★★★ 2ch版 若者の人間力向上会議 その2 ★★★
922 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 13:22:22 ID:FdMBOH98
人類の歴史を紐解いてみましても、古代より近世に至るまで、
限られた少数の「貴族」と言われる上層階級が、多くの庶民を奴隷的に働かせていた。
そんな人間社会が何千年も続きました。
だけど、今のような「時代」は その何千年の歴史から見ても、
逆に異常とも言えるような「時代」になっていると思うのです。
多くの支配されていた労働者階級の人達にも、「生きる権利」が国家から与えられるという、
そんな「ややこしい社会」になってしまったと思うのです。
それが本当に正しいのか? それは後世の歴史家の判断に任すしかありませんが、
とにかく今の「時代」は、誰でも平等に公平に「生きる権利」が国家から保障されるという民主主義社会になり、
多くの庶民の人権も尊重される、そんな「時代」になったような気がしています。
ですから、そのような時代背景を踏まえて、「人は何のために働くのか?」を考えなければならないと思うのです。
923 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 13:26:30 ID:FdMBOH98
基本的人権では「国家は国民に対し人間として最低限の生活を保障する」と謳われている。
ですから、当然のこととして「働かざる者 食うべからず」の『労働概念』とか、
あるいは「勤労は美徳」という社会的な解釈とか定義も、
そんな「21世紀の新しい社会的概念」を前提として、
議論したり討論しなければならなくなったと思うのです。
古代の王侯貴族「特別な階級」の人達だけが、
その権力と栄華を維持継続するために、多くの一般庶民から「税を取る」ために、
「働かざる者 食うべからず」と、
今の政府が一方的に国民に対し「強制労働」を命令できる時代ではないと思うのですが・・・
だと言うのに、古代の王侯貴族と同じ論法で、21世紀の時代になっても、
民主主義で基本的人権が保障されているにもかかわらず、
今の「ご老人達」は、まだ変に勘違いされているみたいで、
なんて言えばいいのか・・・
「働く」と言うことは、「強制された勤労」みたいな捉え方になってしまってて、
古代と現代がゴチャ混ぜにされてしまったような感じがするんです。
そんな矛盾を前提にして、「人は何のために働くのか?」を論議されているように感じるのです。
「21世紀の人間社会」を今でも昔のままのように捉えられ、
新しい時代の感覚なんか、全然お分かりになっておられないのではと思うのです。
だから、つい思わず、
「分かってないのは ドッチなんだ?」と言いたくなったりするのです。
924 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 15:01:16 ID:ed66EFj9
三食さんが一年も書き続けられたから、このスレはここまで続いたと思います。
だからあのように前置きされてからご自身のレスを書かれるんじゃないでしょうか?
それだけのことだと思いますが?
一年前よりますます問題悪化していますが、それでも2チャンはニートバッシングばかりでしたね。
そしてとうとうあんな痛ましい事件が起きましたが、それでも改善策は何もとられませんですね。
2チャンでは「親が氏んだら どうするの? 」と心配されたようなレスが結構ありましたから、だからご両親を道連れに自殺されたんですよ。
925 :
氷河人への贈り物:2006/06/02(金) 16:53:50 ID:3Ln5a3cF
改善策は自分でとるべし。自己責任。
あんな痛ましい事件はおきたが、同じ環境でも、普通なら
親も殺さず自殺もしない。それが常識ある青年だ。
政治・政府の責任にするのは単なるマスターベーション。
結局は政府は他人ごとだよ。自分でなんとかするしかない。
そのようにこれまでも日本人はやってきた。
>>911 だからあなたがそう思うのなら放置すればそれで終わりでしょう・・・。
>>925 安易に政治のせいにするのは好ましくないことだし、それはその通りだと
思いますよ。ただ、政治家のほうも自分の政治の無策を人のせいにしている
ように見える。私はあなたのように立派ではないから簡単に自己責任とは
とても言う気にはなれない・・・。
927 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 17:40:08 ID:ed66EFj9
>925
あなたのお子様がどこかの変なDQNに連れ去られても、
今のような社会なら連れ去られていく方が常識がない。
それが今の常識ある親の子供教育だ。
自分の子供の安全の体策くらい自己責任でするのはあたり前。
そのようにして日本人はやってきた。
と言う日本になりましたのでしょうか?
