【存続か?】象徴天皇制を問う59【廃止か?】

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881伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/15(土) 18:33:44 ID:fCrPFPuQ
>>878
公布は裁可と違って、単に国民に知らせる行為。

奏上されてから30日以内に公布するのが天皇のお仕事です。
もちろん拒否することはできません。
天皇が署名・捺印[御名・御璽]、首相が副署をして公布文を作り、
成立した法律等を官報に掲載します。
882古学派 ◆ZR.LCsCXdA :2006/07/15(土) 18:49:25 ID:R4nh6qBQ
現行憲法の天皇関連条項についての考え方は以下の通り。

第1条 天皇の地位が「国民の総意に基づく」としている時点で不当であり、廃止すべきである。国民の総意に
    かかわりなく、天皇の地位はある。
第2条 皇室典範を「国会が議決する」ものとしている時点で不当であり、廃止すべきである。国会が皇位継承に
    口をはさむなどおこがましいことである。
第3条、第4条 天皇を無答責としている点は評価できるが、逆に天皇の行為を縛ることになりかねないので、
    廃止やむなし。
第5条 摂政職も憲法が定めるまでもなく存在すればよいのだから、廃止でよい。

第6条 内閣総理大臣・最高裁長官の任命は、心情的には残しても良いようにも思えるが、他の条文廃止との
    バランス上、廃止やむなし。
第7条 同様に、廃止やむなし。

第8条 「皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲りうけ、もしくは賜与することは、国会の議決に基づかなければ
     ならない」・・・最も廃止すべき条文である。皇室への財産寄付を制約し、皇室の財産規模の拡大に歯止めを
     かけるものだからである。
883伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/15(土) 19:00:33 ID:fCrPFPuQ
>>882
第88条  すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に
 計上して国会の議決を経なければならない。

これも天皇関連条項ですね。

6条、7条を廃止してしまうと、天皇のお仕事が無くなってしまいますが。
天皇の仕事として、なにを想定されますか?
それとも天皇に仕事は要らないということですか?
884朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 19:03:34 ID:gsgY6TDi
>>882
何だこれは・・・・
オマイの憲法草案を書き込んでくれよ。
885古学派 ◆ZR.LCsCXdA :2006/07/15(土) 19:09:31 ID:R4nh6qBQ
>>883

失礼、88条を書き忘れていた。
天皇のお仕事としては、まずは祭祀を行うことであり、また伝統的行事を行うことである。
内閣総理大臣や政治家がよく伊勢神宮に参拝するが、そのような際に祈祷、お祓いをしたり
ご懇談をしたりするのも良いのではないか。
憲法外の習俗として、内閣総理大臣の代替わりの際に天皇から「勅使」をつかわし面会、懇談するのも
良いのではないか。もちろん左翼の総理大臣が誕生する可能性も排除できないので、
これは強制はできないだろう。

>>882
天皇関係を憲法で定めるというのはおこがましいので、単に憲法ではいっさい天皇について
触れなければ良い。憲法に天皇を書き込むと、まるで憲法によって初めて天皇が存在するかのような
錯誤が生じるからだ。
886朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 19:16:07 ID:gsgY6TDi
>>885
最低でも。
第一条。天皇は日本国の国家元首。
を書き記そうよ。
887伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/15(土) 19:19:26 ID:fCrPFPuQ
>>844-845
toooは、私が>>812で引用したサイトの記事、読んだ?
http://www.han.org/a/half-moon/hm051.html#No.335

「天皇機関説的に振る舞っていた」という言葉の意味はよくわからんけど、
天皇は国政に実質的な関与をしていなかったということかね。
上の記事を読んでも、まだそう思う?

