北九州監禁・連続殺人事件に地裁極刑判決

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11朝まで名無しさん
やはり大きなポイントは通電だろう。
家庭用のコンセントから、これほど強力な支配力が発生するとは驚きだ。
一個人が容易に他人を支配できる力が、かくも身近にあったとは。
松永被告は小学校の時から動物を通電していたという。
おそらく通電した後の動物は非常に従順になったのではないだろうか。そして子供特有の好奇心から松永少年の動物への通電は回を重ねた事だろう。それと共に通電のテクニックにも通暁していったと思われる。
大人になって商売を覚えると、社員教育にこれを使ったのも当然だったろう。
今職場で、街中で、あるいはテレビで、目にする人を通電する事を考えると、自分がやっても到底巧くゆかないと思う。
この事件を自分の身に置き換えた時、松永被告の精神以前に、その通電のテクニックに脱帽してしまう。  
12朝まで名無しさん:2005/10/24(月) 02:03:09 ID:dzeZ7axN
一方、通電された被害者達だが、彼らの意識は更に興味深い。
松永被告に同じく通電された布団会社の元社員達も、さすがに被害者達ほどにはしゃぶりつくされてはいない。
その後の時間的経過を考慮すれば、松永被告が支配の術を磨いていったとも考えられるが、決定的に違うのは「女」の存在だろう。
被害者とされるT氏家、緒方家共に娘の存在がキーポイントだ。
この娘達は松永被告にとっては欲情の対象だった。そして被害者達にとっては加害者でもあった。
通電に加えて性欲を通じての支配。これがこの事件の特徴のひとつだと思われる。
この表現には、いかなる理由があったにせよ、おぞましい凶行がなされる以前に、松永被告との肉体関係に溺れていった緒方純子被告とその妹、母親に対する非難も含まれている。
さらにはT氏の娘も単なる被害者と言いきって良いものかどうか疑問だ。T氏娘も自分の父親を通電したり殴ったりしているし、遺体の解体もしているわけで、その後松永被告の犯行になくてはならない役割を演じていたと想像できる。
13朝まで名無しさん:2005/10/24(月) 02:53:18 ID:DRx3U1wr
ここからは想像だが、被害者の男達が松永被告に支配されていったのもやはり「女」が鍵だろう。
先に殺されたT氏は緒方純子被告と肉体関係を持った事で松永被告の支配下に置かれていったのではないだろうか。
そして緒方被告の妹の夫、主男氏は純子被告とT氏娘を通して松永被告に支配されていったのだろう。
男女共に性欲を利用されて松永被告に支配されてわけだ。
そしてその支配を確実にしたものが通電だ。前述の通り、通電のテクニックに関しては松永被告は達人だ。被害者達に抗う術はなかったと言えよう。
だから>>8の疑問に対して>>9のようなレスをするのも浅薄に過ぎる。こうした支配下の元での欲情がいかなる形態を取るのか、余人に理解できないのは当たり前の事なのである。
限られた情報から推理すれば、T氏も緒方家の人々も、その状況になんとか適応しようと努力して、自ら松永被告に従ってしまったと思われる。端から見れば松永被告の家畜になったも同然なのだが、被害者達の意識では合理的に感じたのかもしれない。
結局、松永被告は、下半身の人間関係を作って弱味を握り、通電によって身体的な抵抗力を奪い、被害者達にその状況下でしか物事を考えれなくさせ、劣情が生み出す負の意識と通電が生み出す恐怖感を巧みにリンクさせて支配したのだろう。
一方被害者達にとって松永被告はただ恐ろしい存在であり、憎しみの感情を向ける事もできなかったと思われる。その代わり親子姉妹同士でとことん憎み合ったのである。そして松永被告はその様を楽しんだ事だろう。
松永被告だからできた事とは言え、人間が欲情と通電にこれほど弱いものだったとは。驚きと共に大発見だ。