928 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 18:08:45 ID:FdMBOH98
>>924 >2チャンでは「親が氏んだら どうするの? 」と心配されたようなレスが結構ありましたから、
>だからご両親を道連れに自殺されたんですよ。
両親とも道連れにしたのが、どうも引っかかります。だから自宅に放火されたのでしょう。
住み慣れた自宅(唯一の世界)に火を着け燃やしてしまうという動機は、
社会への憎悪なのか?
それとも、自分自身を否定したかったのか?
おそらく、社会が自分を受け入れなかったことへの復讐として、今の社会を否定するつもりで
両親を道連れにし、なおかつ自宅に火を着けて消滅させたかったのでは?
もともとは明るい性格だったと報道されてましたから、このような結末を執られたと思います。
最後の最後まで、人間としての理性による抑制意識は有ったのでしょう。
だから、周りの赤の他人は救われたと思います。
>それでも2チャンはニートバッシングばかりでしたね。
でも、そのうちに憎悪の行き先が、身内だけと限らなくなります。
頭の良い、しかも恵まれた環境で育ったからこそ、最後まで赤の他人を道連れにする行為は、
やはり慎まれただけと思います。
でも、2チャンでいつまでも「バッシング」ばかりしてましたら、ついうっかり現実でも
口に出して言ってしまうおそれもありますから、気をつけましょう。
929 :
氷河人への贈り物:2006/06/02(金) 18:21:48 ID:3Ln5a3cF
>>926 私はあなたのように立派ではないから簡単に自己責任とは
>とても言う気にはなれない
私は日本の政治屋をまったく信じないから、簡単に自己責任を
言う。政治・政府を良くしたいという良識派のポーズは
マスターベーションだよ。現実に不可能。百年河清。
>927
>お子様がどこかの変なDQNに連れ去られても、
>今の社会なら連れ去られていく方が常識がない。
>それが今の常識ある親の子供教育だ。
今の日本ならそうだよ。政治屋を当てにしても無駄。
>そのようにして日本人はやってきた。
>と言う日本になりましたのでしょうか?
自分の子供の安全の体策くらい自己責任でするのはあたり前。
もちろん。日本人は親が子供の安全対策をしてきたよ。
政治や政府を当てにする奴は、単なる良識派。現実に不可能な願望。
パチンコに没頭して、車に残した幼児を死なせるようなバカはいなかったよ。
今は子供が子供を産んで育ててるんだからな。自己責任のなんたるかを知らない。
930 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 18:31:48 ID:FdMBOH98
>>91 >本当は働く気がないのに口先のみで「働きたくても働けない」と言い張るだけで、
>政府から生活保護みたいな失業保険的なものが(働いた事がなくても)給付されるような社会になったら嫌だよな。
「働きたいから働ける」と言える人なら、単純なことですが 「働きたければ働ける」のです。
ですが、そんな事を言う人が、「働きたくても働けない」と言う人の気持ちまでを理解できる人なのか?
それは、また別次元の問題となります。
ご自身が「働きたければ働ける」からと言いましても、それができる人間だからと言いましても、
かといって、「働きたくても働けない」と言う人の気持ちまで「理解できる能力とか感性のある人間」と言うことにはなりません。
なんか とても大きな勘違い されていませんか?
931 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 18:35:53 ID:FdMBOH98
932 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 18:48:26 ID:FdMBOH98
>>930 であのように書きましたが、多分
>>911 には通じないと思いますから、
もう少し ざっくばらんな言い方にします。
多分この方の言い分は、
「俺はマトモに働いている、退職しても他社でも働ける」
「自分の能力の範囲内であれば、どんな仕事でもできる」
だから、
「コンナ程度の仕事ですらできないと言うのは、『働きたくない』から『働けない」と言ってるだけ」
となります。
では、お尋ねしますが、
周りの皆んなが 普通に英会話だけで仕事をしている職場なら、
「コンナ程度の仕事ですらできないと言うのは、『働きたくない』から『働けない」と言ってるだけ」
と言えますか?
これは あくまで例えですから誤解ないように。
他の言い方でも構いません。
933 :
朝まで名無しさん:2006/06/02(金) 18:52:24 ID:FdMBOH98
唯一絶対なる「ものさし・尺度」を振りかざして、 人間の価値を決めつけてはならない。
多種多様な人間を、唯一の「ものさし・尺度」で判断してはならない。
唯一の「ものさし・尺度」だけを絶対としてしまい、それ以外を「デリート」する。
「この社会では生きていけません」とレッテル貼るのは、
もう 止めませんか?
