【存続か?】象徴天皇制を問う32【廃止か?】

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857GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 14:34:27 ID:LqQcBKHY
>>854
>他にもあるかな?

階層の二極分化とその固定化。
これもそうではないかな?
858GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 14:36:23 ID:LqQcBKHY
>>854
犯罪の低年齢化。これも追加っと。
859朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 14:37:27 ID:S/FqOIE+
>>853
昭和天皇が専制君主だったことはなく、おおむね立憲君主であったということだろ。
時おり、質問の形で平和への意思をそれとなく伝えたと。
立派じゃん。
860(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 14:38:11 ID:jZOnEY0l
>>857
ああ、それもあるな。
勝ち組負け組みで判断する傾向。
それでいてリベンジの機会が少ない。
861朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 14:38:46 ID:cwJXbr75
ガンダム君、横田耕一氏は共産党と仲が良いみたいだね。
共産党系のサイトでも取り上げていたよ。
天皇無力化という点で共産党と共通認識を持っているようだ。
で、引用されていた横田氏の著作を読んでみると共産党批判を
している部分があったのだが、よく読んでみると“身内”批判
の様な印象を受けた。

引用されていた部分↓
> 「どの立場をとるにせよ、いずれの解釈態度をとるかは、きわめて困難な実践的判断となろう。たとえば、
>かりに、象徴天皇制否定−断絶性強調の組み合わせを現在とった場合には、解釈上天皇を徹底的に無化して
>提示するために、現実批判として機能するよりは、論者の意図に反して日本国憲法を美化し、現実を建前で
>隠蔽することにもなりかねない。また、否定−連続性強調の組み合わせを、変革の可能性のない場でふりま
>わせば、実際は現実に進行する天皇の権威強化に力を貸すことになる」
>(横田耕一「国民主権の下における象徴天皇制の成立と展開」、
>横田耕一・針生誠吉『国民主権と天皇制』、法律文化社、1983年、286頁、強調は引用者)。


しかし殊更ウヨサヨ論争をしたいわけではないが、
反天皇を調べていくと左翼に行き着くのはどうにかならんものかねw
862朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 14:44:07 ID:S/FqOIE+
>>854
いろいろマイナス面もなくはないが、
国際的に比較して、トータルとして日本は安定・繁栄しているといっていいだろ。
かなり安定・繁栄しているといってもいい。
つーか、これを否定する奴はいない。
863GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 14:54:41 ID:LqQcBKHY
>>859
>>853では、
>内閣の輔弼の及ばない「統帥事項」は元より、政務事項についても、
>天皇は、かなり大きな政治的役割を果たしている。

と言っているのだから、「おおむね立憲君主」と言えるのかどうか?だと思うが。

>>861
横田氏をサヨとか、廃止論者と呼んでいるのは、男系派の「無知」に拠るものだと思うがw
横田氏は、憲法学者であり、憲法の規範に照らして、天皇制のあり方を緻密に検証しているに過ぎないと思うな。

有識者会議第6回議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai6/6siryou4.html

>日本国憲法の天皇条項をどう理解するかということが、皇位継承問題を考える場合に
>おいても前提になります。その点で、やはり押さえておかなければいけない事柄は、
>世襲の象徴天皇制度というものが憲法の基本的原理からすると逸脱している、
>あるいは憲法原理とは矛盾しているということでございます。
>これは別に私が申し上げているだけの話ではなくて、憲法学界の通説であろうと
>思われます。
>そこで、どういうところが矛盾しているか、今日はるる述べませんけれども、
>国民があらゆる事柄を決定していく、国民が最高の存在であるという国民主権主義、
>ないし民主主義というものをあいまい化する。
>あるいは、基本的人権尊重主義の観点からするならば、平等原則というものと矛盾する。
>生まれによる差別というものを認めておりまして、ある意味では、その限りで日本国憲法は
>差別憲法であるというようにも言えるわけです。
864朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:12:59 ID:cwJXbr75
>>863
引用部分を読んでみると、横田氏は間違いなく左翼なんだわ。
ただし現状追認派なだけで。

「実際は現実に進行する天皇の権威強化に力を貸すことになる」
純粋に憲法規範に照らし合わせての発言ならば、こんな表現は使わない。
865(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 15:14:35 ID:jZOnEY0l
ラベリングが好きなんだよなあ。
あまり面白い流れじゃねえからやめて欲しいわ。
866朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:17:44 ID:S/FqOIE+
>>863
立憲君主でなければ、専制君主だろ。
昭和天皇が憲法に縛られずほしいままに行動したことがあったか?
2・26も終戦時も憲法内の行動だよ。
憲法を尊重して憲法を遵守していた君主が、専制君主であるわけがない。
867朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:17:48 ID:cwJXbr75
>>865
俺だってラベリングしたいわけではないのだがw

