ここからは想像だが、被害者の男達が松永被告に支配されていったのもやはり「女」が鍵だろう。
先に殺されたT氏は緒方純子被告と肉体関係を持った事で松永被告の支配下に置かれていったのではないだろうか。
そして緒方被告の妹の夫、主男氏は純子被告とT氏娘を通して松永被告に支配されていったのだろう。
男女共に性欲を利用されて松永被告に支配されてわけだ。
そしてその支配を確実にしたものが通電だ。前述の通り、通電のテクニックに関しては松永被告は達人だ。被害者達に抗う術はなかったと言えよう。
だから
>>8の疑問に対して
>>9のようなレスをするのも浅薄に過ぎる。こうした支配下の元での欲情がいかなる形態を取るのか、余人に理解できないのは当たり前の事なのである。
限られた情報から推理すれば、T氏も緒方家の人々も、その状況になんとか適応しようと努力して、自ら松永被告に従ってしまったと思われる。端から見れば松永被告の家畜になったも同然なのだが、被害者達の意識では合理的に感じたのかもしれない。
結局、松永被告は、下半身の人間関係を作って弱味を握り、通電によって身体的な抵抗力を奪い、被害者達にその状況下でしか物事を考えれなくさせ、劣情が生み出す負の意識と通電が生み出す恐怖感を巧みにリンクさせて支配したのだろう。
一方被害者達にとって松永被告はただ恐ろしい存在であり、憎しみの感情を向ける事もできなかったと思われる。その代わり親子姉妹同士でとことん憎み合ったのである。そして松永被告はその様を楽しんだ事だろう。
松永被告だからできた事とは言え、人間が欲情と通電にこれほど弱いものだったとは。驚きと共に大発見だ。