>>926みたいなのはただの憂さ晴らしだろう。
心にもない強がりを言って、他人が不快に思い反論してくるのが
面白くて仕方ないのだろうよ。
今の若者は、学校では21世紀型の教育「個性重視」「ゆとり教育」etcを義務教育からシッカリと、
脳裏に焼き付けられて、大人社会に放り込まれる。
「21世紀の時代」に対応するよう「意識変革」までさせられている。
でも、放り込まれた大人社会は、まるでタイムマシンで何十年も前のままだった。
そんな旧型タイプの「ものさし」が、堂々と通用している社会だった。
これじゃ、世代間でミスマッチが起きるのは、当然じゃないかな・・・
なのに、政府も企業も社会も、今の若者のことなんか、何も理解しようとしない。
むしろ、新しい時代に対応するのを拒んでいるくらい。
だから、『枠外人間』の一種「ニート」と呼称される「存在」が、社会問題になったのも仕方ない。
それでも既存の大人社会は、何一つ変わろうと挑戦もせず、ジッと様子見しているだけで、
先延ばしにしているだけのような気がします。
このように世代間ミスマッチが起こっているけど、
片方は義務教育から脳裏に植え付けられてしまった「21世紀型人間」で、
もう片方は、何十年も昔のままの旧型タイプの「ものさし」で人間を測定する「ご老人」だから、
両方とも聞く耳なんか持たず、自分を押し通すだけ。
だから、両者は互いに一歩も譲る気もなく、結果として問題解決する方法手段は平行線のまま、
どんどん深刻化してしまった。
21世紀になっても、民主主義で基本的人権が保障されているにもかかわらず、
「ご老人達」は、まだ変に勘違いされている。
なんて言えば良いのか・・・「働く」と言うことは、未だに「強制労働」と捉えられていると言えばいいのか、
労働=ゼニ儲け だけだと思っておられるような感じがします。
「21世紀の人間社会」を、そんな昔のままの「ものさし」で捉えられ、新しい時代感覚を抱いた若者の労働観なんか、
全然 分ろうとされないとでも言えば良いのか・・・
だから、つい思わず、
「分かってないのは ドッチなんだ?」
と言いたくなったりするのです。
「ニート問題」が、社会的問題となってから、もう一年以上になります。
「人は何のために働くのか?」を、今までずっと書き綴って来ました。
ですが、とうとう あのような事件が起こりました。
他にも、たくさんありました・・・
何名かの人達とともに、いろんな方面に、いろんなメッセージを送り続けて来ましたが・・・
どうすれば良いんだろう?
結局 何もできませんでした。
ゴメンナサイ
939 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 01:13:24 ID:YA6LDTL4
金を稼いで生計を立てなくては人間らしい生き方ができないのは困る。
>>917 >>916 労働者側が仕事を選んでいい・選ばなくてはならない
のと、全く矛盾しないのですが、それは反論のつもりで書いてるの?
まさか、労働者側は仕事を選ばず就労しなくてはいけなくて、
労働者の選別は雇用者側が全て行えとでも?
941 :
氷河人への贈り物:2006/06/03(土) 07:25:54 ID:hoE5TByS
>>935 >政府も企業も社会も、今の若者のことなんか、何も理解しようとしない。
>むしろ、新しい時代に対応するのを拒んでいるくらい。
>大人社会は、何一つ変わろうと挑戦もせず、ジッと様子見しているだけで、
>先延ばしにしているだけのような気がします。
んなこたーない。
厚労相、文科相、経産相が参加する「若者自立・挑戦戦略会議」は、
ニート対策を含む若者への就業支援として、来年予算で810億円を要求。
財政難にもかかわらず、前年度比54%増。
個人の相談に乗る「ジョブカフェ」や、
教育訓練と企業実習の「デュアルシステム」などの政策が並ぶ。
http://be.asahi.com/20041002/W13/0044.html ニートはこれ以上、国民の税金使って、迷惑をかけるな。
他人(大人社会・政府・企業)はもう20世紀的な余裕がない。
他人が間違って教育したあげく「ニート」となった
他人の子供の将来は、しょせん他人事。
自分の始末は自分でするのが当然。自己責任なんだよ。
942 :
氷河人への贈り物:2006/06/03(土) 07:27:53 ID:hoE5TByS
>>940 :朝まで名無しさん :2006/06/03(土) 05:29:39 ID:9w/m+wwE
>まさか、労働者側は仕事を選ばず就労しなくてはいけなくて、
>労働者の選別は雇用者側が全て行えとでも?