何故か調べていくうちに辿り着いてしまうんだな、これがw
868(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 15:26:12 ID:jZOnEY0l
>>867
オレも読んだけどさ、憲法学者で天皇制にまつわる研究をしている香具師が少なく
また、天皇を肯定的に見ていない学者ってだけじゃん。それで共産党のサイトに
引用されてるって話しだわな。つ〜かしたいわけじゃねえなら、しなきゃいいのに。
869(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 15:31:23 ID:jZOnEY0l
>憲法を尊重して憲法を遵守していた君主が、専制君主であるわけがない。
その憲法が欠陥だらけなのが問題なわけだ。
870朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:34:01 ID:S/FqOIE+
>>869
明治憲法では、シビリアン・コントロールが利かなかったのは同意。
871GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 15:35:56 ID:LqQcBKHY
>>867
もうひとり、八木が名指しして批判している憲法学者として、奥平康弘氏が挙げられる。
「象徴天皇制は、暫定制度としての制度」であり、「天皇・皇族の人権解除を」と主張している。
やはり、サヨ学者ってことになるんだろうなw
872(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 15:36:37 ID:jZOnEY0l
>>870
授権規範性が欠如していたコトと違憲審査がなかったコトも。
873GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 15:42:11 ID:LqQcBKHY
>>869
御前会議のような憲法外の意思決定機関が存在していたこともかな?
874朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:42:45 ID:6n0tGZ3v
>>870
3時の茶しばき。
明治憲法では建前は統帥権が天皇にあった。
だから立憲l君主制でありながら絶対王政のうような変な国家だった。
875朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:43:59 ID:cwJXbr75
>>871
> やはり、サヨ学者ってことになるんだろうなw

そうだよ。
憲法学会を調べていくと、そうとう共産主義に汚染されている事に気付く。
876朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:44:16 ID:FhGx6hvW
統帥権干犯問題からおかしくなった。
あれを言い出したのは北一輝だったっけ?
877朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:44:38 ID:6n0tGZ3v
>>871
>>875
共産主義の汚染されない理論って言うものは無いのかね?
878877帝政:2005/12/14(水) 15:46:00 ID:6n0tGZ3v
共産主義に汚染されない理論の間違いね。

>>877

>>876
陸軍が問題にしたのだったか?
879(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 15:47:46 ID:jZOnEY0l
>>873
現行憲法ではこれを「最高法規」として規定しているんだが、
明治憲法ではそうした位置付けがなされてない。また、「天皇大権」から
皇室典範などは憲法から独立し、元勲などの裁量による意志決定や
御前会議など憲法の外側にある機関が自在に国家的決定を行い、
とても立憲主義とはいえねえ構造が明治体制にはあったんだよ。
880GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 15:52:13 ID:LqQcBKHY
>>879
最近、知ったことだが、旧皇室典範は、明治憲法とは同格的位置づけと読んで、かな〜り驚いた@@;
天皇・皇族について定めた法律は、憲法の下位に位置するものではなかったんだね。
881(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 15:53:17 ID:jZOnEY0l
>>878
海軍だろ。
ロンドン軍縮会議は海軍兵力の縮小が目的だったが
それに不満をもった海軍は天皇に直訴したんだ。
882朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 15:55:27 ID:cwJXbr75
>>877
残念ながら無い。
とっくにそう言う人たちは排除されている。
そもそも法律というものは、その国の慣習・伝統をベースに作られる物なのに、
現在の憲法学者は、まず以て憲法ありきの議論しかしていない。
そういう状況を憂いて自殺した憲法学者も居たぐらいですから。
883(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 15:56:25 ID:jZOnEY0l
>>880
そうだよ。
同格ってか、「天皇大権」だから、アンタッチャブルな皇室の「家内法」として
位置付けられていて、そうした状況から皇室財産蓄財によって国家財政の抜け道としても
利用されていた。だから戦前の皇室財産は莫大なものだったんだ。
884(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 16:01:01 ID:jZOnEY0l
>>882
法律と憲法を混同してねえか?
885(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 16:04:27 ID:jZOnEY0l
>>871
奥平は横田と違ってリアルに共産党支持者だ。
886朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 16:08:52 ID:cwJXbr75
>>884
憲法は法律ではないと言いたいのかな? 
887(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 16:10:02 ID:jZOnEY0l
>>886
オレの知る限り、そうした憲法学者はいないんだが。
888GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 16:12:52 ID:LqQcBKHY
>>883
>アンタッチャブルな皇室の「家内法」

横田氏の著書より、

>当時は、皇室自律主義として臣民は皇室の事項に関与が許されなかったが、
>この主義の下で皇室典範にも臣民は関与すべきではないとされ、
>天皇がこれを勅定し、帝国議会もその改正に関与することは許されなかった。

>>885
ほう?だから、八木が目の敵にする訳だなw>奥平氏
889(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 16:20:33 ID:jZOnEY0l
>>888
>ほう?だから、八木が目の敵にする訳だなw>奥平氏
ゴジラVSキングギドラみたいなもんだわな。
890GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 16:21:42 ID:LqQcBKHY
>>887
>そうした憲法学者はいないんだが。

>>882の言う
>そういう状況を憂いて自殺した憲法学者も居たぐらいですから。

この「自殺した憲法学者」のこと?