私は、toooこそ、事実を見ずに形式的な観念の枠に昭和天皇を押し込め
ようとしてるんじゃないかと思ってるけどね。
GHQが天皇を擁護する目的のために仕組んだ、東京裁判史観とでもいう
べきものに囚われていると思う。

>>845の後半は意味不明。共産党員・支持者へのアドバイスなら、私への
レスでやるのはお門違いだ。
取り乱してんじゃねーよと思ったが、toooにも事情があるようだから、見な
かったことにしよう。
888伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/15(土) 19:25:51 ID:fCrPFPuQ
>>885
> 単に憲法ではいっさい天皇について触れなければ良い。

ははあ、第1〜8条すべて廃止というので、何事かと思ったわけですが、
分離後の憲法ということですか。

889古学派 ◆ZR.LCsCXdA :2006/07/15(土) 19:25:56 ID:R4nh6qBQ
>>886
そのあたりはいろいろ考えたのだが、「国家元首」というと、法的には、近代国家機関の公務員の一種ということに
なってしまう。それはやはり天皇のあり方を無理に限定すrことにつながるし、また内閣や国会による干渉に根拠を
与えてしまうことになりかねないので、あえて「分離論」が妥当と考えた。

分離といえば、カワイイ氏の「バチカン化」も興味深い。旧・山城国に禁裏御料を作るか。
890朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 19:29:26 ID:gsgY6TDi
>>889
バチカン化?
まさに・・・・・神学論。
891朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 19:48:57 ID:+GLnLGUv

天皇制は靖国と一緒で個人経営でいいじゃないの。

宗教法人、天皇カルト宗教本部。

宗教法人、靖国神社。
892???:2006/07/15(土) 19:59:28 ID:ft6jmkva
現在の体制に疎外感を感じて反体制・反皇室になるのがいるが、これは自己に原因がある。(w
つまり勝ち組になる機会が多くある国にいるにもかかわらず反皇室の選択っていうのはそれだけ
負け組の現状があり、生活苦だからなのだ。現に、朝から晩まで貼り付いている。(w
893古学派 ◆ZR.LCsCXdA :2006/07/15(土) 20:06:14 ID:R4nh6qBQ
>>891

「天皇カルト宗教本部」などというものをご親切に創作してくれなくても、すでに神道、神社本庁というものが存在する。

神社本庁は日本の神社の99%が傘下にあり、皇祖神をまつる伊勢神宮を頂点とするので、日本の神社の
99%は君にいわせれば天皇カルトであり、全国津々浦々の家庭や企業の神棚に「天皇カルト」があふれている
ということになるなw

なお、今の神社本庁のありかたが望ましいかどうかはとりあえず留保しておく。
894朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 20:27:23 ID:tafrfeXb
何故日本の神社の99%が神社本庁の参加にあるかと言うと、
軍門に下らない神や信仰を滅ぼしたからだよ。
895朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 20:57:26 ID:NtVbNpQN
>>875
>あなたの説は、「出来ないとされていた」ことを事実として提示できないから
>説得力がないんです。

天皇大権を行使して不裁可したことは一度もない。
また、当時東大教授で憲法学者が「出来ないとされていた」と書いている。

不裁可が可能であったと主張しているソースでも出さない限り、
それこそ天皇が絶対的な権力を持っていたという説は説得力を持たないだろう。
896朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 21:01:15 ID:NtVbNpQN
>>875
>意思決定過程に参画できない人の言い訳ならいいですが、天皇の言い訳と
>しては最低ですね。だから役立たずだと言ってるんです。

何度も言うが、天皇は専制君主ではない。
天皇一人に戦争回避や早期終戦を望むのはお門違いも甚だしい。
天皇をオールマイティの神のように考えているかのようだ。
897朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 21:04:37 ID:tafrfeXb
では大将の責任と言うことで。
898朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 21:17:07 ID:FA4OwhzO
戦争責任ネタは別スレ池
899朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 21:31:22 ID:NtVbNpQN
戦前について漠然と感じていたことが本になったようだ。読んでみたい。

