790 :
朝まで名無しさん:2007/10/30(火) 09:45:38 ID:utb3Sx6N
791 :
朝まで名無しさん:2007/10/30(火) 16:42:07 ID:nF3nDzK7
793 :
朝まで名無しさん:2007/11/01(木) 22:25:21 ID:lW66BDP8
>>687 少女を殺人容疑で書類送検 静岡の誘拐事件
静岡県島田市の山中で9月、会社員の男=当時(38)=に車内に監禁された美容師見習いの少女
(16)が男を刺殺した事件で、島田署は1日、殺人の疑いで少女を静岡地検に書類送検した。同署は
男についても、わいせつ目的略取などの疑いで、被疑者死亡のまま書類送検した。
調べでは、少女は9月4日午前1時ごろ、静岡市内で自転車で帰宅中に男の車内に監禁され、殴るなどの
暴行を受けた。同日午後1時ごろ、同県島田市大代の路上で、車内にあった包丁で男を刺し殺害した疑い。
少女は「逃げるために刺した」と供述しているという。
県警では、現場の状況などから少女の供述に矛盾がないと判断。少女の被害者としての側面を重視し、
書類送検が適当とした。
男は平成4年、埼玉県内で女子高校生を車内に約80時間にわたり監禁したとして逮捕、起訴され、懲役
6年の実刑判決を受けていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071101-00000941-san-soci
財務省2職員を集団強姦で逮捕!帰宅途中の女性誘い
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200710/sha2007102602.html 女性に酒を飲ませ集団で乱暴したとして、警視庁捜査一課と中野署は25日、集団強姦容疑で、いずれも財務省主計局主計官付で
係長、近藤智明(34)=東京都北区十条台=と、財務事務官、広瀬佑樹(28)=世田谷区上用賀=の両容疑者を逮捕した。
調べでは、両容疑者は今年2月23日早朝、東京都中野区の女性(34)の自宅マンションで、女性を集団で乱暴した疑い。
2人は別の財務省職員3人と計5人で、同日午前1時ごろ、JR中野駅前で帰宅途中の女性を誘い、4時ごろまで居酒屋で酒を飲んだ。
その後、近藤容疑者が「始発の時間まで休憩させて」と言い、5人のうち3人で女性の自宅マンションに上がり込んだ。
このうち1人は近藤容疑者らに「寝ていろ」と言われ、暴行には関与していないという。
捜査一課によると、両容疑者はノンキャリア職員。近藤容疑者は「合意の上で、押さえ付けていない」と容疑を否認、広瀬容疑者は
認めているという。近藤容疑者らは氏名や職業を女性に教えていなかったが、一緒に飲酒した5人のうち1人と女性が互いの携帯電話番号を
教え合っていたことから2人が浮上した。
財務省は平成13年の中央省庁再編で大蔵省から名称変更。国の予算、税制、通貨、国債、国際金融などを司る。
「官庁の中の官庁」と言われ、特に主計局は大蔵省時代は予算編成の中核として「昔陸軍、今主計」と皮肉られるほどの権限を持った。
10年ごろに話題となった「ノーパンしゃぶしゃぶ」は、大蔵官僚の接待に利用されたとして「大蔵省行き付け」とも言われた。
財務省は逮捕について「極めて遺憾。事実が確認され次第、厳正に対処する」とのコメントを発表した。
財務省職員強姦 同僚に携帯で逃走指示 女性宅で先に逃げた2人 身元発覚懸念か
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007102602059486.html 女性を集団で乱暴したとして、集団強姦(ごうかん)容疑で財務省主計局職員の近藤智明(34)と広瀬佑樹(28)の両容疑者が
逮捕された事件で、現場の女性宅にいた両容疑者ら同僚三人のうち、先に逃げた二人が携帯電話で残る一人に逃走を指示していたことが
二十六日、警視庁捜査一課などの調べで分かった。身元が発覚することを恐れて、女性宅に残っていた同僚と連絡を取りあって
逃げるよう促したとみられる。
これまでの調べで、両容疑者らは二月二十三日午前一時すぎ、JR中野駅南口で、被害女性(34)に声をかけた際、
この女性の前にわざとグレープフルーツを転がし、拾ってもらったことをきっかけに会話を始めていたことも分かった。
居酒屋で両容疑者は、財務省職員であることを女性に隠したまま同四時ごろまで飲食。その後「始発まで休ませてほしい」と頼んで、
後輩の同僚一人を含む計三人で女性宅に上がり、後輩に寝ているよう指示してから女性に乱暴したという。
財務省職員が集団強姦容疑 警視庁 主計局の2人逮捕
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007102602059367.html 女性を集団で乱暴したとして、警視庁捜査一課と中野署などは二十五日、集団強姦(ごうかん)の疑いで、財務省主計局の
職員二人を逮捕した。逮捕されたのは、主計官付係長の近藤智明(34)=東京都北区十条台二=と同局主計官付事務官の
広瀬佑樹(28)=世田谷区上用賀四=の両容疑者。
近藤容疑者は「押さえつけてはいない」と容疑を否認、広瀬容疑者は容疑を認めているという。
調べでは、両容疑者は今年二月二十三日、中野区の女性(34)宅で、この女性に乱暴した疑い。
警視庁によると、両容疑者は同日午前一時過ぎ、JR中野駅南口で同省の同僚の男性三人とともに、この女性に声をかけて
同駅前の居酒屋で飲酒した。その後、同僚一人と計三人で「始発まで休ませてほしい」と頼んで女性宅に上がり込んだ。