891(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 16:24:42 ID:jZOnEY0l
>>890
いや、憲法は法律って逝ってる憲法学者のコト。
オレの知る限り「憲法は法であるが、法律とは違う」とゆ〜伊藤真の
ことばに類する認識以外きいたコトがない。
892GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 16:29:36 ID:LqQcBKHY
>>891
では、>>882
>そもそも法律というものは、その国の慣習・伝統をベースに作られる
>物なのに、

そもそも「憲法」というものは、その国の慣習・伝統をベースに作られる物なのに、

が正解なのかな?

893朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 16:39:03 ID:IR6mXVzX
憲法は国家権力が人権等を抑圧しないように、国家を統制するもの。
法律は憲法に反しない範囲で、国民などが守るべき規範を定めたもの。
という理解でいんじゃね。
全然違うものだね。
894朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 16:46:53 ID:cwJXbr75
>>892
> そもそも「憲法」というものは、その国の慣習・伝統をベースに作られる物なのに、
では訂正
そもそも「憲法」や「法律」というものは、
895朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 16:48:56 ID:r5SObp5T
>>893
それも違うと思うがな。
そもそも、法律自体「国民などが守るべき規範」じゃなかろうよ。
法律は「公権力の行使規範」、憲法はその「「公権力の行使規範」の作成理念規範」ってこったろ?
法律を「国民などが守べき規範」というのは、「公権力行使主体(=国家・自治体等)が公権力を行使することによって
公益を生産するにあたり、その業務に対して積極的または消極的に協力的に行動する」ってことを「守るべき」と混同している
としか思えん。
896(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 16:49:25 ID:jZOnEY0l
>>892
>>893
の考え方が最も通説にかなってると思う。
897(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 16:51:03 ID:jZOnEY0l
もっと有力な意見がでたな。
>法律は「公権力の行使規範」、憲法はその「「公権力の行使規範」の作成理念規範」ってこったろ?
これが一番しっくりくるか。
898GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 16:54:25 ID:LqQcBKHY
>>893>>896
ちとぐぐってみた。>憲法と法律の違い

>法律は「国家権力による強制力を持った社会規範」、平たく言うと国民を縛るものである。
>それが「正しい」と考えられるのは、その時代の「多数意見」の反映だから。
>でも人間は間違うものである。つまり多数意見が常に正しいわけではない。
>多数意見でも奪えない価値を守るためには、多数意見に歯止めをかけるものが必要と考えられた。
>これが憲法である。
>つまり、憲法は国民を縛るものではなく、国家権力に歯止めをかけるものである。
>国民ではなく国家を縛る。
899GUNDAM ◆NewtypeIoc :2005/12/14(水) 17:01:09 ID:LqQcBKHY
>>897
ふむふむ。憲法が、「最高法規」と言われているのも説明できるね。
900朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 17:02:03 ID:IR6mXVzX
>>895
なるほどね。確かに法律の条文に「国民は○○してはいけない」とは書いてないな。
「○○した者は、××の刑に処す」みたいな感じか。
901朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 17:07:47 ID:r5SObp5T
>>900
もちろん例外はあるがね。
建基法とかの類で、直接的に制限をかける類のものなど。しかしそれは私人の権利が競合した場合(注)に
両者の権利を調整するために行われる最小限の権力的介入に類するものであって、国家と国民の間で
生じる権利関係というのはちと違うと思う。
902朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 17:23:27 ID:cwJXbr75
ま、憲法と法律の差異や定義は大した問題ではないんだわ。
現在の憲法学者が、憲法の成り立ちの元である伝統や慣習に言及していない事が問題。
憲法自体を根無し草にしてしまっている。

例えば参考にしたワイマール憲法が、大日本国憲法同じものかというと違うでしょ。
ドイツはドイツの伝統や慣習、日本は日本の伝統や慣習を元にしているから必然的に
似て非なるものとなる。(そうでなきゃ丸写しでも鎌わない訳なんだから)

依って憲法を語るのならば、伝統や慣習を抜きに憲法のみで議論するのはおかしいで
しょ。憲法学者が、憲法の成り立ちを無視するのは解せない。寧ろ憲法学者は、成り
立ちに関しての議論を避けているとしか思えない。

まあそれ故、成り立ちを説明する為に「八月革命説」や「断絶説」を持ち出してきた
のだという事は推測出来るが。
903(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 17:30:24 ID:jZOnEY0l
>ま、憲法と法律の差異や定義は大した問題ではないんだわ。
おいおいw
いい加減なコト書いておいて何逝ってんだよw
904(○´ー`○)はカワイイ ◆a7G9QH2uOQ :2005/12/14(水) 17:32:56 ID:jZOnEY0l
それに明治憲法が参考にしたのはワイマール憲法じゃね〜だろw
オマイ滅茶苦茶すぎ。
905朝まで名無しさん:2005/12/14(水) 17:53:23 ID:6n0tGZ3v
明治憲法は何を基準にしたか知らないが、
明治時代に天皇制というシステムができたことは事実だよね。
906朝まで名無しさん
>>904
失礼、プロイセン憲法だった。