部活指導で 帯広市教委、教諭を減給処分 /北海道
帯広市教委は26日、部活指導中に女子部員の髪を引っ張るなどの体罰を加えたとして、
市立帯広南商業高校(板宮克芳校長)の女子バスケットボール部顧問の男性教諭(46)について、
同日付で減給(10分の1)1カ月の懲戒処分にした。
市教委によると、教諭は07年6月〜08年3月、大会や練習中に計4回、少なくとも3人の部員の髪を引っ張ったり、
平手で顔を殴るなどの体罰を加えた。けがはなかった。
関係者が4月8日、十勝教育局に通報して発覚。同校は教諭を部活の指導から外した。
教諭は「指導に熱が入り過ぎてしまった」などと話しているという。
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20080527ddlk01040262000c.html
中学校舎など5棟、補強なし
「震度6強で倒壊の恐れ」改修費用の問題で
文部科学省の昨年4月の調査で「震度6強以上の地震で倒壊の恐れあり」と認定されながら、
県内の中学校3校で校舎や体育館の改築や補強工事が手つかずのままになっていることがわかった。
県教委によると、昨年の同省の調査で「倒壊の恐れあり」とされたのは、県内9市町村の小中学校10校の校舎や体育館。
このうち、鰺ヶ沢町立第一中の校舎3棟と、深浦町立岩崎中の体育館、板柳町立板柳中の体育館は、
結果公表から1年以上たった現在も、対策が講じられないまま、建物が使用されている。
鰺ヶ沢町立第一中の校舎では、全校生徒219人が今も授業を受けている。
手つかずとなっている理由について、鰺ヶ沢町教委の中井純一教育課主幹は、
「6月に小中学校の統廃合に関する協議会が開かれるので、その結論を踏まえ、
補強工事を実施するかどうかを判断する」と説明。
統廃合対象になれば改修を見送る可能性があるとしている。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080529-OYT8T00052.htm
15歳少女2人を買春 容疑で中学職員逮捕−−霧島署 /鹿児島
出会い系サイトで知り合った中学生にみだらな行為をしたとして、霧島署と県警少年課は27日、
日置市伊集院町徳重、公立中学校の事務職員、新田信秀容疑者(45)を児童買春処罰法違反容疑で逮捕した。
「反省しています」と容疑を認めているという。
調べでは、新田容疑者は1月19日、県内のホテルで当時15歳の女子中学生2人に対し、
現金数万円を渡して、みだらな行為をした疑い。昨年12月に携帯電話の出会い系サイトで知り合い、
その後何度か会っていたとみられる。
今年2月に「(少女が)援助交際をしているらしい」という相談が関係者からあり、発覚した。
同署は余罪があるとみて追及する。県教委教職員課の中野健作課長は「あってはならない不祥事で誠に残念。
厳正に対処したい」とコメントした。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080528ddlk46040366000c.html
個人データ紛失:宮の丘中学の男性教諭が生徒のデータを紛失。札幌市教委
札幌市教育委員会は28日、市立宮の丘中学校(谷孝俊校長、生徒数512人)の男性教諭(28)が
07年度の2年1組の生徒35人分の名前など個人情報の入ったデータを紛失したと発表した。
男性教諭は23日、データの入ったノートパソコンを自宅に持ち帰った際に車に置き忘れ、翌24日朝、
車上荒らしに遭ったことに気づき、警察に届け出た。データには生徒の個人名と英語の成績が入っており、
ファイルにパスワードなどのセキュリティ対策はされていないという。
校外に個人情報を持ち出す際は、校長の許可を得る必要があるが、この男性教諭は許可を得ていなかった。
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20080528hog00m040011000c.html
凶悪事件続発受け 緊急メール網で連携方針
安全への取り組みについて話し合う私立校の校長ら(下京区で)
舞鶴市の女子高生殺害事件や、南区の強盗殺人未遂事件など凶悪事件が相次いでいることを受け、
府と府私立中学高校連合会(山本綱義会長)は27日、下京区の京都私学会館で、
緊急私立学校安全確保対策会議を開いた。各校がそれぞれの安全対策について情報を交換、
新たに緊急携帯メール網で連携を取っていく方針を申し合わせた。
同連合会は、府内の私立高41校、中学24校で構成。会議では、京都女子高の緒方正倫校長が
「『自分に限っては大丈夫』と楽観的な生徒もいる。緊張感を持たせる必要がある」などとし、
複数での下校や、塾などで遅くなる場合は最寄り駅まで親に迎えに来てもらうよう徹底したことを報告した。
ほかにも、「事件当日に校内放送で安全を呼びかけた」(東山)、「最寄り駅から学校の間にある店などに、
緊急時に生徒が飛び込めるよう要請した」(大谷)などの取り組みが報告された。
一方で、「何か危害が及ばないと警察が動けないと聞いたが、何かあってからでは遅い」
「高校は通学範囲が広く、パトロールに手が回らない」など現状を不安視する声も上がった。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080528-OYT8T00055.htm
宇和島の中学にカッター男、校長に「殺したろか」(愛媛)
26日午後6時20分ごろ、宇和島市和霊町の市立城北中に男が侵入し、玄関ロビーで応対した
河野常記校長(54)にカッターナイフの刃(長さ11センチ)をちらつかせて「ぶち殺したろか」と脅した。
通報で駆け付けた宇和島署員が暴力行為の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、住所不定、無職間口英洋容疑者(52)。犯行当時は酒に酔っており、調べに対し、
ナイフを示したことは認めながら「脅したつもりはない」と供述しているという。
間口容疑者は同日午前にも応接室で校長に「何日も食事をしていない。めしを食わせてほしい」と要求し、拒否されていた。
同校によると、当時、校内には部活動などで約200人の生徒が残っており、門は無施錠で出入り自由な状態だった。
河野校長は刃物を持った男が校内に入ってきたことについて「今後、安全対策を改善したい」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/08/20080527-OYT1T00238.htm
ガイアックス、学校裏サイト対策サービスとダイヤル・サービスの「いじめ相談」が業務連携
ガイアックスとダイヤル・サービスが業務提携
学校裏サイト監視にネットいじめ電話相談をプラスした「スクールガーディアン・プラスライン」を提供開始
