救う会には批判の電話やメールが殺到、中には「応援していたけど、もうやめる」と話す人もいたとい
う。会では「説明が足りなかった」として、両親が3千万円を自己負担して募金に繰り入れることや、帰
国後も多額の医療費が必要なことを記した文章を、ホームページに載せた。
救う会によると、自宅がローンの担保になっているため銀行からの融資は難しく、3千万円は両親が負
担できるギリギリの額だという。
ネット上での批判や中傷について、昌弘さんは「こちらもホームページを開設して訴える以上、いろい
ろあるとは思っていたが、つらい」と語った。救う会の筧誠一郎・広報担当(46)は「情報開示の仕方
など、募金活動の難しさを痛感した」と話している。
国内では、15歳未満の脳死による臓器提供が認められていない。海外移植では病院にデポジットを払
って登録されることが必要で、さくらちゃんの場合は75万j(約9千万円)だという。
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