行＜やや太字＞)
山本モナ元同僚たちのただれた下半身
※7(横2行)
彼らも“不倫降板”した元同僚、山本モナと同じ運命をたどるのか・・・

「　　　　　　　　　　　　　　　¬


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「■本文■　※a¬
　　　【写真A】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑


※b
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　　　　　　　　　　　　　　 ■本文■

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★見開き右ページ(18P)
■本文■は縦17文字横7行で、【写真A】右手に2段。
その下段から横1ページ分に広がって、37行2段。

【写真A】
06.11/25(土)、とあるスーパー温泉（の駐車場）に到着した松原宏樹を、右前方より撮影した写真。
松原はスニーカーにジーンズ、右手にリュック、黒っぽいジャケットを着たラフな格好で、
口をやや半開きにして右上手の方を見ながら歩行中。松原左そばと後方に2台の車が駐車中。
右上隅に[譴責]とFLASHサイドが表示。


※a(縦1行 ↑↓の位置 ＜太文字＞)
渦中のアナウンサーを直撃も口数は少なく・・・
※b(横4行)
スポーツ実況で確かなアナウンス技術を持つ松原アナは、ほかの2人の処分の巻き添え
になったともいわれる。再度電話で質問を試みるも返答は変わらなかった

イケメンアナの口グセは「俺の顔でなんとかしたる」

「停職3カ月といった処分が下されるのは、私がそれなりの間、勤めてきたなかでも初めてのことです。
処分された人物？ナガシマ、ウエダ・・・ヨシユキのほう、それとマツバラ。前の2名が停職で、マツバラ
が譴責。これは局内の誰もが知っている。間違いない」
　大阪・朝日放送の社員は語る。
　さる11月14日、朝日放送の局アナ3人が、それぞれ別々のセクハラ行為があったとして処分を発表
したことは記憶に新しい。同日、自局のニュース番組「ムーブ！」にて視聴者に謝罪もおこなった。
セクハラの詳細や実名は非公表だということをつけ加えて。
　今回の非公表は、社外だけではなく、社内でも同様だった。
「通常の処分や、放送事故を起こすと事由と名前付きで紙が張り出される。それが今回は管理職から
処分内容の口頭通達のみ」(前出・朝日放送社員)
　そのため局内でも情報が錯綜し、尾ひれもつく。同局に出入りする人間は、処分発表後から数日も
経たずに、次のような話を耳にしたと語る。
「ある被害者は強姦まがいだったという話を聞きました。身障者用トイレに連れ込まれたと言う話も。
別の被害者は人妻だとか。ただし「らしいよ」と語尾につきますが。日テレアナが同様の不祥事を
起こしたときは実名で報道すべきだと主張していたのに、自分たちのとき匿名なのはおかしいとの
意見は多い。
　事実、朝日放送では他局の不祥事で、実名報道を主張する向きがあった。そして、14日の「ムーブ！」
での謝罪時に出演していたコラムニストの勝谷誠彦は、こう述べた。
「メディアの人間は公僕ではないけれど、きわめて公僕に近い存在だと僕は思っている」
　至言である。本誌は「準公僕」としての立場を悪用した人間に対して、実名の公表に踏み切る。それが
冒頭にあがった、長嶋賢一朗アナ(36)、上田慶行(39)、松原宏樹(45)だ。
「長嶋に関しては、アルバイトのアナ志望の女性に「面接のコツを教える」と、夜の街に繰り出して相談に
のったあとで豹変した。いたずらをしようとしたが拒否された」(前出・朝日放送社員)
　とかく“イケメンアナ”として知られる長嶋アナには、噂が絶えない。ある朝日放送の関係者はこう話す。
「長嶋については「やっぱりあいつや」

(次ページにつづきます)

という声があがった。彼は「テレビ局に興味があったら、オレの顔でなんとかしたるわ」が口グセ、
結婚しても収まるどころか、昨年の暮れも合コンで両側に女子大生をはべらせて歩いてましたからね。
また女子アナとの噂も絶えませんでした」
　事実、調べると、この話しを裏付ける証言も出た。新聞業界関係者が語る。
「私の娘の友人が5年前、就職活動中のOB訪問で長嶋アナを訪ねたんです。「テレビ業界に興味が
あるんだね。それじゃ、ゆっくる話をしようか」と呼びだされ、カラオケBOXで体を触るなどのいたずら
をされた。結局は泣き寝入り。彼については、以前から局に苦情が入っていたらしい」
　では残りの2人はどうか、別のマスコミ関係者からは次のような話が。
「上田は長嶋にくっついてセクハラ行為に及んだといわれている。あまりモテるタイプじゃないし。
松原はほかの2人とは質が違って、ちょっとしたトラブルが原因。一緒くたにされて可哀想という
声も出ています。

「退職させるべき」という意見も会社上層部では出た

　長嶋アナの“前科”を除いて、じつのところ何をやらかしたのかは、朝日放送が公表しない以上、
真実は藪の中。が、いずれにしてもなんとも情けない話だ。「朝日放送は関西のテレビ局のなかでも
特に官僚的な体質で、プライドも高く、こうした問題が発生する土壌はあったのではないか」と、この
マスコミ関係者は見る。
「処分内容は、幹部と何人もの弁護士が集まって相当に議論があり「退職させるべき」という意見も
あったと聞きます。今後の予防策として今回の処分に落ち着いた」(前出・朝日放送社員)
　ただし、あくまでも内々の処分で、「この処分を社員がスポーツ新聞にリークしたことで、あわてて
発表に踏み切った」(前出・マスコミ関係者)ために、より話が複雑になった。官僚的な体質で臭いもの
に蓋をしようとして、かえって首を絞めたことになる。
　本誌は事実関係を調べるため、本人への直撃をおこなった。3人のなかではもっとも“罪状”の軽い
松原アナ。彼ならば何かを語ってくれるのではなかろうか。25日の土曜日、大阪の自宅から、とある
スーパー温泉にまで来た彼に声をかけた。
「松原さん、ちょっとお話を・・・・・・」
　驚きの表情が浮かぶ。取材される側になったことに同様しているようだ。
「会社を通してください」
　それだけの言葉を絞り出して車に乗り込んでいく。こちらが何者か、何を質問しはじめるのかも確認
せず「会社を通してください」の一点張りだ。

　その朝日放送に、電話取材をしたところ何とも木で鼻を括ったような横柄な態度。代表番号から
広報部に繋いでもらうと、男性が応対した。
「FLASHってどんな雑誌？」
―　写真週刊誌です。ニュース記事からグラビアまで扱っています。
「グラビアって裸？」
―　水着やほかのジャンルもあります。
「水着なら裸じゃないですか。裸を扱うような週刊誌に、そういう(質問に対する)コメントを(回答せよ)
ですか。どうですかねえ。まあ、ファックスは送ります」
　と言って戻してきたのは、例の会社発表そのままだ。原文を掲載する。
「被害にあわれた方々に心からお詫びするとともに、視聴者・聴取者の皆様の信頼を損なったことを
お詫びいたします。今後このようなことが起きないよう社員教育を徹底する所存です」
　あまりにも白々しく聞こえてしまう。「官僚的な体質で、プライド高い」社員がのさばるようでは、
問題の根本的解決は期待できない。


　　　　＜了＞