901 :
朝まで名無しさん:
(電通用語解説7) 東京包囲 【読み】とうきょうほうい a
近年注目の電通のコンセプトのひとつ。
@政治色の強い扇動型の番組を、東京のキー局ではなしに、関西の局から全国にネット展開する。
A単に関西発の番組を全国に流すだけではなく、東京近辺でのみその放送は行なわない。
Bそして、実験的に一部地域で流して世論調査の動向をみた上で、徐々に放送区域を拡大し、
最後には「東京近辺を包囲する形で」、全国ネットでの放送につなげる。
代表的な例に「たかじんのそこまで言って委員会」などがあげられる。
2002年三月に特番として大阪読売テレビで試験的に制作・放映された同番組は、
2003年七月に近畿地方と徳島で放送開始。その後世論の動向をみて、
2003年十月 鹿児島
2004年十月 広島 福岡 熊本
2005年四月 愛知 愛媛 長崎
2005年十月 新潟 香川 岡山 高知
2006年四月 宮城 富山 山口 北海道
2006年五月 島根 鳥取
2007年四月 山梨 宮崎
2007年十月 石川 大分
と、現在では北海道や東北にまで放送区域を拡大している。
レギュラー化に先立って不定期で流して様子をみるケースもあり(宮城、福岡、熊本など)
また日テレ系列番組でありながら、大分・宮崎の二県では、どうも辛抱できなかったのか、
TBS系列を使って強引に放送するいごっそうぶりである。警戒心が強い反面、
電通の正体が丸見えになる事も辞さない意志の強さもあり、興味深い。
902 :
朝まで名無しさん:2007/11/10(土) 06:38:26 ID:A7U5+mJP
(電通用語解説7) 東京包囲 【読み】とうきょうほうい b
プロジェクトの目的としては、東京周辺を蚊帳の外に置いたままで、物事を進め、
世論を形成してしまう事がまず挙げられよう。
もともと、業界中枢に近い人間の多い東京では、生半可なマスコミのリーディングは
通用しにくい傾向があり、それがネットを通じて地方に波及する事に神経を尖らせていた。
特にこの番組のように、実際には保守ではないにもかかわらず、保守系をよそおい、
保守系世論を味方につけて、一見保守の意向に沿う主張に思わせながらも、
逆に保守世論の力で、マスコミ首脳部が意図する売国的な方向へ導こうとする、
かなり「胡散臭い番組」の場合、外野から「ニセモノ」という野次を受ける惧れがあった。
もし、番組観が形成される初期の段階で、「大勢がそこに流れたら?」という可能性を
番組コンセプトの事実上の作者である電通が当初から危惧していたのは当然だと言える。
この番組で東京を警戒する要素はそこにある。
だから番組に対するイメージが形成される過程で、その要素を極力はぶきたかったのは理解できる。
元々意に添わなかった「保守世論から煽る」という線まで、しぶしぶ譲歩した電通にとって
「保守世論を利用して売国目的を達成する事」だけは譲れない一線であり、
その意味でこのプロジェクトには「将来を見据えて」神経を尖らせていた背景もあった。
903 :
朝まで名無しさん:2007/11/10(土) 06:39:10 ID:A7U5+mJP
(電通用語解説7) 東京包囲 【読み】とうきょうほうい c
番組が東京を執拗に避けながら放送地域を拡大している事について、
局側ないし週刊等では「東京嫌いのたかじんが東京での放送に反対している」という
業界の常識からみて、かなりシュールな説明を続けてきた事はよく知られている。
(ちなみにこの番組のウィキ項目は局側の主張のまま凍結されている)
比較的低年齢層を対象にしたと思われるこうした弁明以外に
電通サイドがこの事に対してまともな説明を提供した形跡はない。
また電通が「東京包囲」を実行しているのは、この番組に限った事ではなく
「情報ライブ ミヤネ屋」でも同様の手法を踏襲している点からみても、
こうした釣り情報は正直食傷気味であり無効であろう。
先日昼の草野仁司会『ザ・ワイド』が終了すると、関西の「ミヤネ屋」が
その後継番組として全国26局ネットでネットを開始した。これはそれまで
大阪で「ムーブ」と並ぶ異様な煽り報道で知られていた番組で、電通側の意図は
たかじん委員会の場合で同じと言える。『ザ・ワイド』を放送していた系列局のうち、
関東広域圏の日本テレビと、テレビ信州の2局のみがネットを外され、
東京など関東近県では現在日本中で誰も見ていないような番組を放送している(笑)
まず東京を全国から切り離したままで、世論を作り上げ、
次に東京をのぞく日本全国を徐々に自分たちの意のままに誘導してゆき、
最後に東京を、数で圧倒してなすすべもなく流れに巻き込んでしまう事が狙いと思われる。
期が熟するまでじっと息を潜め、突如、猛然と襲いかかるスタイルは昔から電通に特有である。