『大日本帝国の民主主義―嘘ばかり教えられてきた! 』
「暗黒近代史」の常識を覆す異色爽快対談
ジャーナリスト・田原総一朗が近代史の泰斗・坂野潤治東大名誉教授と近代史
の内幕を徹底的に分かりやすく語り尽くした異色の対談。
「明治時代はデモクラシーの時代だ」
「戦前は暗黒の軍国主義の時代というのは真っ赤な嘘」
「西郷隆盛の征韓論はそもそも清攻略が目的だった」
「日本は古代から象徴天皇制だった」など、思わず「そうだったのか!」と
うなずく面白エピソードが満載。
これまで偏向記述の多かった歴史で、「戦前は国民が軍隊に支配された暗黒の
時代」とだけしか教えてもらえなかった人々は、未体験の知的冒険世界に誘わ
れるはずだ。イデオロギーにとらわれずに見た日本の近代は、なんと魅力的な
時代だったことか。
この本によって「大日本帝国時代」は暗黒から解き放たれるだろう。
900古学派 ◆ZR.LCsCXdA :2006/07/15(土) 21:41:55 ID:R4nh6qBQ
帝国憲法の構造としては、天皇に三権及び軍の統帥権が属する形になっていたから、
実際の運用はともかく、法の論理としてみれば、(帝国憲法のパラダイムから見ての)
失政・亡国というべき事態になったときに、確かに天皇の責任になってしまうんだよね。

ここでいっているのは、実際の天皇の行動や考え云々ではなく、あくまで法の論理の話として。

帝国憲法の起草者たちは、別に「天皇が主権者ですべてを統括していれば失政などありえない」
などと考えていたわけではなく、実際には天皇が独り決めする事態は想定していなかったのだろうし、
また天皇に諌言する重臣元老たちの存在とか、憲法外のいろいろな慣習によって適切に国政のシステムが
運営されることを期待していたのだろう。

ただ、建前にせよ何にせよ、天皇の神聖不可侵性や軍統帥権やらを憲法に制度として書き込んでしまった以上、
実際の運用が「建前」「理念」「制度」によって復讐されるという事態が起こる。

上のほうで誰かが「神風を民衆に信じさせようとする為政者は、自分は神風を信じ込んではいけない」という
書き込みがあったが、実際に統治の装置として作った一定の理念・建前が、代替わりするに従って、
単なる道具ではなく本気で信じ込まれるようになっていく・・・ということは、帝国憲法の例に限らず、古今東西を問わず、ありうることだ。
901朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 22:22:09 ID:3JnnnCf0
戦前が民主主義国家?
馬鹿かww
じゃあなんで民意であの戦争を止められなかったんだ!
あの当時天皇の批判を言っただけで憲兵に連れて行かれて拷問されたんだぜ
どこが民主主義国家なの
こいつってアホだよなw
塩川さんもかなり耄碌されているようですが、
はやく引退された方がいいです
老害だろうW
902朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 22:30:28 ID:tafrfeXb
>>901
>じゃあなんで民意であの戦争を止められなかったんだ!
国民が戦争を望んでいたからさ。
関東軍の脱法行為を諸手を挙げて支持するくらい血に飢えていたからさ。
903伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/15(土) 22:38:59 ID:fCrPFPuQ
指導者と威張ってる人たちが失敗したとき、民主主義を強調すれば
みんなの責任にできる。
主権者ではないからと、十分な情報も与えず、自由な表現も禁じてい
たことは忘れた振りして、選挙権が国民の半分にあったのだから、
責任は国民全体で分かち合おう。一億総懺悔w

作為的にそういう論を展開する人もいれば、単純にだまされてる人も
いそうだ。
904朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 22:56:45 ID:3JnnnCf0
国民でも戦争に反対する人はいただろうw
しかし今回の件を見ても日本人はのぼせやすいな
計算も戦略もなしに突っ込んで行った
最後は子供や女まで竹槍で戦わせようとしたんだぜ!
こんな国が存在した事自体漫画の世界ww
普通の国だと必ず反体制的な団体が出てきて
ゲリラ活動するのが普通だろう。
でも日本はみんなロボットのように従っただろう
アメリカが日本の植民地政策を成功させたのはやはり日本研究の賜物だったんだろうな
イラクとは違うなww
905朝まで名無しさん:2006/07/15(土) 23:03:25 ID:yIcUHi36
633 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2006/07/15(土) 22:48:23 ID:JD8ztdpO
>>629
天皇になんで「さま」ってつける必要があるんだかな