株式会社ガイアックス(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775 、以下ガイアックス)が
提供する学校裏サイト対策サービス「スクールガーディアン」は、ダイヤル・サービス株式会社(本社:東京都港区、
代表取締役社長:今野由梨、以下ダイヤル・サービス)が運営する「いじめ相談」と業務連携を行うことで合意しましたので、
お知らせいたします。
今後は、ネットいじめ対策のワンストップソリューション「スクールガーディアン・プラスライン」の提供を開始し、
2008年度は学校単体での導入を5校、2009年度には教育委員会、地方自治体、および各地域の私学協会等への
導入を目指します。
「スクールガーディアン・プラスライン」の主な特長は以下のとおりです。
●「有害情報の削除」、「リテラシー教育」、「カウンセリング」の3つの対策
インターネットでのコミュニケーションが一般化し、携帯電話が必需品となった昨今、インターネット上での
リスク管理が学校、保護者に問われています。
しかしながら、学校裏サイトやネットいじめの問題は非常に複雑で、その実態について学校関係者や保護者が
知らないことが多く、早期での対策ができていないのが現状です。
「スクールガーディアン・プラスライン」は、ネットいじめやトラブルへの対策として、「有害情報の削除」、
「リテラシー教育」、「カウンセリング」の3つの対策を行います。
●学校裏サイトを発見、監視し、ネットいじめへの対策もご提案
インターネット上に広がる学校裏サイトは、いまや携帯サイト中心に広がっており、教育の現場からすべてを
把握するのは困難になってきています。ガイアックスが提供する「スクールガーディアン」は、掲示板監視の
プロフェッショナルチームが、学校裏サイトの発見、監視を行い、学校関係者に結果をレポーティングすることで、
学校裏サイトの実態把握をサポートいたします。
また有害情報の書き込みがあった場合は、対策を提案し、サービスを提供する教育機関ごとに生徒さんや、
保護者向けのネットいじめ、ネットトラブルのメール通報窓口を設置します。
●専門カウンセラーによる電話相談と学校裏サイト調査の連携
「スクールガーディアン・プラスライン」では、「スクールガーディアン」の監視業務にプラスして、通報窓口から
ネットいじめやトラブルが発見された場合、被害者や保護者の方にダイヤル・サービスのいじめ電話相談窓口を
ご案内します。
これを受けた同社のいじめ専門カウンセラー(臨床心理士、スクールカウンセラー、教職経験者)は、
被害者の心のケアとともに、いじめの解決に向け、サポートを行います
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=190027&lindID=5
島じま:携帯電話 /長崎
政府の教育再生懇談会が第1次報告で子供の携帯電話所持に法規制をかけることを見送った。
しかし、携帯電話によって子供が犯罪に巻き込まれたり、インターネットの掲示板に誹謗(ひぼう)中傷を
書き込む「いじめ」も深刻化しており、依然として法規制論は根強い。
ただ、携帯電話を子供から取り上げれば問題は解決するのだろうか。携帯電話は問題が起こるきっかけ、
手段でしかない。なぜ携帯電話に依存する子供が増えているのかを考える必要があると思う。
安直に法規制をしたがるのは政治家と官僚の悪い癖だ。
そういう私も、自分の子供が携帯電話を持ちたがる年ごろになった。
「必要ない」といつまで突っぱねられるか自信はない。でもわが子の携帯電話依存を抑えられず、
国の規制に頼るような親にはなりたくない。
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080528ddlk42070507000c.html
筑前町の中2いじめ自殺:元担任復職で、父親が質問状 /福岡
06年10月にいじめを苦に筑前町立三輪中2年の森啓祐君が自殺した問題で、父順二さん(41)が26日、
不適切な発言で処分を受けた1年時の担任について「なぜ研修を受けずに復職できたのか」などとする
質問状を県教委に提出した。
当時の校長や2年時の担任は県教育センターで研修を受けた後、今年2月と4月にそれぞれ復職。
一方、1年時の担任は06年10月から病気休暇・休職し、今年4月に復帰した。
森さんは「研修の機会もなく、私たちが会うこともままならない。
これではいじめ問題と向き合うことができない」と訴えた。
このほか、啓祐君に卒業証書がなかったことについて現在の三輪中校長に尋ねたところ
「私だったら卒業証書はほしくない」と言われたとして、県教委の考えを質問した。
県教委は6月13日までに回答する。
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080527ddlk40040772000c.html
「部員にショック与えたくなかった」 酒気帯び隠した中学教諭処分へ
宮城県石巻市教育委員会は29日、市立河北中学校の男性教諭(37)が酒気帯び運転で
石巻署に摘発されたにもかかわらず、学校に報告していなかったと発表した。
県教委は教諭を懲戒処分とする方針。
市教委によると、教諭は22日午後8時ごろから、市内の飲食店でビールや焼酎を飲み、
翌23日午前0時ごろ、自家用車を運転し帰宅する途中、摘発された。
28日に市教委や警察などが出席した交通安全推進に関する会議で、
警察が教諭の酒気帯び運転を報告し発覚。市教委が学校に問い合わせたところ、教諭が認めた。
「週末に部活動の大会があるので、部員にショックを与えたくなかった」と話しているという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080529/dst0805292009012-n1.htm
秋田大曲工「辞退」から復活/高校野球
<高校野球・春季秋田県大会:大曲工5−3秋田中央>◇28日◇3位決定戦◇こまちスタジアム
3位決定戦で大曲工が5−3で秋田中央を下し、2年ぶり2度目の東北切符を手にした
。3番門脇佑真中堅手(2年)の4安打など、すべて単打の11安打で5得点。
昨年、今春センバツの21世紀枠東北地区候補校に選出されたが辞退。そのうっぷんを東北大会で晴らす。
大曲工が、速攻で2季連続の東北大会をつかんだ。1点リードの7回2死。
門脇が4本目の安打で出塁すると「変化球が来ると読んで」と単独スチール。
続く4番佐々木浩晃主将(3年)の中前打で1点を奪い、勝負の大勢を決めた。
昨秋東北大会で11年ぶりに8強入りし、21世紀枠の東北地区候補校に選出。
だが間もなくして、当時の副部長の指導が不祥事となり辞退。
佐々木浩主将は「(全員が)気持ちの整理がつかなかった」という。
