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明智小五郎 ■シリーズ・第2弾■:
怪人21面相の諸君、今晩は。
前回の■シリーズ・第1弾■では、野口さん自殺報道の舞台
裏が、東京地検特捜部の捜査ミスを隠蔽するための報道規制
であると指摘した。
しかしこの野口さん暗殺に至る特捜部の失態は、実際には別
の<捜査本部>が計画していた予定道理の口封じであり、そ
の目的は野口さん方押収資料を勝手に捏造し、目論み道理の
大疑獄事件に仕立てるあげるための国家破壊工作であるとも
指摘しておいた。
まるでサブマリン特許のように、次々と無実の人々がでっち
上げの証拠資料によって逮捕拘禁され、デタラメな証言を導
きだし、屈しない者は自殺に見せかけて殺害されていくこと
になる訳だ。
ネット社会にも凄まじい言論弾圧が吹き荒れ、風説の流布と
解読不可能な偽情報の氾濫に、われわれの知性は窒息して行
くだろう。
怪人21面相の諸君。
別の<捜査本部>とはもちろん君たちのことだ。
・行方が分からなくなった血のついたサッカーシャツ。
なぜサッカーシャツは脱ぎ捨てられていたのか?
・三つ葉マークがあったはずのキッチンナイフ。
どこで何時購入され、その長さで腹は切り裂けるのか?
・監視カメラに写っていたはずの野口さん達が消えた。
野口さんの旅券はガセで、秘密ルートで逃亡していたのか?