636 名前:G ◆dxRml5uYAU [sage] 投稿日:2006/07/15(土) 22:49:15 ID:FMv5aAe9
>>633
俺もそこ疑問に思う時があるんだよね。
なんであんなに丁寧に喋るんだよニュースキャスター

651 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2006/07/15(土) 22:51:12 ID:UJRGq1Kf
>>636
ありがたがるご老人たちがいるから・・・
第二次世界大戦のとき、天皇にマインドコントロールされてみんな「天皇万歳!」と叫んでた
つまり、今の北朝鮮の「将軍様マンセー」と同じ
その名残りだね

668 名前:G ◆dxRml5uYAU [sage] 投稿日:2006/07/15(土) 22:52:40 ID:FMv5aAe9
>>651
とりあえず天皇系のニュースは聞いてると嫌になるので直ぐチャンネル変える

686 名前:それも名無しだ[] 投稿日:2006/07/15(土) 22:55:39 ID:UJRGq1Kf
>>668
いや、そういう風に感じるのは普通のことだと思う
昔は学校でまで天皇について崇めるよう教えてマインドコントロールしてたわけで・・・
天皇のため、国のために命を投げ出す兵隊をつくるためにね
今はそれができなくなったから、若者の天皇離れは当然のことなのさ

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamerobo/1152956440/
906???:2006/07/16(日) 00:12:03 ID:E7w4oOuD
日本は戦前も皇室敬愛型民主主義国家だったのだ。共産主義者やソ連が国民を騙していたのだ。
907???:2006/07/16(日) 00:28:35 ID:LLMm56Z4
戦前の天皇崇拝型軍部独裁主義は米国に打倒されてめでたしめでたしだな。
その有様は北朝鮮に継承されてるようだが、いずれは米軍に打倒される
ことであろう。かつての自称大日本帝国のように。(w
908???:2006/07/16(日) 00:31:49 ID:E7w4oOuD
北朝鮮に継承されているのは中国やソ連をはじめとする共産主義体制なのだ。
実際制裁決議に関して中ロは一生懸命擁護しているじゃないか。(w
現実を見てね。>反皇室共産主義者(w
909???:2006/07/16(日) 00:41:21 ID:LLMm56Z4
最高権力者を神格化して、国民を無条件に支配服属させる様は
戦前の天皇崇拝軍部独裁体制そのものじゃないか。(w
現実を見てね>天皇崇拝者(w
910???:2006/07/16(日) 00:59:47 ID:E7w4oOuD
北朝鮮は自らを社会主義強盛大国と呼んでいる。まぎれもない共産主義国家。
多くの国々もそう認識している。過去の日本とも全然違う。スペックの低い頭だと
混乱することもあるのだろう。(w
911???:2006/07/16(日) 01:11:00 ID:LLMm56Z4
天皇崇拝主義だろうが、共産主義だろうが、表の表紙は何であれ
国民を洗脳し、恐怖を植え付け支配服従させる様は同様である。
そして最後は自由主義国アメリカの鉄槌に倒れるという末路も同様。(w
912朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 01:14:47 ID:8ianNoQq
アメリカより中国の方が危ない。
913???:2006/07/16(日) 01:36:56 ID:E7w4oOuD
時々可哀想な人がいて、アメリカの鉄槌を永遠だと信じているのがいるんだよ。鉄槌の下っていない国が
圧倒的に多いのに。(w
914???:2006/07/16(日) 01:55:25 ID:LLMm56Z4
時々可哀想な人がいて、大日本帝国を永遠だと信じているのがいるんだよ。鉄槌のくだっ
た数少ない国なのに。w
915朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 01:59:52 ID:oENXmuFM
問題は鉄槌をスルーした国です。勘違いしないように。
916朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 03:48:29 ID:2b3o/doD
>>903
>指導者と威張ってる人たちが失敗したとき、民主主義を強調すれば
>みんなの責任にできる。

上の本を書いたのは、当時の指導者でも威張ってる人たちでもないんだが?

