★★三輪中中学生自殺　情報乏しく　ねらー敗北★★

16　番　　　おそらくそういう答弁になろうかと思っておりました。極めて残念というこ
　　　　　　とを申し上げたいと思います。
　　　　　　　さて、ちょっと飛ばしますが、その他ということで括っております。三輪中
　　　　　　事件関連ということでですね。
　　　　　　　その後、一般質問の事前通告を出した後にも動きがあるかもしれないという
　　　　　　ことで、その他で括っておりましたが。
　　　　　　　まず、調査委員会、本日中間報告が発表されるということのようでございま
　　　　　　す。
　　　　　　　案の定、私が予言したとおりの状況になってきております。後で言いますが。
　　　　　　　この調査委員会のメンバー、これに私はいろいろお尋ねしたいところがござ
　　　　　　います。
　　　　　　　メンバー表というものをマスコミには配布されましたが、議会には配布され
　　　　　　ませんでした。口頭でだけ述べられました。あとは新聞報道ですね、簡略な。
　　　　　　　これはですね、極めて議会軽視、議会軽視イコール町民軽視だと私は思いま
　　　　　　す。議員は誰もメンバー表を持ちません。マスコミにはきちんとメンバー表を
　　　　　　渡している。なぜそのようなことになったのかお尋ねいたします。

議　長　　　教育長

教育長　　　特別の意図はございません。結果的にそういうふうになったというふうに思
　　　　　　います。
　　　　　　　決して議会に内密にすると、そういうことではございません。

議　長　　　16番　笠昭一郎議員

16 番　　　　結果的にねえ、まあ、何とも言いようがありませんね。
　　　　　　　後は聞いてある方がご判断されるでしょう。私が言いたいことはおそらく伝
　　　　　　わっていると思います。
　　　　　　　そしてまた、この調査委員会にご遺族を入れられるように、ご遺族の方たい
　　　　　　へん希望してありました。
　　　　　　　これは賛否両論いろいろあろうかと思いますが、入れられなかった理由をお
　　　　　　尋ねいたします。

議　長　　　教育長

教育長　　　この調査委員会の歩みにつきましては、その前に当町にありますいじめ対策
　　　　　　委員会を中心にしたメンバーを立ち上げようとしましたけれども、どうも公平
　　　　　　性、透明性に欠けるということで、これができなくなったもとに、今現在の調
　　　　　　査委員会が立ち上がったわけでございまして、その中にはご遺族の意見も、要
　　　　　　望もありましたけれども、委員会もそれから学校関係者もご遺族の方も離れた
　　　　　　立場でという基本がございましたので、そういう結果になりました。

議　長　　　16番　笠昭一郎議員

教育長　　　そうしますと、ご遺族が入られたらですね、公平にならない、透明性が確保
　　　　　　できないと、したがって入れないと解釈してよろしいですか、お尋ねします。
　　　　　　そういう公平性にならないということではなくて、そういう第三者的な立場

　　　　　　から真相に迫りたいという考え方でございます。

議　長　　　16番　笠昭一郎議員

16番　　　　この調査委員会は、当初はですね、町外者で構成するという発表が一旦なさ
　　　　　　れました。しかし、現実に立ち上がってみますと、町内の方も入っておられま
　　　　　　す。
　　　　　　　これひっくり返った理由をお尋ねいたします。

議　長　　　教育長

教育長　　　町外者のみで立ち上げるということは申し上げていないと思います。
　　　　　　当初から第三者機関という二とは申し上げました。その中で町内から3名程
　　　　　　度、町外から4名程度ということで選任をしてきたところでございます。.

議　長　　　16番　笠昭一郎議員

16番　　　　それはちょっと違うと思うんですよ、私は。
　　　　　　　最初は議員も入ると、それから児童委員も入るというようなことが言われて、
　　　　　　そしていろいろすったもんだあって、町外者でするということが一旦は新聞報
　　　　　　道されておりますからね、そして、開けてみたらこういうふうな状況になって
　　　　　　おりました。
　　　　　　　ここはですね、いろいろあろうかと思いますが、あまり重大な問題ではあり
　　　　　　ませんので、その次に行きますが。
　　　　　　弁護士が入らなかった理由は何なのか、お尋ねいたします。

議　長　　　教育長

教育長　　特別なことではございません。もちろん心療内科のお医者さんも弁護士さん

　　　　　　も一応は考えてみましたけれども、7名程度ということで、実際相談が成立し
　　　　　　なかったとか、そういうこともございます。

議　長　　　16番　笠昭一郎議員

16番　　　　本当はですね、これ、いじめたグループが7人グループとかいろいろ取り沙
　　　　　　汰されております。中にはインターネットで実名が出ているという報告も私は
　　　　　　耳にしております。
　　　　　　　改正されまして14歳以上ということでですね、少年犯罪の凶悪化そして低
　　　　　　年齢化を受けて、法まで改正された。少年法の関係とかも照らし合わせてみま
　　　　　　すとね、当然弁護士は入るべきだと、私は思います。
　　　　　　　ご遺族の方もですね、自分たちが推薦する弁護士を言っているんじゃないん
　　　　　　だと、県の弁護士会が推薦する弁護士を入れていただきたいと。
　　　　　　　当然ですね、少年事件の経験豊富、少年事件を取り扱ってきた経験豊富な弁
　　　　　　護士が入ると、やはり調査も明らかになりやすい、真相に迫りやすいと思うん
　　　　　　ですね。私は意図的に除外されたんじゃないかというふうに思っておりまず。
　　　　　　　今、心療内科の先生も考えましたけれども、ということがございました。
　　　　　　この調査委員会の委員の経歴、これはなぜ示されなかったんでしょうか、お
　　　　　　尋ねいたしまず。