労働者が仕事を選ぶのは当然。
雇用者が労働者を選択するのも当然。
どちら側にも選択の自由がある。
憲法が保障する思想・信条・行動の自由だ。
日本では、労働者も雇用者もおなじ国民だ。
どっちにも自由は保障されている。
943 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 08:00:34 ID:/XZEwIS+
>>941 ニート対策事業はニートが望んだわけではない。
ニートの危機をこれ見よがしに叫び、この状況下で多大な予算をつけたのには
それなりの理由があるのだろう。
ニートを大きな社会問題として騒ぎ立て、本来の定義と違う「どうしようもない怠け者」
のイメージを定着させて国民の憎悪を集めつつ統計上は本来の定義で数えて水増しする、
そのもたらす効果について想像力を働かせるべき。
>>941 正に詭弁ですね。
20世紀的な余裕って、何?
時代が変わったから人間は他人に感心を持たなくてもよい訳がない。
それでは社会が立ち行かない。
相互扶助の根底は、20世紀どころか人間が社会を作り始めた当初から続いているのだから。
>>916 > 仕事は「選ばなくてはいけない」んですよ。
だからさー、「選り好みできる程の能力」もないのに分不相応な高給を
望むから「そんな職は存在しない」がゆえに仕事が見つからない訳で、
「能力が無くても、能力ある人と同じくらい高い給料が欲しい」
以上のことを言ってないですね。見飽きました。
946 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 12:23:39 ID:ZLqQlrxs
国はそういう人間の自由も尊重できるように、自殺を自由化する制度
を設けるべきだと思う。
死ね死ねいうからじゃなくて、実際
生きていけなくなって、生きていきたくもなくなる無職者は生きているだけ
で税金の無駄遣いをするといわれるのだし(生活保護受けたり、ニートが
支援方を利用したりしても)
能力や現代の社会に適応できていないのは
自己責任という言い方はいくらなんでも人間としてモラルがなさ過ぎると思う。
今の時代のニーズに合った規格性能で生まれてくるわけじゃないんだし、
それぞれ個性があって無理なものは無理。かといって勝手に自殺すれば
他者に迷惑がかかる。
少なくとも経済で生活を強いられない政治体制がなく
自給自足できる程度の人権が確保される土地や自然を分配されていれば
自殺などしないと思う。
自分で生きていけない人間社会にしてきた(金
でしか生きていけない)政治に問題がなかったとは言えないのだから、
人間らしい死に方を選択できる制度は必要だと、真面目に思います。
なにも、ニートや無職者に限った事ではありません、人間は必ず死にます
死に方という選択肢をよりよく生き、よりよい人間社会にするため
にオープンにすることは一つの大きな社会問題対策だと思う。
>>941 >来年予算で810億円を要求。財政難にもかかわらず、前年度比54%増。
>個人の相談に乗る「ジョブカフェ」や、教育訓練と企業実習の「デュアルシステム」などの政策が並ぶ。
ヤングジョブカフェ・・・あれスゴイですね。
県庁所在地の一等地のビルに広々としたオフィス。固定費、いくら掛かるんでしょう?
そこの担当職員さん達って、ほとんど元労働関係公務員さん、元大学教員とか、
何不自由なく出世コースのエリートさんですね、そうじゃなかった?
>個人の相談に乗る ですか?
あのような方に相談して得られるものって、あるんでしょうか? 気になるのは人件費っていくらなんでしょう?
雇用対策の教育訓練施設は、充実してます。受講したくても、すごい倍率。
でも教えられている内容は、職業訓練の技術知識の習得。
どう見ても普通に失業者対策でしょ? もちろん教えている講師の人件費は多大。
>>930 >本当は働く気がないのに 口先のみで「働きたくても 働けない」と言い張るだけで、
「働きたいから 働ける」と言う人間なら 「働きたければ 働ける」。
だからと言って、
「働きたくても 働けない」と言われる人間の「気持ち」「心」を理解できる人間と限らない。
「働きたければ 働ける」、それができる人間だからと言って、 だからと言って、
「働きたくても 働けない」と人間の気持ちまで理解できる「能力ある人間」とはならない。
そんな「大きな勘違い」をされたまま、相談に応じられてもなぁ〜・・・
「働きたければ 働ける」、それが可能だったエリートだからと言っても、だからと言っても、
そのようなエリートに相談したところで、
「働きたくても 働けない」と言うダメ人間の気持ちが理解できる「能力」が、
そのエリートは、その「能力」を有すると限らない。
いや むしろ、
多種多様な「生き様」を大切にできて、いろいろな「生きる価値観」とか「労働観」が、
この世の中には混然と存在していることを認識できている人間なのか?