無念の辞退劇を引き起こした背景には、結束力の弱さがあったのでは−と阿部大樹監督(37)は感じていた。
「チームの一員、大曲工の野球部なんだという自覚がなかった」と振り返る。
通学時、部員は専用バッグを使用するが、足並みを乱すように違うバッグで通う部員もいた。
一昨年春に県で初優勝して以降、昨秋まで3度東北大会に出場するなど、今や強豪の一角。
だが、その野球部の一員である誇りは、まだなかった。
辞退以降、何度もミーティングを繰り返し丸1日、話し合ったこともあった。
夏に自力で行く、と結束した。今大会は21日から秋田市内に全員で宿泊。
「勝ち上がるにつれて、まとまりが出てきた」(佐々木浩主将)と、1週間の集団生活で結束はさらに強まった。
夏への試金石、東北大会も心を1つに臨む。
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20080529-365798.html
県の初調査で高校3年生の「喫煙経験」は25%
県は30日、初めて行った公立小中高校の児童・生徒の喫煙状況調査の結果(速報)を公表した。
全国同様に学年が上がるにつれ、喫煙率が高くなる傾向にあり、
初めて喫煙した時期は中学1、2年が多いことが分かった。
また、喫煙経験・習慣者の親の喫煙率が、非経験者の親に比べて高い傾向にあり、
家庭環境が影響することも明らかになった。
県保健衛生課では「喫煙防止対策で、どの時期に、どこに重点的に働き掛けるべきか考える上で
参考となる基礎データを得た」と語っている。
調査は2007年11―12月、県内の小中高校計617校の小学5年生、中学1・3年生、
高校3年生合わせて5万3498人を対象に行い、4万2334人(79・1%)から回収。
うち4万2201人から有効回答を得た。
学年別の喫煙経験者率は小学5年生3・4%、中学1年生5・6%、中学3年生12・9%、
高校3年生25%と学年が上がるにつれ高かった。
中学1、3年生、高校3年生については05年の厚生労働省による全国データに比べ、
本県は三学年とも下回った。喫煙頻度や本数も学年が上がるにつれ高い傾向を示した。
また、初めて吸った時期を見ると、中学1、2年という回答が最も多く、
きっかけでは「興味」や「何となく」が目立ったほか、学年が上がると「友人の勧め」が増えた。
入手場所・方法は小学5年生、中学1年生は自宅、中学3年生、
高校3年生は自動販売機がそれぞれ多かった。
さらに本人と親の喫煙の関係をみると、児童生徒の喫煙経験・習慣者の親の喫煙率が、
経験のない児童生徒の親に比べて高く、同課は「子供の喫煙防止には、
少なくても自宅で無煙環境をつくることが大事」と語った。
調査は飲酒についても併せて行い、学年別の飲酒経験者率は小学5年生34・9%、
中学1年生34・7%、中学3年生44・3%、高校3年生65・7%。
初めて飲んだ時期は「小学校入学前」との回答も少なくなく、
同課は「県内は未成年の飲酒に比較的寛容な社会であることがうかがえる」と述べた。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/05/2207.html
PT案 夜間中学就学援助廃止に反対 全11校、署名活動 /大阪
府のPT案で提案された夜間中学生らを対象にした就学援助制度などの廃止に反対する署名活動を、
府内の夜間中学全11校が行っている。29日は東大阪市の近鉄布施駅前で、
太平寺夜間中学(同市太平寺2)の生徒らが「私たちの学習の場を奪わないで」と訴えた。
夜間中学では、低所得の生徒に定期代などを援助。出席した生徒にはパンと牛乳を無料で支給している。
府は約半額を負担するが、PT案では今年度に1割減、来年度以降は全廃するとしている。
この日、生徒ら約10人は「きゅうしょく しゅうえん なくさないで」「とりあげないで橋下知事」
などと書いたゼッケンを胸に、街頭で署名を求めた。金順子さん(68)=同市=は
「小さいころに学校に行けず、無年金の人も多い。援助がなくなって学校をやめる人が出ないようにしてほしい」と話した。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080530ddlk27010516000c.html
【主張】人権擁護法案 消えぬ「言論封じ」の危険
人権擁護法案の成立を目指す自民党の人権問題調査会で、太田誠一会長は人権委員会の権限を
大幅に縮小した修正案(太田私案)を示した。
私案は、人権救済の対象について、いくつかの類型を列挙し、人権侵害の定義があいまいだった
以前の政府案に比べると、改善されたように見える。
しかし、省庁と同格の「3条機関」(国家行政組織法)として人権委員会を新設し、民間の言動をめぐる議論に
公権力が介入する枠組みは変わらず、憲法で保障された言論・表現の自由が制限される危険性は消えていない。
例えば、人権救済の対象となる「差別的言動」を「反復して行われるもの」に限定したとしているが、
言論を浸透させるためには、繰り返して主張することが必要である。言論自体が封じられる恐れは依然としてあり、
「反復して」は無意味な付け足しに近い。
また、法務省が平成14年に示した案には報道制限につながりかねないメディア規制条項があった。
マスコミの批判を受けて太田私案では削除されたが、それは報道機関が特別扱いされないだけで、
他の民間組織と同様、「差別的言動」の有無などについては人権委員会の監視を受ける。
「話し合い解決法」とも称される太田私案は、制度の乱用を防ぐための不服申し立て措置を設けるなど、
ソフトなイメージを強調している。だが、人権委員会が人権侵害と判断すれば、担当者を呼び出し、
捜索・押収も行えるという基本的な構図は、政府案とほとんど変わっていない。
調査会は、新たな人権侵害の例として、学校裏サイトへの書き込みによるいじめ自殺などのケースを挙げている。
とはいえ、いじめは文部科学省の下で教育委員会が指導すべき問題であり、人権委員会が教育委員会を差し置いて
調査に乗り出すべきではない。その他の人権侵害も、それぞれの省庁で解決できる問題が多い。
人権侵害は、警察や検察庁、刑務所など、見えにくいところで行われるケースもある。
そうした公権力による人権侵害を防ぐことには、だれも異存はなかろう。
しかし、民主主義社会で民間の言論・表現活動をしばりかねない法律をあえてつくる必要があるのか、
極めて疑問である。
こうした根本の問題に立ち戻っての議論を改めてすべきだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080531/stt0805310305000-n1.htm
万引き:小学生の97%「絶対ダメ」−−県警が意識調査 /富山
県警少年課が、県教育委員会を通じて行った子どもの万引きについての意識調査結果をまとめた。
