http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/06gendainet05017321/ 「医療保険は入ってはいけない!」は本当か (ゲンダイネット)
「医療保険は入ってはいけない!」(ダイヤモンド社)とズバッと言い切る本が売れている。
テレビで「お手ごろ」「一生安心」と民間医療保険のCMがガンガン流れているから、
「イザという時に」と加入している中高年も多いはずだ。本当に「入ってはいけない!」のか。
著者でファイナンシャルプランナーの内藤眞弓氏に聞いた――。
そもそも医療費がいくらかかるのか、考えたことがありますか。
「入院したら何百万円もかかる」なんて話をうのみにしてはいけません。
多くの場合、公的な医療保険でカバーできるし、だったら、
月々の保険料を貯蓄に回してイザという時に備えた方が合理的ともいえます。
中略
日本の公的な医療保険は世界的にもまれな優れた制度です。
ところが、10月1日からは高齢者医療の負担増など、規制緩和という大義名分で、どんどん制度が崩されています。
それで本当にいいのか。CMに踊らされてサイフを開いてしまう前に、考えるべき問題があるはずです。
民間よりも公的な医療保険のあり方に、まず目を向けてもらいたい。
そういう意味でも「入ってはいけない!」と言いたいのです。
この程度の内容の本を買って読むのを合理的とはいえません。
この程度の本よりもネットの多大な情報に、まず目を向けてもらいたい。
そういう意味でも「買ってはいけない!」と言いたいのです。