一人一人の人間を計量する「ものさし・尺度」は、決して一つではないと理解できる人間なのか?
自己が生きて来た唯一絶対なる「ものさし・尺度」を振りかざして、他の人間にも 自己の価値観で決めつけてないか?
多種多様な人間を、自己の持つ「ものさし・尺度」だけで判断しているんじゃないのか?
そんな唯一の「ものさし・尺度」だけを絶対だと信じてしまってて、それ以外は全部「デリート」しているんじゃないのか?
「この社会で生きていけません」とレッテルを貼っているんじゃないのか?
戦前の軍国主義ファシズムの日本では、
「敵を何人殺せるのか?」
それができる人間ほど、優秀な人間と評価された。
それが何を意味するのかを、もう一度 考えてもらいたい。
>>911 それなんだけど、まずニートやってる自分の考え方を根底から見直してみたところ、
どうも認識が歪んでるっぽいことに気付いた。
働いてない状態では、働かなくちゃダメだ、働いてない自分はダメだとごく全うに悩ん
でる。で、実際に働き出すとどうなるかっていうと、快適な職場にいれば「こんなにうま
く行くはずがない、こんなに快適だということは駄目な自分がみんなに迷惑をかけて
いるはずだ、みんな自分のことを鬱陶しい、いなくなればいいのにと思っているのに
我慢してくれているんだ」と勝手に思いこんでストレスを貯め込み臨界点を迎えたとこ
ろでストレス性の病気を発症したりしてしまう。
きつい職場にいれば「みんな我慢できているのに駄目な自分だけがこんな程度で
つらいと思っているんだ、自分は本当にダメだ」と仕事+勝手な思いこみで通常の2倍
の速度で臨界点を迎えてしまう。
そして、職を失ったところで「やっぱり自分はダメなんだ」「やっぱり社会は厳しいんだ」
と落ち込みながら納得し、ものすごい自己嫌悪と同時に妙に安定する。
「社会は厳しいもので、自分のような駄目な人間はそれに対応できるはずがない」「まとも
に仕事ができているなんて考えるのはとんでもない思い上がりだ」「自分はおちこぼれて
いるのが当然だ、むしろそうあるべきだ」という強固で根拠不明の思いこみで社会に適応
できないニートってかなりの数いるんじゃないかと思った。特につまずき型、立ちすくみ型
ニートには多そう。自分で自分に呪いをかけているというか…。
なんかメンヘル板行きっぽい話になってきてすまん。
じゃあどうする?って解決策も思いつかないしな…。
そして昭和20年8月15日、日本人の『心』は、180度 方向転換しました。
「敵を殺すか、さもなくば 死す」だったのに、不思議な事に 1億の国民は、
アッサリ 180度転向したのです。
それが何を意味するのかを、考えてもらいたい。
952 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 12:57:24 ID:ZLqQlrxs
>>951 人間性が人類レベルで劣化しているだけだと思いますが。
953 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 12:58:02 ID:ZLqQlrxs
というか、敵を殺すか、さもなくば死すの方向転換した
解釈ってなんになるんだ?
「とにかく 己は働くか、さもなくば、死す それしかない」
という風潮だったのに、
1億2000万人はアッサリと、180度転向しているかもしれない・・・
955 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 13:48:41 ID:/XZEwIS+
>>946 あくびの出るようなことをわざわざよく書く
>>950 あなたの説明はニートでない俺にも良く分かりました。
ここでの最大の収穫です。
しかしそうなるとニート対策といっても職業訓練的なものではなく
心理カウンセリングのようなものが適していることになるけど
そのヘンはどう考えていますか?
実は俺も体の問題で同じように周囲に迷惑を与えて
みんなは我慢している、俺は辞めた方がいいのではないか?