小学生の97%が「絶対にやってはいけない」と考えている一方、「万引きが犯罪だと教わったことがない」
と答えた児童、生徒が各学年に数十人ずついることが明らかになった。
調査は昨年9月に実施し、県内の小学5年、中学2年、高校2年の3学年計1925人から回答を得た。
「なぜ、万引きをすると思うか」という問いに対し、複数回答だが小学生では約40%、
中学生で30%が「いじめ」を挙げた。いじめの中で万引きを押しつけることが、
子どもたちの中ではありふれたあり方となっていることがうかがえる。
高校生では、「スリルを味わいたいから」との回答が多かった。
一方、同時に実施した薬物に対する意識調査で、中高生は90%以上が
「薬物は絶対にやってはいけないこと」と答えたが、小学生は72%にとどまった。
同課は「万引きは窃盗という犯罪だということを啓発していく必要がある。
薬物についての教育は今後、小学生向けの実施も検討したい」と話している。
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20080530ddlk16040716000c.html
生徒逮捕の中学でまた問題行動、学外教室で個別指導へ
校内で暴力行為をしたとして男子生徒2人が逮捕された福岡県田川郡内の中学校で、
再び一部生徒の問題行動が起き、町教委は学校とは別の場所に「サポート教室」を設けて
教諭の指導に従わない生徒を通わせる方針を決めた。
生徒への対応に解決策を見いだせない学校側の実情を踏まえた異例の措置だが、
理解を示す保護者らがいる一方で、専門家からは「教育効果が疑われる措置だ」との指摘もある。
是非を巡って今後、論議を呼びそうだ。
校長によると、問題行動を繰り返していた生徒は数人おり、大半は3月に卒業した。
逮捕された2人は当時2年生と3年生で、2年生だった1人は家裁に送致されて保護観察中で、
約1か月前に学校に戻った。その後、この生徒と親しい数人が問題を起こすようになった。
授業をさぼって校内をはいかいしたり、窓ガラスを割ったりし、教諭の注意をまったく聞かないため、
県筑豊教育事務所とも協議してサポート教室開設を決めた。
サポート教室には、問題行動を繰り返し、教諭から3回注意を受けた生徒を保護者の同意を得て通わせる。
町教委が雇う常勤の指導員1人と、ボランティアの学生らが、各教科や工作、スポーツを個別に指導。
生徒は出席扱いとなり、町教委と学校が「態度が改まった」と判断すれば、学校に復帰できる。
保護者の同意が得られない場合は、出席停止を定めた学校教育法に基づき、
保護者に登校させないよう命じることにしている。
町教委は、学校から約500メートル離れた建物の一室を借りて開設する考えで、
6月議会に賃貸借契約案などを提案。可決され次第、始める方針だ。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080601-OYS1T00193.htm
「子どもの権利条例」制定めぐり札幌市分裂 組合全盛に逆戻りか
札幌市で市長が提案した「子どもの権利に関する条例案」をめぐり、賛成派と反対派が対立し、
市を二分する形で揺れている。これまでに、賛否両派計720件の陳情が寄せられ、市文教委員会で
2日、両派が意見を闘わせた。
賛成派は「いじめや虐待などの問題解決のためには条例の早期制定が必要だ」と主張。
一方、反対派は「一部教職員が子供の意見や権利を利用して学校現場を混乱させる恐れがある」などと主張した。
条例案は、上田文雄市長が5月22日に開会した定例市議会に提出したもので、市政や学校行事の
運営などに関して、子供が意見を表明し参加する権利を広く認める内容。子供の権利侵害があった場合には、
救済委員が調査し、勧告や是正要請を行うとしている。
条例案は昨年2月の定例市議会で、自民、公明両党の反対で、いったん否決された。
しかし、昨年4月の統一地方選で、条例の早期制定を訴えた上田市長(民主、社民など推薦)が
再選されたことから、市長が修正案を再提案した。
修正案をめぐっても意見が対立。5月30日までに、反対424件、賛成295件、一部条文の削除要求1件の
計720件の陳情が寄せられた。
2日の市文教委員会では陳情を提出した賛否各8人と削除要求の1人が趣旨説明を行った。
反対派は、入学・卒業式における国旗掲揚・国歌斉唱の実施に関し、「一部教職員が条例を利用し、
子供を扇動して、混乱を起こす恐れがある」と主張。救済委員の設置についても、ある一定の思想を
持った人で組織され、校長の学校運営に支障をきたす恐れがあると指摘した。
さらに、子供の意見表明権を重視する内容となっていることに対し、
「権利、権利と子供が主張し、わがままになる」との懸念を示した。
一方、賛成派は、条例案は、1989年の国連総会で採択され、日本が1994(平成6)年に批准した
「児童の権利に関する条約」の理念を具体化するためのものだとしたうえで、「自治体の取り組みを
グローバルスタンダード(世界標準)にすべきた」と主張。
さらに、「素案の段階から子供の意見を広く聞いて作成してきた条例案だ」「虐待、いじめ、大人の
無理解が子供の権利を侵しており、早期の制定が必要」「子供の意見表明権は、子供にとって最も重要な権利。
丁寧に耳を傾ける必要がある」などと述べた。
札幌市では、かつて北海道教職員組合(北教組)の支部の札幌市教職員組合(札教組)の力が強く、
国旗・国歌実施率は全国最低レベルだったが、札幌市教委が平成12年9月に完全実施を求める
職務命令を出して以降、改善傾向にある。
しかし、北教組の一部組合教師の間には、いまだ強硬姿勢が目立ち、学力テストやいじめ実態調査を
妨害するような問題が起きている。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080602/edc0806022249003-n1.htm
「指さされ」小学生の列に車=32歳男逮捕
2日午前7時40分ごろ、千葉県松戸市古ケ崎の市道で、軽乗用車が小学生の列に突っ込み、
小学1年の男児(6つ)が頭部と左ひじに軽傷を負った。
県警松戸署は殺人未遂の現行犯で、車を運転していた同所、水道工事会社作業員南中剛容疑者(32)を逮捕した。
小学生に指をさされ、腹が立ったと話している。
調べによると、南中容疑者は出勤のため松戸市古ケ崎の住宅街の路上を車で走行中、
6人ほどで集団登校していた小学生に指をさされたことに激高。車で列に突っ込んだ。
小学生たちは車が接近してきたため逃げ、1人だけ接触した。
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080602-2
HPに「死ね」の書き込み確認 北九州の女子高生自殺
北九州市の高校1年の女子生徒(16)が、「ホームページに『死ね』と書き込みされた」などとつづった遺書を残して
