【知られざる巨大脱税組織】韓国・北朝鮮系信用組合１２

>>463
北朝鮮の収入構造に最初に大きな変化が起きたのは、
ソ連の崩壊の時です。これによりエネルギーや資材が
格安で調達できなくなった北朝鮮では、党の支配力が急速に落ち、
軍部の支持を取り付けた金正日の台頭とあいまって
先軍政治へと突き進んでいきます。

憲法を改正して軍が党の指導を離れた北朝鮮は、
事実上、共産主義国家から軍事独裁国家に移行しました。
ミサイル貿易が国家の収入の大きな部分を占めるようになり
軍部の発言権が増大します。一回目の核危機の勃発です。

９０年代後半に大量の餓死者を出した「苦難の行軍」からは、
食料の供給を国際社会からの援助に頼るようになります。
北朝鮮で唯一、組織的輸送力を持つ軍部は、
援助物資の分配と横流しを受け持つ事で、
増々強大になっていきます。

また海外に通じる要員を配する組織は、工作員も官僚も、
軍も党も政府も、麻薬や偽札で稼ぐようになります。