「新しい歴史教科書をつくる会」賛同者が続々脱落@議論板7

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469朝まで名無しさん
平成18(2006)年2月28日(火)

八木会長「解任」。新会長に種子島理事を選任。

  2月27日、「新しい歴史教科書をつくる会」は理事会を開き、八木秀次会
長を解任する動議が提出され、出席理事の挙手投票により賛成6、反対5の
票決で、八木会長の「解任」が決定された。新しい会長には、種子島経(お
さむ)理事(71)が選任された。

  種子島理事は昭和10年、福岡市生まれ、東大卒。川崎重工業を経て、B
MW東京社長やBMWジャパン特別顧問を歴任。西尾幹二初代会長とは大学
の同期であり、平成11年につくる会理事に就任。13年に副会長、昨年から再
び理事に就任していた。

  産経新聞の報道では、理事会が八木会長らの「辞任を承認」、八木会長
は「辞任を迫られた」とあるが、正しくは「解任」。解任理由は、理事会の
了承を得ずに昨年12月に中国に旅行し、現地の知識人と歴史問題などについ
て論争したことだという。票決数は、八木会長の解任に賛成したのが6票。
解任反対が5票。棄権が3票だった。

  八木会長は「つくる会幹部の外国訪問はこれまでも前例があり、私が昨
年9月に韓国を訪れ、文章を今回と同じオピニオン誌に発表したが何の問題
にもなっていない。もちろん韓国旅行も理事会での承認は得ておらず、前回
の理事会(1月16日)でも中国訪問は何ら話題になっていない。前例に反し
た事柄が急に解任理由として問題化され、納得がいかない。とくに年長者と
は話が合わず残念だ」などと話している。

  八木会長の解任に賛成したのは、種子島・九里幾久雄・高池勝彦・田久
保忠衛・福地惇・吉永潤の6理事。解任に反対したのは、八木・内田智・勝
岡寛次・新田均・松浦光修の5理事。棄権が、遠藤浩一・高森明勅・福田逸
の3理事。(藤岡信勝副会長は議長のため投票せず)
470朝まで名無しさん:2006/03/01(水) 22:23:35 ID:YN7+Wmc8

  欠席理事が出した「委任状」の扱いについては、伊藤隆理事が「八木秀
次氏」あて、中西輝政理事が「八木秀次会長」あて、工藤美代子理事は藤岡
副会長に委任状を託した。だが、委任状は「何の効果もない」などの理由で
カウントされなかった。

  理事会は、まず藤岡副会長が議長に立候補し、同じく八木会長も議長に
立候補。議長を選ぶための「仮議長」に承認された田久保理事の司会のもと、
8対6の票決で藤岡副会長が議長に選出された。続いて宮崎正治事務局長の
「解任動議」が出され、挙手投票により賛成8、反対6で票決、続けて八木
会長、藤岡副会長の「解任動議」も投票により決定された。この理事会によ
り執行部(会長・副会長・事務局長)はすべて「解任」された形となった。
 
  藤岡副会長の解任賛成は7票、反対は4票、棄権が3票だった。解任理
由は明確でない。種子島理事は田久保理事より会長に推挙され、賛成多数で
承認された。


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