議　長　　　教育長

教育長　　　経歴については、代表ということで示していたはずでございます。

議　長　　笠昭一郎議員

16番　　　　そういう経歴じゃないんですよ。
　　　　　　　この中にですね、専門としているものは何なのか。
　　　　　　　ただ大学教授を並ぺれば、断っておきますがね、このメンバーの方々はそれ
　　　　　　ぞれ、私は十分社会的にも人間的にも立派な方だと信じております。
　　　　　　そうした上でですね、果たして立派な方であるということがですね、調査委
　　　　　　員会のメンバーにふさわしいということとは、必ずしも同じにはならないわけ
　　　　　　です。
　　　　　　　当然、今先ほど教育長言われたように、心療内科の先生、私はですね、児童
　　　　　　心理学者、児童心理学を専門としている教授がこの中に入っておられるのかど
　　　　　　うか、社会心理学者、人間関係学の権威、そういった方が入っておられるのか
　　　　　　どうか。あるいは精神科医、これも当然入っておかなければいけない、当たり
　　　　　　前の話です。
　　　　　　　この辺が全く分からない。ただ、どこどこ大学の教授、元教授、これではで
　　　　　　すね、さっぱり分からない。
　　　　　　　だからですね、その辺なぜ示されなかったのか。
　　　　　　　ただ経歴、ず一っとですね、その人の履歴者を見たってしょうがないわけで、
　　　　　　専門とするものは何なのか、その辺を私は聞きたいわけです.お尋ねいたしま
　　　　　　す。

議　長　　　教育長

教育長　　　確かにおっしゃる面についてはそのとおりだと思います。

　　　　
　　　　　　　しかしながら、それぞれ心理学的な立場から十分対応できる方々だというふ
　　　　　　うに思っておりますし、選考の時点でも誰という名指しはしておりません。
　　　　　　県の指導を受けながらですね、代表というような形でお願いをしてまいりま
　　　　　　した。そういう経緯でございます。
　　　　
議　長　　16番　笠昭一郎議員

16番　　　　違うんですよ。
　　　　　　なぜ経歴を示されなかったのか、専門としている、この先生はこういうこと
　　　　　　が専門だと。
　　　　　　　それを我々あるいは町民の方、議員も町民の方も見られたらですね、これな
　　　　　　安心だと。さぞかしきちんとした調査をなされるだろうと、当然期待もいた
　　　　　　しますが、今の説明を聞いても、一体何を専攻してある先生たちがずらっと並
　　　　　　ばれておられるのか、さっぱり私は分かりません。
　　　　　　　分からないところで調査結果の中間報告が今日なされる。どのような結果に
　　　　　　なるかということは、もうすでに新聞報道でちらっと出ておりますが、誰が信
　　　　　　用できますか。
　　　　　　　全く確信持って、ああこれなら大丈夫だ、この先生たちが調べたんだから、
　　　　　　これはもう異議の申し立てようがない、という調査なら私はいいですよ。
　　　　　　　この調査結果にいちゃもんつけてるんじゃないんですよ、中間報告されるそ
　　　　　　の結果を予測して、新聞報道にもありますが、それで私はいちゃもんつけてい

　　　　　　るんじゃないんです。
　　　　　　　発表されるなら、やはりきちんとしたみんなが、万人が納得できるやはり調
　　　　　　査委員会でなければならない。経歴も何も示されないで、心理学的にも十分信
　　　　　　頼できる先生という根拠は何ですか。
　　　　　　　それはね、ある程度年齢を重ねてきますとね、一般人であっても子育てする
　　　　　　なかで、当然心理学の達人になっていくものなんですよ。
　　　　　　　しかし、それと学術的なやっぱり専門家というのは、これは違う、私はそう
　　　　　　思います。
　　　　　　　でないと、医師免許にしろ弁護士免許にしろ国家免許なんて要らないじゃな
　　　　　　いですか。
　　　　　　　ここをきちんともう一度お尋ねいたします。経歴をきちんと、私の言う経歴
　　　　　　を示される必要があると思います。きちんと答弁してください。

議　長　　　教育長

教育長　　十分でずね、この調査に当たられる人ということで、県の教育委員会とも相
　　　　　　談をしながら、選考をしていただいた。
　　　　　　　特に大学の学長推薦というような形で参ったものでありまして、経歴という
　　　　　　ようなことでは学者の方については選考をしたわけではございません。