逆に、指導者たちのせいにしておけば、国民は思考停止して責任を自覚しなくて済む。
米中が戦争責任を軍部のせいにして日本国民に罪はなかったと甘言を繰り返すのは、
日本国民を骨抜きにし、米中のやったことから目を逸らせるため。
いまだにこの罠に嵌っている者がいるな。
917朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 03:57:16 ID:2b3o/doD
>>903
>主権者ではないからと、十分な情報も与えず、自由な表現も禁じていた

これも誇張ないし欺瞞がふくまれている。

今と比較すれば情報も自由な表現も劣っていたのは確かだが、
例えば開戦時において、国際情勢など判断する材料はあった。
議会選挙も行なわれていたし、反戦演説の新聞報道もされていた。
ある程度の民主主義が存在し機能していたのは間違いない。
918朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 07:32:17 ID:Uyf+FBGQ
で、大日本帝国による北朝鮮による拉致家族奪還はまだか?
919伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/16(日) 16:54:51 ID:dFBuJlUH
戦前の言論界の重鎮・徳富蘇峰 終戦直後の日記出版へ
(朝日新聞7月15日付朝刊)
===============================================================
 言論界の重鎮として昭和期の戦争を支える世論に大きな影響を及ぼした徳富
蘇峰(1863〜1957)が、終戦直後から付けた日記が出版される。蘇峰は「皇室
中心主義」を唱え、A級戦犯の容疑を受け、公職追放されたが、日記では、戦争
に負けた原因を考察し、昭和天皇や側近の責任を、厳しく追及している。・・・・

 「今上陛下は、戦争の上に超然として在ました事が(中略)この戦争の中心点を
欠いた主なる原因」と昭和天皇の姿勢を批判。周囲の重臣任せにして、本気では
なかったと指摘する。宣戦の詔勅も「申し訳的」として、戦争に一貫した意思がなく
統帥力がなかった。明治天皇だったら満州事変のようなことは絶対に起こらなかっ
た、と記す。・・・・

 一方で、すべてを東条元首相の責任として決着させようとの動きには「宣戦詔勅
の御発表になった前後に於ては、まさか一切御承知ないということでもなく、また
必ずしも御反対であらせられたとは、拝察出来ない」と、ここでも昭和天皇を批判
している。・・・・
================================================================
920伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/16(日) 17:02:10 ID:dFBuJlUH
>>916
> 上の本を書いたのは、当時の指導者でも威張ってる人たちでもないんだが?

いや、どちらかというと、この本のキャッチフレーズに期待しているあなたへのコメントです。
この本で坂野は、1937年後半に民主主義はなくなったとハッキリ言ってますから。
戦争を「みんなの責任にしたい」人は、当事者に限ったことじゃありません。

> 米中が戦争責任を軍部のせいにして日本国民に罪はなかったと甘言を繰り返すのは、
> 日本国民を骨抜きにし、米中のやったことから目を逸らせるため。

なんのことでしょう?
921伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/16(日) 17:14:00 ID:dFBuJlUH
>>917
> 例えば開戦時において、国際情勢など判断する材料はあった。

たしかに、世界日報や産経新聞しか読めなくても、判断材料がないとはいえない。
ただ、まあ、あたりまえのことですが、そのような材料だけにもとづいた判断に、
責任を問うわけにはいかない。

> 反戦演説の新聞報道もされていた。

なんのことでしょう? 1940年2月2日に行われた斉藤隆夫の「反軍演説」なら
知っています。ただ、これは「反戦演説」じゃないですね。世界に戦争は絶える
ことなく、その戦争は「もはや問題は正邪曲直の争いではない。是非善悪の争い
ではない。徹頭徹尾力の争いであります。強弱の争いである。強者が弱者を征服
する、これが戦争である。」という徹底した現実主義者の強烈な政府批判です。
おかげで斉藤は議員を除名された。この事件を表現の自由と見るか、不自由と見るか、
人それぞれの見方があると思いますが。

