拉致事件を本音で語れ! 偽善排除 27

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 私たちは、一九六七年に「韓国原爆被害者援護協会」(一九七六年に
「韓国原爆被害者協会」に改称しました)、一九七四年五月に「韓国人
原爆被害者三菱徴用者同志会」を結成し、以来三〇年近くの間、日本政府
と三菱重工に対し、然るべき補償の支払いと、未払い賃金の支払いを
求めてきました。しかし、日本政府も三菱重工も、口を揃えて
「一九六五年の日韓協定で解決済」と言って、何ら誠意ある対応を
示してくれませんでした。三菱重工は、賃金は全て支払っており、
未払い賃金はない、との対応で話になりませんでした。三菱重工は、
「一企業が単独で補償することはできない。政府間の交渉で、日本か
援助措置をとることになれば、社として救済措置を考える。」との対応を
示したことがありましたが、日本政府の態度は、日韓協定で解決済との
態度を崩そうとしていませんので、結局は三菱重工としては、全く解決の
努力をしませんでした