議　長　　　16番　笠昭一郎議員

16番　　　　何ですか、それは。

　　　　
　　　　　　　経歴をきちんと見ないで、県に丸投げですか。
　　　　　　　私はあの人選見たときに、ああ、これはもう県教委が作った調査委員会だな
　　　　　　と一目瞭然に分かりました。
　　　　　　　県には私学振興課もあります。私学の先生方がずらっと並んでおられる。
　　　　　　　県教委に逆らったような調査結果が出せるわけがないじゃないですか。もう
　　　　　　分かりきっているんです。,
　　　　　　　そこで私がですね、11月8目の日に、私インターネットでブログというの
　　　　　　があります。目記を書いております。
　　　　　　　11月8日、もう1カ月以上前です。私は予測した記事を書いているんです
　　　　　　ね、その中で。
　　　　　　　前段を省きますが。
　　　　　　　ということは、この調査委員会の結論は最早出ているも同然です。最後には、
　　　　　　「いじめが直接の原因だと特定できるものはなかった。いじめが誘引になった
　　　　　　と思うが主因ではない。自殺がいじめを直接の原因とするだけの根拠が見当た
　　　　　　らない。」という結論で幕引きされる公算が大きくなったと思いますと。
　　　　　　　11月8日の段階で私がこれ、インターネットにこれ掲載しているものです。
　　　　　　ほぼそれと同じような中間報告の、今朝新聞に載っておりますがね、いじめが
　　　　　　否定できぬと、いじめが原因であったとは否定できないと。しかし、原因の断
　　　　　　定は避けるということで、新聞に報道されております。若干表現は違いますが、
　　　　　　同じようなことですね。
　　　　　　　ということはですね、男子生徒がいじめを苦にして、「もうこれ以上生きてい

　　　
　　　　　　られない」という遺書を残して亡くなった。そしていじめが原因と見られる否
　　　　　　定はできない。けれども断定もできない。
　　　　　　　非常に曖昧模糊とした結論で幕引きされて、つまりは別に犯人探しをしよう
　　　　　　という気はありません。ご遺族の方もそれはしきりに協調しておられます。犯
　　　　　　人探しをするつもりはない.
　　　　　　　しかし、何が原因でこうなったのかを追求しないと、亡くなった息子にも申
　　　　　　し訳ないし、再生への道は歩けないと思うということをご遺族の方は申し上げ
　　　　　　ておられます。私もそう思います。
　　　　　　　原因が分からないまま、暖昧なままにしておいて、再生への道は私は不可能
　　　　　　だと思います。
　　　　　　　この人選はやはり県教委主導で行われた。つまり町教委の主体性は発揮され
　　　　　　なかったと、そのように解釈してよろしいですか、お尋ねいたしまず。

議　長　　　教育長

教育長　　　指導は受けてまいりましたけれども、最終的なこのメンバーの決定は教育委
　　　　　　員会で諮って決めさせていただきました。

議　長　　　16番　笠昭一郎議員

16番　　　　それは形だけのことだろうと思いますよ。
　　　　　　私はですね、筑前町教育委員会、おそらくですね、たいへん申し訳ないです
　　　　　　が、筑前町教育委員会だけではなく全国の、特に市町村教育委員会はですね、

　　　　　　が、筑前町教育委員会だけではなく全国の、特に市町村教育委員会はですね、
　　　　　　　やはり県教委の顔色を見る、県教委は文科省の顔色を見る。そうやってなされ
　　　　　　ている。
　　　　　　　ですから、教育委員会の有り様というのが、非常に全国的にも問題になって
　　　　　　いる。
　　　　　　　国のほうもですね、今後考えていかんといかんと。,市町村教育委員会の廃止
　　　　　　も検討されるというような、議論されるというところまで来ておりますね。
　　　　　　　やはりですね、町教委がもっとしっかりして、主体性を発揮して、場合によ
　　　　　　っては文科省とも喧嘩する、県教委ともやり合うというぐらいの気概をもたな
　　　　　　ければ、私は少なくとも筑前町の子どもたちは守れないと思います。
　　　　　　　ですから、属があっちのほうに向いている。そうじゃないんだと。学校現場
　　　　　　を見てほしい、子どもたちに目線を向けてほしい.と、私はそれを強く要望して
　　　　　　おきたいと思います。
　　　　　　　そうしなけれぱですね、私の言ったとおり、懸念が的中するということにな
　　　　　　ります。数々これまでもですね、私が一般質問で取り上げたことがそのままそ
　　　　　　のとおりになってきております。
　　　　　　　例えば国民保護法の問題にしても、以前、三輪町議会の時代でしたが、私が
　　　　　　町長に聞いた。
　　　　　　　そしたら、外交と防衛は国が考える問題だという答弁でした、しかし、実際
　　　　　　には国民保護法ができ、そして市町村は国民保護計画を策定するようになりま
　　　　　　し纂費未払いの題でもそうです。今、全国的に社会問題になってきている。