自殺した問題で、福岡県警は1日までに遺書が指摘したとみられるホームページを特定し、「死ね」など
ほぼ指摘通りの内容の書き込みがあることを確認した。
生徒が通っていた同市小倉北区の私立女子高校は、いじめの有無など事実関係を調べている。
県警などによると、問題のホームページは生徒の同級生らが日頃利用していたものとみられる。
生徒は遺書の中で同級生1人の名前を挙げ、「ホームページに私のことを『死ね。葬式行ってやるよ』と書いた」
などと記していた。いじめられていたと訴える記述もあったという。
この生徒は5月29日朝、自宅で首をつって死亡しているのが見つかった。
書き込みがあったのは、その数日前とみられる。
遺書には「先に死んでごめん。産んでくれてありがとう」などと家族に感謝する内容も書かれていたという。
NPO法人「子どもとメディア」常務理事の原陽一郎・九州大谷短大准教授は、
「ネット上でのやりとりは文字が中心。声の抑揚や表情などがなく、書き込みの真意は書かれた本人が想像するしかない。
気軽に書いた一言が予想外のダメージを与えてしまう可能性もある。
思春期の狭い人間関係の中の出来事なら、なおさらショックは大きいだろう」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0601/SEB200806010008.html
不登校生の支援施設開所 中学復帰、進学を応援(秋田)
不登校の中学生らのための県の学習支援施設「スペース・イオよこて」が2日、横手市前郷二番町の
横手高校定時制の校舎内に開所した。同市や大仙市などの8人が在籍する中学への復帰や
高校進学を目指して新たな一歩を踏み出した。
心理カウンセラーや元教員、元塾講師の学習指導員3人のほか、同高定時制の教諭9人が
学習指導にあたる。同所での学習は在籍している中学の出席として認められる。
この日の入所式で、同高の阿部信隆校長は「イオはあなたたちの空間。将来の夢や希望を大事にしてほしい」と激励した。
県教育庁によると、不登校の小中学生は全県で786人(2006年度)もおり、不登校児向けの適応指導教室は
県内に9か所あるが、学習指導まで十分に対応できていないのが現状。イオよこてでは学習指導に重点を置き、
不登校からの立ち直りを支援する県南の拠点施設となる。
モデルとなった秋田市中通の「スペース・イオ」では、開設後3年間に170人の児童生徒が学び、
10人が在籍校へ復帰、114人が高校進学を果たした。県北部の拠点施設も来年度以降開設される予定だ。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/04/20080603-OYT1T00030.htm
公立小の放課後授業全校に拡大 中学でも 橋下知事直轄PT
大阪府の橋下徹知事の直轄で新規事業の企画、立案に取り組んでいる重要政策プロジェクトチーム(PT)は、
現在一部の小学校に限られている放課後の補充学習を、平成22年度までに府内すべての公立小学校と
政令市を除く全公立中学校に拡大する計画をまとめた。3日の府教委との協議で公表する。
昨年の全国学力テストの正答率が全国45番目に低迷し、対応が迫られる中、教育施策の目玉の一つとなりそうだ。
計画によると、放課後学習は週2回、1日あたり2〜3時間実施する。受講料は無料。自習や家庭学習の
習慣を身につけさせることを目的に「学習支援アドバイザー」と称する大学生や元教員が、授業内容の
くわしい解説や宿題の解き方のアドバイスを行う。
小学校では国語と算数の2教科を指導。中学校は未定だが、国語と数学、英語の3教科を軸に
府教委などが今後検討する。
今年度の補正予算案に事業費約5400万円を計上する予定で、アドバイザーに対してはこの予算から
1回あたり数千円の報酬が支払われる。計画通り実施すると、数億円かかるとみられる。
放課後の補充授業は現在48の公立小学校で行われている。これを府内の小学校約1000校、
中学校約290校(中学は大阪、堺両市を除く)に広げる計画で、実施には延べ二千数百人の
アドバイザーが必要とみられる。
府教委は今後、教員OBらに呼びかけを行うなどして人材を確保し、人繰りの見通しの立った
学校から順次導入していく。
一方、公立小中学校での習熟度別授業の推進については、現行の対象教科、時間数を拡大していく方針。
現在小学校では算数、中学校では英語と数学の一部に絞って実施している学校が大半を占めていることから、
国語などでの導入を視野に教員の配置プランを立てる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080603/lcl0806030050000-n1.htm
中学受験は親にとって「投資案件」なのか?
某日我が家の夕食は夏野菜カレーだったが、例によって食事に一言ある次男から、いつもより薄味だという。
言われてみればその通りで、母親も同じカレー粉で調理したはずなのにおかしい、と不思議がる。
そこで時節柄、小麦粉の成分を落としたのではないかと当て推量を言って何とはなくそれが結論めいたことになった。
推論の根拠は、値上げをしないために材料の方を減らす対応をとるという、ある企業の戦略が新聞に
出ていたためなのだが、当否は不明である。
さらにそれからしばらくして町のローカルチェーンの本屋の店頭で近く閉店をするという貼り紙が目に入った。
いわゆるシャッター街ではないが、地域の商店街はこの10年で様変わりになった。
駅前の大手スーパーはいわゆるストアブランドなども駆使して繁盛している様子だが、
これに続く地元商店街の方はお茶の店がつぶれ、酒屋がつぶれ、洋食屋がつぶれ、
惣菜屋がつぶれ…と果たして何軒なくなったか今では記憶していられぬくらいだ。
そのかわりに蕎麦屋が出来、寿司チェーンが出来、となって今でも変わらないのは
マクドナルドととんかつ屋、豆腐屋、中華料理屋、洋服修理の店、めがね屋、婦人服、
靴屋など半数に満たない。
まだもっている店の一つであるパン屋などは食パンの値段も急激にここで3度も上げたと
家人はうったえる。
街がこうでは税収も厳しく、地元公立中学の英語の特任講師の紹介を
尊敬する校長から頼まれたのは良いが、市から支給される時給が千円
という話を聴いたときには、天をあおいだ。
過日の新聞記事には筑波大の吉田あつし教授が中学受験―私立中進学ブームの
背景に大卒者と高卒者との賃金拡大がそのことと踵(かかと)を接するように
拡大している事実も一因だとしている。経済のグローバル化で親世代の所得格差が
拡大したことが、親を私立中進学に駆り立てたと分析されている。
だとすれば私立中学は石油や小麦粉のような投資案件のような趣があって貴重な
「成長株」と親に受け止められたことになる。例え親の事情がそうであったとしても、