と考えるときがあります。
自分は幸いにも専門的能力を必要とされているので辞めるまでは
至らないのですが、針のムシロの気分になるときが多いです。
ただ自分の経験上、本当に自信を持つには長い期間働いて
そんなのは杞憂なんだと実感することじゃないかと思います。
957 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 13:56:45 ID:/XZEwIS+
現在の職場の環境、特に有名大の新卒ではない場合、少なからずまともでない職場が存在する。
一般の道徳で考えればそんな場所で何日も働けるほうがおかしいということになるが、なぜか
体育会的な勤労道徳によると全く逆で、それこそが崇高なのだということになる。
ニートが「増えている」ということが問題なら、求人条件とか労働環境を改善すればいい。
近年の増加分くらいは、まともな職場の提供でいとも簡単に減るだろう。
ニートが「存在する」こと自体が許せないのなら文化大革命のように個人の事情にまで土足で立ち入り
好ましからざる生活習慣の持ち主を取り締まるしかない。
>>956 そうですね、心理カウンセリングのようなものはある程度有効ではないかと考えています。
ただしカウンセラーとの相性などもあるでしょうし、なかなか一筋縄ではいかないかもしれ
ませんが…。
長い期間働いて杞憂だと実感するのがおそらくベストでしょうが、そこまで辿り着く前に
自分で作り上げた「自分が必要とされることなどあるはずがない」という自己暗示でできた
仮想の針のむしろに耐えきれずに脱落するパターンが染みついてしまっているのが難点かと。
それを自覚していてもそういう考えは呼吸するように自然に、しかも頻繁にわいてくる上に、
そんな考え方をする自分を否定して…とぐるぐる回ってしまって今のところ対処法を見つけ
られずにバイト→自爆→ニート→バイト→…を繰り返してる状態なので。
合わせ技で、パートタイム的な職場で経験を積みつつカウンセリングを受ける(仕事に悩む
→認識を正す)のがいいのかな?と思ったりもしますがその手の場所に通った経験がない
ので自信はないです。
あと、寮のようなものがあった方がいいかも?と思います。
というのは実家にいると社会人である自分よりも、両親の子供である自分を優先してしまい、
大人として生きることに失敗し続ける傾向がある気がする(本人も親離れできていないのに
加えて親も無自覚に子離れできていないケースが多そう)ので。
特別裕福でない家庭の実家住まいニートは大抵ニート状態に陥った時点で家から離れて
自立することが金銭的にほぼ不可能になりますし、一念発起して住み込みの職場に就職と
いうのは職場と生活の場の人間関係が切り離されていないため、人間関係の構築に失敗し
やすい引きこもり系ニートにはいきなり難易度が高すぎると感じるためです。
数ヶ月〜1年ぐらいの期限を切り、求職活動および就職(とりあえずバイトだけでも)を必ず
していることを条件とし、居住スペースも寝床と机程度の最低限の空間に限定するような
ものとする形で、実家と社会の中間地点を提供というような案ですね。
これを要求するのは虫が良すぎるとは思いますし、必ず有効だという自信もありませんから
あくまで理想論ですが。
959 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 14:39:46 ID:HQWLWv7C
ガダルカナルの失敗
飛行場奪還のために現地に派遣されたのが辻参謀であった.
辻参謀はジャングルを突破し,飛行場の背後を突くという作戦を立てた.
しかし,この作戦は失敗した.理由は簡単といえば簡単である.
ジャングルを進軍することが困難であり部隊の展開がバラバラであったからだ.
実際にジャングルを調査して立てた作戦ではない.机上のプランだったのである.
しかも,すでに同じ作戦で2度失敗していたのである.
川口支隊長からは反対があったが,この直後川口は更迭されている.
こういった無謀な作戦に投入されたのではたまったものではない.
だが,将兵たちは命ぜられた通りに戦ったのである.
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
日本が敗戦すると辻政信は僧侶に化け潜伏した.戦犯としての訴追を恐れたのである.
そして,戦犯の追及が終わったころ日本に帰ってきた.
彼は,潜伏していたときのことを潜行三千里という本にまとめて出版した.
これがベストセラーとなり,彼はこれを元に国会議員になった.
その後,ラオスに行ったまま行方不明となった.
辻参謀に関して驚くのは,ノモンハンの失敗があったにもかかわらず,
太平洋戦争時には大本営の参謀として数多くの作戦を指揮したことである.
しかも,その作戦の多くが無謀なもので失敗したにもかかわらず,その責任を追及されていない.
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ttp://www.aka.ne.jp/~deguchi/hobby/japan/responsibility.html#gada
960 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 14:43:21 ID:HQWLWv7C
インパール作戦
インパール作戦は,日本陸軍史上最悪の作戦といわれるほどの悲惨な戦いであった.
ガダルカナルを生き残った兵士達でさえインパール作戦での飢餓は,
ガダルカナルよりもひどかったと言っている.
日本軍の輸送トラックが日本軍兵士によって襲われるという事態まで発生したという.
このような中で,第31師団は佐藤師団長の独断によって撤退することになる.
日本陸軍の歴史上かつてない抗命であった.
