反省すべきは「待ち組」…首相、猪口少子化相ら造語で
・小泉改革の結果として「勝ち組」と「負け組」の二極化が進んでいるという批判に対抗するため、
小泉首相や猪口少子化相が「待ち組」という言葉を使い始めた。
勝ち負けの“二元論”にくさびを打ち込み、改革の影の部分が
論点になりそうな風向きを変えたいという思惑もあるようだ。
「待ち組」は、フリーターやニートなど「挑戦しないで様子をうかがう人」を意味する造語。
猪口氏は1月31日の記者会見で、「『負け組』は立派だ。
その人たちは戦ったのだから。
本当に反省すべきは『待ち組』だ」と述べて、フリーターらの奮起を促した。
小泉首相も2日の内閣メールマガジンの中で「待ち組」の存在を指摘し、
「そういう人々も持てる力を存分に発揮し、創意工夫を活(い)かすことができる社会にしなくてはならない」
とつづった。
こうした首相の呼びかけに連動するように自民党では、衆院当選1、2回を中心とする若手議員約50人が2日、
「若者を応援する若手議員の会」を発足させた。
会長の西村康稔衆院議員は設立総会で、
「猪口大臣も全面的に協力する。若い世代の声を吸い上げ、国民運動を盛り上げていきたい」と訴えた。
同会は6月までにフリーター・ニートや少子化対策に関する政策を提言する方針だ。
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060204i115.htm >>212 今まであまり書き込みしませんでしたが、久しぶりに激怒しましたので、コテハンで書きます。
今の日本は、とっくに二極分化している。ごく少数の支配者階級「勝ち組」と、大多数の労働者階層「負け組」
だけど、これは建前としてだけですが、今の日本は皆んな平等で公平な世の中と言われてますから、
大多数の「負け組」が文句を言い始めれば、政府としては、あくまでも民主的な方法で問題解決しなければならない。
ですが、その問題解決をしようとすれば、「勝ち組」が 何故「勝ち組」となったのか?
本当の「真相」が露呈してしまい、それが大多数「負け組」の知るところになってしまう。
今のように大衆の不満が抑えられなくなり、なんとか封じ込めなければならなくなったから、
対策を講じなければ仕方ないけど、そうすれば、今度は「パンドラの箱」を開きかねない。
そのような場合、昔から支配者どもが執行した方法手段とは、大多数の「労働者・奴隷階級」を、さらに区分けし、
「第一奴隷」と「第二奴隷」のように差別化させ、その両者を対立させる方向へ、大衆を誘導することだった。
だからこそ、猪口大臣は、本当に「弱者救済」を願われて、こんな発言をされたのか?
ひとつ間違えば、このような発言は「真の弱者」を切捨てることになってしまう。
どうしても、見過ごせない猪口大臣のご発言だったので、今夜は 鬱 です。