いわば動機は何であれ私立が私立として一人の人間の成長にかけがえのない
生き方考え方を育んだ、とすれば教育の目的は果たされた、といってよいと思う。
しかしながら親の投資期待に応えてお子様が世俗的な成功をすればよし、
案外に成功しなかったなら失敗ということになるのかどうか。
なるとすればそれは親の失敗でもあろう。
しかし子どもの人生はその子しか生きられないのである。
http://www.asahi.com/edu/student/morigami/TKY200806020127.html
ハンマー当たり高校生軽傷 兵庫
2日午前8時10分ごろ、兵庫県猪名川町の県立猪名川高のグラウンドで、
陸上部の練習中だった高校1年の男子生徒(15)の後頭部付近に、
飛んできたハンマー投げのハンマー(重さ約6キロ)が当たった。
生徒は病院に運ばれたが軽傷。
川西署などによると、別の男子部員がハンマーを投げた際、
約10メートル離れたところでハードル走の練習をしていたこの生徒に当たったという。
顧問はグラウンドにはいなかったという。同署が詳しい状況を調べている。
同校の教頭は「(周囲にハンマーが飛ばないよう)金網を設置するべきだった。
金銭的余裕があれば購入していた」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080602/dst0806021335011-n1.htm
漫画「家栽の人」原作者・毛利さん 自作の歌交え講演 大久保小の追悼集会
佐世保市の小6女児同級生殺害事件から4年を迎えた1日、大久保小学校であった追悼集会で、
家庭裁判所を舞台にした漫画「家栽の人」の原作者毛利甚八さん(50)=佐世保市出身=が講演した。
「自由とやさしさを見つけよう」と題し、自作のフォークソングも織り交ぜながら、子どもたちに
「無理して強い人のふりをしないでいい」「いじめは自分をごまかすことになるからいけない」
などのメッセージを送った。講演の要旨は以下の通り。
中学生のとき、友人を交通事故で亡くし、死ぬことや何のために生きているのか、人間について悩んだ。
助けてくれたのは小説だったから、作家を目指した。
小学生のときはやせてて弱虫だった。
運動がダメだと思っていたのに、中学校で1500メートル走で一番になった。
だから、みんなも無理をしなくていい。
今は弱くてもいい。
無理して強い人のふりをしないように。
人間について1人で考えていたら、ものすごくつらかった。
大学時代に旅に出て、知らない場所の自然や地域に住む人たちに触れ合ったら、自分が変わることができた。
大人から「賢くなりなさい」「言うことを聞きなさい」って言われるでしょ。
しかられるから言うことを聞くふりをしているだけじゃない?
聞くふりをしたくない自分もいるのに、言うことを聞かない人がいると、頭にくるでしょ。
だから、他の人の弱さを発見したら、お父さんや先生の気持ちで強く言ってしまうこともある。
これがいじめ。
いじめられる人がかわいそうだから、いじめはいけないんじゃなくて、
いじめをする人が自分に正直じゃないことに気付いてないことが良くないと思う。
自分の弱さや悲しみを認めよう。
他の人も自分と同じだと考えることで、優しさが生まれる。
でも黙っていたら、いつも1人。
だから表現しよう。
感じたことは他の人にも伝えてほしい。
毛利甚八(もうり・じんぱち) 1958年生まれ。
佐世保市柚木町出身。佐世保西高から日大芸術学科に進学。
家庭裁判所の裁判官が少年事件などを解決する人間模様を描いた漫画「家栽の人」の原作者。
執筆活動のほか、テレビのシナリオや作詞作曲なども手掛けている。
2001年以降、大分県豊後高田市に在住。少年院で少年たちにウクレレを教えている。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26387
朝青龍と白鵬の「品格」問題「中学の生徒指導レベル」
大関・琴欧洲の優勝で沸く大相撲夏場所、千秋楽結びの一番の朝青龍VS白鵬戦後、
勝者の朝青龍が白鵬を小突く「ダメ押し」をした。これに対し、白鵬は朝青龍に肩をぶつける報復をした後に、
両者は睨み合う格好となった。
これが「品格を欠く」とのことで、白鵬は協会から注意を受けた。
だが、協会には「朝青龍が最初に突っかかったのになぜ、白鵬だけが注意されるのか?」
との抗議が数多く寄せられ、結果的に両者が協会から呼び出しをくらい、注意をされるハメとなった。
このことについて、元プロレスラーで、衆議院議員の馳浩氏が「中学生への生徒指導レベルの話」とバッサリ切った。
馳氏は2日に更新した自身のブログで今回の顛末について「あまりにもばかばかしい。
こんなことまで横綱審議委員会が、審議の対象にするのか? 中学生への生徒指導レベルの話」と厳しく評した。
最近の相撲界は「かわいがり」が時津風部屋以外でも横行していたことが明るみに出るなど、
その旧態依然とした体質が維持され続けていることが白日のもとにさらされた形となった。
馳氏は「でも、『こういうことまで』問題にすることから、相撲界の閉鎖的な体質改善を始めなければならない気もする。
そして、非科学的な経験則だらけの指導方針を一掃し、健康管理と猛稽古を共存させなければならないだろう」
と今回の横綱の「品格問題」を含めた相撲界の改善への提案を行った。
http://news.ameba.jp/weblog/2008/06/14353.html
「国籍のこと、学校で知られたくない」不安の中で生活してきた原告…国籍法訴訟
日本国籍がないまま、日本で生活を続ける原告は精神的な負担が大きい。原告の子供たちは、
学校でクラスメートから差別されるのを恐れながら生活していた。
「昔、いじめられたことがあるから、国籍のことは言いたくない」。原告の1人で、東海地方の小学校5年生、
マサミ・タピルさん(10)は表情を曇らせる。学校では、父の姓を名乗っている。
マサミさんは学校のクラブでバスケットボールをしている活発な女の子。人望もあり、児童会の副会長もしている。
しかし3年前、フィリピン国籍だということを学校で知られ、「ガイジン」と言われていじめられた経験があるという。
そのときは、1人で絵を描いて遊ぶくらいしかすることがなかった。
母親のロサーナさん(43)は、昭和63年にエンターテイナーとして来日。平成8年に知り合った男性との間に、
マサミさんが生まれた。
男性はマサミさんが生まれてから認知。しかし、事情があって結婚はできなかったという。
ロサーナさんは10年ごろ、マサミさんが日本国籍が取得できないことを知って愕然(がくぜん)とした。
「生まれる前に認知してもらわないと国籍が取れないなんて知らなかった」と話す。
マサミさんには4歳年下の妹がいる。父親は同じ男性だ。男性は、マサミさんのことを教訓にして出生前に
