入所少年をレイプ 児童施設の女保育士 「性交を断ると、蹴られて噛まれる」
県内の民間児童養護施設の女性保育士(29)が、入所している少年と性行為を行ったほか、
関係を知りながら別の女性保育士(28)と男性指導員(25)が女性保育士の求めに応じて、
少年を施設から女性保育士の自宅アパートまで公用車で送っていたとして、施設を設置・
運営する社会福祉法人に対し、県が児童福祉法に基づく改善勧告を行っていたことが
十八日、分かった。県は職員三人の厳正処分と再発防止策、少年への心理的ケア、
役員の責任の明確化などを文書で二十八日までに回答するよう要求した。施設側は
既にこの職員三人を懲戒解雇している。
県などによると、女性保育士は二〇〇四年から昨年四月ごろまでの約一年半、
公休日に携帯電話やメールなどで少年を自宅に呼び出し、関係を続けたという。
少年が電話に出なかった時には、男性指導員や別の女性保育士の携帯電話に
連絡して少年に取り次がせたり、施設から車で五分ほどの自宅に数回連れて
来させたとされる。男性指導員らは「断ると職場で無視されることもあり逆らえなかった」
などと話しているという。
六月二十五日、少年がベテラン女性職員に、女性保育士との関係や
「要求に従わなかった時は、施設内などでけられたり、体をかみつかれた」と相談し、
発覚した。
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