インパール作戦は当初から無謀であるとして反対意見が多くあった.
さすがに,牟田口中将も責任をとらされ一度は引っ込められたが,
終戦時には予科士官学校の校長に復帰している.
一方,抗命という行為を犯して部下の窮状を救った佐藤師団長は軍法会議での責任追及を考えていたが,
陸軍中央は軍法会議を開かず,佐藤師団長には精神的問題があるとして責任の所在をうやむやにした.
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
陸軍の中央は,責任追及を始めると辻や牟田口のみならず,
作戦許可を与えた参謀本部(大本営)全体に責任が及ぶことを恐れたのではないか.
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
組織に都合が悪いことは隠しておこうというわけだ.昨今の高級官僚と同じ論理であろう.
彼らは当時のエリート中のエリートである.陸大を首席で卒業し,恩賜の軍刀を授けられ,
自分達こそが帝国陸軍を指導していくのだという自負があっただろう.
だが,自己の保身に走り,処罰すべきを処罰しなかった組織の末路は悲惨である.
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ttp://www.aka.ne.jp/~deguchi/hobby/japan/responsibility.html#gada
961 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 14:45:55 ID:HQWLWv7C
一般将兵に及んだ災厄
何より,彼らの無謀な作戦によって戦地に送りこまれ
死んでいった兵士達の事を思うとやりきれない.
例えば,ノモンハン事件でソ連のジューコフは日本軍を次のように評価した.
下士官兵は精強であり,将校は狂信的に作戦を遂行する.だが,高級将校は無能である.
兵士達は生き残るため,家族のため,あるいは国のために必死に戦うだろう.
だから,無理な作戦でも勝利することはあるだろう.
だが,作戦の立案者が「自分の作戦が良かったのだ」と考えれば始末が悪い.
さらに無謀な作戦を兵士達に押し付ける.
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アジア諸国に迷惑をかけたことは間違いないが,日本軍の兵士達も同じように悲惨であった.
我々は過去から学ばねばならない.
しかし,歴史を見ると過去から学ぶことは難しいらしい.
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http://www.aka.ne.jp/~deguchi/hobby/japan/responsibility.html#gada
962 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 14:57:02 ID:HQWLWv7C
>>954 :三食ネット付 ◆NqidHaS1AM :2006/06/03(土) 13:00:01 ID:LD8jcUoo
>「とにかく 己は働くか、さもなくば、死す それしかない」
戦前の戦争賛美していた日本と、今は、とても似ているとのご指摘は、慧眼です。
「働く」ことを「徴兵」と置き換えれば、分りやすいです。
>そして昭和20年8月15日、日本人の『心』は、180度 方向転換しました。
>「敵を殺すか、さもなくば 死す」だったのに、不思議な事に1億の国民は、
>アッサリ180度転向したのです。
徴兵拒否された若者は非国民と罵られ自殺しました。
無理矢理に徴兵させられても過労死するまで働き、また鬱病になっています。
>「とにかく 己は働くか、さもなくば、死す それしかない」
>という風潮だったのに、1億2000万人はアッサリと、180度転向しているかもしれない・・・
>兵士達は生き残るため,家族のため,あるいは国のために必死に戦うだろう.
>さらに無謀な作戦を兵士達に押し付ける. 日本軍の兵士達も同じように悲惨であった.
>我々は過去から学ばねばならない.
>しかし,歴史を見ると過去から学ぶことは難しいらしい.
963 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 18:27:15 ID:s8q7SKBf
無駄な時間を費やしたな結局
964 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 19:03:02 ID:9VXxSwWh
>>963 :朝まで名無しさん :2006/06/03(土) 18:27:15 ID:s8q7SKBf
>無駄な時間を費やしたな結局
人間の歴史とはその繰り返し。
このスレの一年間は無駄と言えない。
かなり影響を残しているのは事実だが
それを書いたら2chの不文律に違反なんだろ?
>>958 ニート問題とは別に寮はいいですね。
実は俺は15歳から学校の寮に住み始めたのですが
親、特に父親から離れられたので天国でした。
自分の子供にも、その経験をさせようと考えましたが
首都圏に住んでいるので、どれも通学可能なのと
子供たち自体が雑草みたいに育っていたので止めました。
しかしどうなんですかね。仮に廉価に寮が用意されたとしても
ニートもしくはニートになりそうな子供の親が寮に行かせる
選択をするようには思えないのですが、その辺どうでしょうか?