認知したので、妹は日本国籍を取得できた。
自殺、いじめ、誹謗中傷、子どものネット問題対策急務
携帯電話やインターネットを利用した「ネットいじめ」などが問題になる中、神戸市中央区の県民会館で三日、
専門家や保護者らが意見を交わすフォーラムが開かれた。県内では昨年七月、同市の男子高校生が金銭を
要求するメールなどを苦に自殺し、対策が急務。全国に広がる被害事例などが報告され「インターネットの影の
部分を教えるべき」などの指摘が相次いだ。
総務省近畿総合通信局と県などが主催した「子どもとインターネット社会を考える兵庫フォーラム」。
五月末には、北九州市の女子高校生が「ブログに『死ね』と書き込みされた」と遺書を書いて自殺したばかり。
関心の高さを反映し、約三百八十人が参加した。
ネットトラブルの相談やルール啓発をする「インターネット協会」の主任研究員、大久保貴世さんが講演。
写真や住所などの個人情報を掲載したために事件に巻き込まれたり、誹謗(ひぼう)中傷が横行したりする現状を報告。
「一度だけでも発信した言葉や写真は取り戻すのが難しい」「匿名でも誰が発信したか特定できる」などの特性を伝え、
相談に乗る大切さを訴えた。
パネルディスカッションでは、兵庫県警サイバー犯罪対策係長の喜田健夫さん、加古川市立別府中学校PTA会長の
清水玲子さんらが登壇。清水さんは、携帯電話のインターネットにつながないなどの約束を自分の子どもとしているとし
「携帯電話を持たせる親にも責任がある」と強調した。
有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング」などの対策も示された。「ネット以外の世界で人にもまれることが、
トラブルに直面したときの解決力を養う」という意見もあった。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0001105102.shtml
給食持ち帰り 小中6校で確認 県教委 中学食べ残し量7%
県教委は3日、県内の公立小中学校の約1100校のうち、計6校で児童・生徒がパンなど給食の食べ残しを
持ち帰っているケースがあったことを明らかにした。開会中の県議会一般質問で、守谷正人議員(民主・県政クラブ)に対し、
森山良一教育長が答弁した。
県教委によると、5月に福岡市教委が市内の全小学校で食べ残しの持ち帰りを全面禁止したことを受け、
各市町村を通じて調査。久留米市の小学校4校とみやこ町の中学校2校で持ち帰りのケースが確認された。
また、児童・生徒1人当たりの年間の給食食べ残し量(2006年度調査分)は、小学生が平均4.4キロで
年摂取量(約93キロ)の4.7%、中学生が平均7.9キロで年摂取量(約108キロ)の7.3%だった。
全体の約3割の小中学校で、給食の食べ残しを堆肥(たいひ)化させたり、養豚場の飼料とするなど
再利用しているという。
文科省の学校給食衛生管理の基準では、給食の持ち帰りについて、衛生上の観点から「持ち帰らないことが望ましい」
とされており、県教委は6校に対し、基準の順守を促す方針。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26589
高野連:特待制度、私立の6割「予定・検討」 全国調査
日本高校野球連盟は10日、全国の加盟校4128校を対象に、4〜5月に行った5年に1度の実態調査の結果を発表した。
来年度募集で特待制度を「採用する予定」の学校は、私立774校のうち283校(36.6%)、採用するかどうかを「検討中」
と回答したのも191校(24.7%)だった。昨年の特待制度問題の全国調査では376校での実施が分かったが、
高野連が特待制度を条件付きで容認したことを受け、私立の約6割が予定、検討している模様だ。
調査は4〜5月、監督や野球部長を対象に108項目の質問をマークシート方式で行い、4050校(98.1%)から回答を得た。
野球留学については、私立の414校(私立全体53.5%)が「就学の自由だから問題ない」と答えたのに対し、
公立では「望ましくないが、基準を設ければよい」が1162校(公立全体の35・5%)と最も多かった。
今回初めて寮設備の有無を尋ねたところ、寮が「ある」と回答したのは、全体の17.2%にあたる698校、
野球部専用寮があるのも150校(3.7%)にのぼった。同じく初めて調査した中高一貫校は388校を数え、
全体の9.6%。このうち、中学3年生の夏の大会終了後に練習に参加させている例が155校あった。
練習試合を年間50試合以上こなす学校は、5年前の1808校(43.6%)から2317校(57.2%)に増加。
日曜・祝日の練習時間も増加傾向にあり、「6時間以上」が5年前の1602校(38.6%)から2104校(52%)に。
全国の部員登録数は増え続けており、これに伴い練習試合や練習時間も増加しているようだ。
医科学の面では、AED(自動体外式除細動器)を学校で設置しているのは3698校(91.3%)、
野球部専用でも173校(4.3%)が設置と普及が進んでいる。熱中症や水分補給に関する理解も高まっているが、
肩ひじの故障などにかかわる治療やアイシングなどは選手任せにしている学校も多かった。
ドーピングに関する知識については、953校(23.5%)が「知らない」と答えており、日本高野連は啓発を積極的に実施していく。
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/high/news/20080611k0000m050169000c.html
越境通学:部活動で越境か 北中5人、顧問教諭異動で名張中へ−−市教委調査 /三重
名張市は13日、市立北中学校で運動系部活動の顧問をしていた男性教諭が今年4月、市立名張中に異動したのに伴い、
北中の部員5人が名張中に転校、同じ運動部に入部していたことを明らかにした。
教諭は過去、県大会で生徒を優勝させた実績がある。同市では家庭事情などによって越境通学を特例で認めているが
今回のようなケースついて、市教委は「一般常識では適正な転校ではないと疑わざるをえない」と話し、事実関係を調査している。
開会中の定例市議会一般質問で、森脇和徳議員(心風会)の質問に、上島和久教育長が答えた。
教育長によると、5人は、2年生2人と3年生3人。いずれも男子で、今年4月1日から9日にかけて転校し、運動部に入部した。
このうち4人は、他市から移住して北中学校に入学していたという。もう1人は、南中の校区に住んでいるが、
南中にこの運動部がないなどの理由で北中に通っていた。
このほか、今年4月、市外から名張中に入学、この運動部に入った生徒2人もいた。
同市では2年前にも、市外から住民票を移して北中学校の運動部に入部した生徒が、実際には自宅から通学していた
