米国企業改革法(SOX法)に対応する米国企業の動き
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2525221/detail SOX法の重要監査ポイントは、
プロセス文書化が成されてされているか、一貫が保証されているか。
この点は日本版であろうが全く同じ。
米国の報告企業でも0%以上がmaterial weakness(重大な欠陥)があると
診断されているが、その根拠は会計方針と実践面、リース会計など。
ITセキュリティが原因であるケースについては、
その影響度が大きい欠陥としてシステムの「変更管理」、
「プログラムの変更管理」、「システム構成への理解不足」、
「変更ログ」等が指摘されている。
監査法人の指摘では、経理の人材不足と経営陣の意識不足が大きいとする
意見が多い。経営陣の意識が低いと、マネージメントオーバーライドの問題を
発生させ内部統制を無意味にしてしまう。
あと無視できないのは、SOX法を契機にのし上がってくる企業も少なくないということ。
現に米経済が好調なのはSOX法施行によるモノだと唱える者もいる。