今年は日露戦争終結100年でありますが、あの時与謝野晶子は戦地にある弟を思い、
「君死にたまふこと勿れ」という詩を『明星』という雑誌に発表しました。
『明星』が発売されるやあちこちから激しい非難が浴びせられました。
しかし、与謝野晶子は「大相危険なる思想と仰せられ候へど、当節のやうに死ねよ死ねよ
と申し候こと、又なにごとにも忠君愛国などの文字や、畏おほき教育勅語などを
引きて論ずることの流行は、この方却て危険と申すものに候はずや。」
と毅然として戦いで死ぬことの虚しさを主張しています。
戦争では敵味方多くの犠牲者が出ます。
立教女学院HP
http://www. rikkyo.ne.jp/grp/jogakuin-chuukou/to_aisatsu.html