966 :
958:2006/06/03(土) 21:20:09 ID:2hrrvPcs
>>965 想定しているのは、本人が親元を離れたいと考えているタイプの成人ニートですね。
本人にその意思がない場合はそれ以外の手段の方がうまくいく場合と、その方法が有効だと
してもそれを望んでいない場合ですから。
親の意思に関しては考慮しなくて良いのではないかと思います。成人ですし。
だからこそ、親の同意や資金援助がなくても家を出られるための手段として廉価で保証人の
必要のない寮が必要ではないか?と考えたわけです。
また、親自身もなんとかなって欲しいと本気で思っていることも多いですし、無自覚に子離れ
できていなくてもそのことに気付かず、無意識に子供を引き留めながらどうしてうちの子供は
いつまでも家でだらだらしているのだろうと悩んでいることも多いので。
知人にも数人ニートまたはニート期間を経験後就職した人間がいるのですが、共通した特徴
は親が良くも悪くも昔風の考え方をしているという点でした。
つまり、親元にいながらじわじわ子離れしていく期間を納得できず、学生時代など完全な独り
立ちまでの行動は逐一親の管理下にあり、突然完璧に自立して家を出て行くという絵を描い
ているということです。
女性で言うと若い間は交際を許さず、突然どこかから「いい人」が降って湧いて結婚すると
考えており、二十代中〜後半になると突然焦り出すというようなパターンですね。
なので、親に管理されているため大人としての自覚や自尊心を持ちにくいこのタイプのニート
がとりあえず自立というステップに行く前手段として「親の手を借りずに親元から離れる」を
先にやるのは有効かな?と思ったわけです。
このタイプに当てはまらないニートには効果が期待できないかもしれませんが。
967 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 21:20:22 ID:Aej06fFk
ニートの話が出てたから言ってみると、ニートの人間力に限って低いということはないとおもう。
968 :
朝まで名無しさん:2006/06/03(土) 21:39:21 ID:Aej06fFk
>>954 そりゃそうですよ、仕えたい人間なんて殆どいなくなってますからね。
>>966 数人の知り合い全てに共通するなら寮のようなものはニート全般に効果が
あるかも知れませんね。
先に述べたように俺自身の体験から子供との別居を夢想したぐらいなので
2ちゃんでの「自立寮のすすめ」ぐらいは運動できるけど
世間一般ではべったり親からでも普通に自立できているわけで
その分かれ目はどこにあるのか押さえておく必要があります。
その辺はどうお考えでしょうか。
もしちゃんと理論化できれば、安い寮とは言わずに、それなりでも
親自体が納得して金を出すようになるかも知れません。
江戸時代:士 、農 、工商
現代 :公務員、サラリーマン、派遣とフリーターとニート
江戸時代、武士は農民に不満を持たせないために「農」の下にあえて「工商」という身分を作った。
現代も日本人は同じことを繰り返しているのかも知れませんね。
>>969 一応数人の知り合い全てには共通してますが、単にそういうタイプの似たもの同士で
くっつきやすかっただけかもしれないので何とも言い難いです。
私自身専門知識を持つわけでもなんでもなく、ただ自分のケースはどうだろう?と考えて
いるだけなので(実際ここで書きながら考えているので文章にもまとまりがないですし)、
理論化は少なくとも私には難しいと思います。
分かれ目もどこにあるのかよくわかりませんね。
何しろ非ニートの家庭に入り込んで生活したことがあるわけではないので。
ただ、二十歳をすぎて大学やバイトのつきあいで朝帰りや外泊をすることは彼らには「当たり
前」のことのようで、電話をかけて許可を取る、あるいはそれでも許可が出ないというのは
男女問わず異常だと言われましたが、どうなんでしょう?
子供側の要因としてはやはり「人付き合いの上手い下手」「要領の良さの有無」が大きい
と思いますね。不器用さというか。
おそらくこちらの要因の方が大きいのだろうと思いますね。
単にそういう不器用な子供と、そういう独り立ちまで子供を囲い込んでしまう親との相性が
悪い(親の態度などを適当に受け流すことができない上に人付き合いの下手さから多くの
知人や友人を作って親や自分を客観視することができにくい)ために、実家にいる限り親の
影響をモロに受けて独り立ちしにくくなり、しかし昔気質の親は(非常にまっとうな考えだと
思いますが)自立するなら自分で金を稼いでやれ、という発想なため、家から出ないと金
が稼げず、金が稼げないと家から出られずと悪循環にハマりやすいのではないかと。
決してそういう家庭に育つとそういう子供に育つとかそういうことではないだろうと思います。