問題が発覚。市は07年4月から、校区内での生活実態があることを示す確約書を保護者らに提出させており、
7人の生徒についても、電話や訪問で確認を続けているという。
市教委によると、教諭は現在、ほかの部活動の顧問を務めており、「生徒の勧誘などはしていない」と話しているという。
市教委は「正規の手続きを踏めば(転校は)認めざるをえない」と話し、今後も生活実態の有無について調査を続ける方針。
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080614ddlk24100343000c.html
中学校に「生徒殺す」はがき '08/6/17
廿日市市の廿日市中に16日午後、「生徒を殺す」という内容のはがきが届いた。
学校は放課後の部活動を休止し生徒を一斉下校させ、教員が通学路を巡回するなどの対策をとった。
学校によると、「全クラスを去年のクラスに戻せ。班を最後から2番目の班に戻せ。
6月17日までにできなければ野球部やサッカー部の部員を殺す」との内容で、
2006年の年賀はがきに書かれていた。消印は「廿日市」で差出人の名前はなかった。
学校は市教委や廿日市署に連絡。放課後、学年ごとに集会を開いて担任が生徒に報告。
18日の朝まで部活動を休止し一斉下校する予定。廿日市署も学校周辺の警戒を強化している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806170132.html
752 :
ひみつの検閲さん:2024/06/20(木) 00:54:43 ID:MarkedRes
教え子と関係/部活中に暴言 都教委、2教員を処分
都教育委員会は24日、教え子の高校3年の女子生徒と3回にわたって性行為に及んだとして、
都立高校の男性教員(47)を懲戒免職処分にしたと発表した。
都教委によると、男性教員は昨年4月上旬から6月下旬にかけて、都外のラブホテルで、
女子生徒と3回にわたり性行為に及んだ。メールなどで連絡を取り合い、休日に合意の上で
性行為に及んでいた。女子生徒の保護者が今年3月、校長に報告して発覚した。
男性教員は体育担当でバレーボール部の顧問。女子生徒は同部に所属していた。
男性教員は「やってはいけないこととわかっていた」と話しているという。
このほか、公立中学校のバスケットボール部顧問の男性教員(39)が、
部活動の練習中、部員に対して「死ね、ごみ、消えろ」などの暴言を繰り返したとして、戒告処分を受けた。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/080625/tky0806250336006-n1.htm
女生徒に「3回まわってワンと言え」 セクハラ教諭が100万円支払う
大阪市立中学の剣道部顧問の男性教諭(44)が、女子生徒に「3回まわってワンといえ」などと命じて
セクハラや体罰を繰り返したとして、元生徒3人が教諭と市に損害賠償を求め、
大阪地裁が慰謝料の支払いを命じた訴訟で、市が控訴を断念、3人に慰謝料計約100万円を支払っていたことが
26日、分かった。
市はこれまで教諭を擁護していたが、主張を一転。
「セクハラや体罰があったと判断せざるを得ない」として、今月末に教諭を懲戒処分する。
市教委が元生徒の被害状況を把握してからすでに約4年が経過しており、聞き取り調査の甘さが露呈した格好だ。
判決によると、剣道部に所属していた20代の元生徒3人は平成8年ごろ、
練習中に教諭から日常的に竹刀や太鼓のバチで殴られたほか、下着姿にさせられ、抱きしめられるなどの被害を受けた。
また、個別指導として個室に部員を呼び、「3回まわってワンといえ」などと命じられた。
市教委は十数回に渡る教諭からの事情聴取などをもとに元生徒の主張を否定。
しかし大阪地裁は複数の部員らの証言から「教諭の供述は不自然で不合理」と判断、
計500万円の損害賠償請求に対して、市に100万円の支払いを命じた。
産経新聞の取材に対し、男性教諭は「弁護士と相談中のためコメントできない」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080627/edc0806270002000-n1.htm
セクハラ顧問、強制わいせつ消防士、酒気帯び運転助役、大阪市職員 3人懲戒免職
大阪市は27日、市立中学の剣道部顧問だった平成8〜10年に、部員だった女子生徒にセクハラや
体罰を繰り返したとして、市教委教育センターの江田昌彦指導主事(44)を懲戒免職処分とした。
また強制わいせつ容疑などで逮捕、起訴された市消防局都島消防署の消防士、西原大樹被告(24)、
道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕され、罰金35万円の略式命令を受けた市営地下鉄
動物園前駅の竹内要助役(41)も同日、懲戒免職処分とした。
江田元指導主事は、女子生徒に「3回まわってワンといえ」と犬のまねをさせるなどセクハラ、
体罰を繰り返していたとして、元生徒3人が教諭と市に損害賠償を求め、5月20日に地裁が市に
慰謝料100万円の支払いを命じていた。
一方、西原被告は5月8日、大阪市内で泥酔状態で通行中の女性に抱きついて体を触ったうえ、
顔をけってけがをさせとして起訴された。
竹内元助役は4月10日、認められていないマイカー通勤をしていたうえ、
兵庫県三田市内で酒気帯びの人身事故を起こしたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080627/crm0806271128012-n1.htm
中学でメモリー盗難 城里 生徒143人分の成績記録
二十六日午後、城里町立常北中学校の教室から、パソコン一台とUSBメモリーなどが盗まれているのが見つかり、
学校が笠間署に届け出た。USBメモリーには三年生百四十三人分の体育の成績などの個人情報が入っていた。
同署や学校によると、盗まれたパソコンとUSBメモリーは三年生の学年主任の女性教諭(52)が使用。
二十六日午後一時ごろ、教諭は三年生の教室の机にパソコンなどを置いたまま体育の授業のため体育館に行き、
同二時二十分ごろ、教室に戻ったところなくなったのに気付いた。
パソコンには個人情報がなかったが、USBメモリーには女性教諭が体育の授業を担当する三年生の名前と成績のほか、
顧問を務める女子バスケット部員約十五人の名簿などが含まれていた。
同校ではパソコンなどから離れる際には、職員室での保管を各教諭に指導しており、
同校の高岡秀夫教頭は「守るよう言っていたことが励行されず、このような事態となり申し訳ない」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20080628/CK2008062802000144.html