> ある程度の民主主義が存在し機能していたのは間違いない。

天皇政府の暴走をくい止めることが「できない程度」の民主主義が存在していた
ことは否定しません。
922GUNDAM ◆NewtypeIoc :2006/07/16(日) 18:10:44 ID:Q7V1ryv9
次スレ立ちました【象徴天皇制を問う60】↓
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news2/1153039524/l50

>カワイイ氏
氏の「バチカン化論」を次スレのテンプレに入れさせて頂きましたが(>>4)、何分、端折ったので、適宜補足をおながい致します。
923朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 19:33:27 ID:IOBR54EO
>>921
天皇も政府も全然「暴走」してはいないがな。
ABCD包囲網やハルノートなどを新聞等によって知っていた日本国民の多くも、
戦争による打開を望んでいた。

戦争を「暴走」と断定し、戦争を食い止めることが「民主主義」だというのは、
戦後の偏向した日教組教育のたまものだろう。
924朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 19:46:00 ID:vVIzF9Sb
ヒトラーは民主制が生み出した。
民主制だと暴走しないと思っているらしい。
そもそも侵略戦争を始めたのは欧米の民主制国家だ、という
ことを忘れたのかな。
イラクを侵略したアメリカは天皇制をとっているのかね。
925朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 20:08:07 ID:5MNWpeuA
>日本国民の多くも、戦争による打開を望んでいた。
勝てると思ってたからね。
馬鹿だから。
926朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 20:09:44 ID:Uyf+FBGQ
>>925
>ABCD包囲網やハルノートなどを新聞等によって知っていた日本国民の多くも、
>戦争による打開を望んでいた。

山本五十六は、
アメリカの国力が日本の100倍だということに、
気がついて、アメリカと戦ってはいけないと、
感じていたのだが?

927朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 20:14:30 ID:IOBR54EO
>>925-926
正確ではないね。
勝てると思っていたのではなく、勝つ可能性があり他の打開策がなかったから。
そこまで追い詰めた責任の大半はアメリカ側にあると考えるが?
928伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU :2006/07/16(日) 20:21:24 ID:dFBuJlUH
>>922
乙。いつもごくろうさまです。
929朝まで名無しさん:2006/07/16(日) 20:27:49 ID:5MNWpeuA
>>926
>2:ごくまれな反例をとりあげる

>>927
都合や戦略は相手にだってある。
アメリカに追い詰めた責任があるのなら、
日本にもまんまと追い詰められた責任があるのだよ。
930伊藤博又 ◆r0GvLuD5CU
>>923
> 天皇も政府も全然「暴走」してはいないがな。

見解の違いだね。そう思いたい人もいるだろう。前にあげた右翼言論界の巨頭・
徳富蘇峰翁の見解は、
==============================================================
 軍部に対しては、国力が足りないから負けたというならなぜ戦争を始めたのか、
と追及。皇軍を買いかぶっていた、と自己批判も見える。
==============================================================

> ABCD包囲網やハルノートなどを新聞等によって知っていた日本国民の多くも、
> 戦争による打開を望んでいた。

斉藤隆夫の「反軍演説」は読みましたか?
http://homepage2.nifty.com/Bokujin/shiryou1/hangun.html

日中戦争の打開策について政府に厳しく詰め寄ったのに、政府はまともに答える
ことができなかった。戦費、戦死傷者は未曾有の数に上っているのにです。
犠牲は増えるばかり。政府は展望を示すことができない。
なすすべのない国民が、勝敗にかかわらず次の展開に期待をかけるのは当たり
前です。こういう立場に置かれた国民の期待に責任を転嫁するのは、天皇政府の
責任逃れにすぎない。