両容疑者が乱暴した際、もう一人の同僚は寝ていたという。
女性は自宅から逃げだし、近くのコンビニエンスストアから一一〇番通報した。
三人は逃走したが、女性が居酒屋で五人と飲酒した時、両容疑者の同僚から携帯電話番号を聞いていたことから、両容疑者が浮上。
同課は今月二十五日朝、出勤途中の二人に任意同行を求め、逮捕した。
両容疑者は財務省のノンキャリアで、いずれも既婚という。他の三人もノンキャリアだった。
女性110人に強姦・強制わいせつ 窃盗罪の被告自供
http://www.asahi.com/national/update/1030/NGY200710300009.html 岐阜県海津市平田町、家電製品販売業愛宕博昭被告(39)=窃盗罪で起訴=が、三重県警いなべ署の調べに対し、
三重、愛知、岐阜の3県で10〜30代の女性110人に強姦(ごうかん)や強制わいせつ行為をしたと自供していることが30日、
分かった。同署は強姦、強制わいせつ容疑で再逮捕する方針。
調べでは、愛宕被告は99年ごろから昼間に女性の後をつけて住所を確認したり、下着の干してある家を狙ったりして、
夜間に無施錠の2階ベランダなどから部屋に侵入して女性約10人を乱暴。人通りの少ない路上などで約100人の女性の体を触ったという。
愛宕被告は8月に三重県いなべ市員弁町の民家に侵入して現金2万4000円を盗んだとして、窃盗罪で津地裁四日市支部に起訴されている。
取り調べ監視に新組織 警察庁、来年度にも 冤罪批判受け
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007110102061053.html 鹿児島県の選挙違反無罪判決や富山県の強姦(ごうかん)冤罪(えんざい)事件などで、
警察の取り調べに対する不信感が高まっていることを受け、警察庁は一日、取り調べの監視監督機能を捜査部門以外が行う
新たな制度を導入する方針を固めた。年内にも指針を作成、早ければ来年度にも警務など別部門に新たな組織をつくり、
各警察本部で実施に移す。
国家公安委員会は同日、警察庁に対し取り調べ適正化を求める異例の決定を行い、(1)取り調べに対する監督強化
(2)取り調べ時間の厳格化(3)適正な取り調べを担保する措置(4)捜査に携わる者の意識向上−を求めた。
警察庁の指針はこれら四項目を踏まえて作成するが、新組織での取り調べ監視が柱となる見通しだ。
犯罪捜査規範は「取り調べその他の捜査の適正な遂行」は捜査主任官が行うと規定。
取り調べの監督監視はそれぞれの捜査部門が行っている。
新たな制度が機能するためには、新組織が独自に不適正な取り調べが行われたという情報を得ることが重要。
警察庁は、取り調べが深夜に及ぶなどしないよう容疑者の留置場出入り時間を新組織に報告させることや、
新組織が取り調べを受けた人からの苦情を受け付けたり、取調室を巡回することも検討している。
かつて警察の捜査部門は留置場管理もしていたが、容疑者の身柄拘束を利用した形で自白強要が行われるなどの
代用監獄批判を受け、一九八〇年から留置場の管理業務が警務部門に移された経緯がある。
今回は取り調べそのものの過程に他部門がかかわることになり、警察庁幹部は「警察にとって大きな転換点になる」
としている。
鹿児島と富山の事件をめぐっては、取り調べを録音・録画する「可視化」論議が活発化し、最高検も自白偏重が冤罪の
要因となったとの検証結果報告書をまとめ公表している。
<メモ>富山と鹿児島の冤罪・無罪事件 富山県氷見市で2002年に起きた強姦、同未遂事件で、タクシー運転手の
柳原浩さんが起訴され、有罪判決を受けて服役したが、昨年11月、強制わいせつ事件で鳥取県警に逮捕された男が
2件の犯行を自供。今年1月、富山県警と富山地検が誤認逮捕を公表し謝罪した。柳原さんは再審で無罪が確定した
。また、03年の鹿児島県議選では、中山信一県議派の買収事件があったとして中山県議らが起訴されたが、鹿児島地裁は
今年2月、被告12人全員に無罪を言い渡し、判決が確定。元被告らは国と県を相手に賠償を求める訴訟を起こしている。
相次ぐ冤罪強い危機感
警察庁が、取り調べを捜査部門以外が監視するなど新たな制度を導入する方針を固めたのは、鹿児島県議選買収事件や
富山県の強姦(ごうかん)事件などの相次ぐ冤罪(えんざい)事件で、警察の取り調べに対する批判が高まっていることへの
強い危機感が背景にある。
取り調べの適正化をめぐって警察庁は、供述の信用性を担保するため、今年八月から全国の警察で供述調書の全ページに
押印させることにするなど通達や犯罪捜査規範(国家公安委員会規則)の改正などで対応してきた。一方で、取り調べの
模様を録音・録画する、いわゆる「可視化」については、国家公安委員の中にも「全面導入は難しい」とする意見があるとされ、
同庁も導入には慎重姿勢を崩していない。
しかし、民主党が段階的に取り調べの全過程の録音・録画を義務づける刑事訴訟法改正案の提出準備を進めるなど状況は
変化。自民党司法制度調査会も十月十六日、プロジェクトチームを設置、冤罪事件の防止や可視化について検討することに
なっている。
「可視化」に対して抵抗のある警察庁としては、新たなチェック機能を設けることで国民の信頼回復を図らざるを得ないと
判断したとみられる。 (長久保宏美)
「本音で人権意識」
http://www.okinawatimes.co.jp/col/20071101e.html 目を疑った。先月二十六日付夕刊で「女性集団暴行 米兵逮捕状請求見送りへ 広島県警方針」という記事を読んだからだ。
広島県内で女性(19)が米軍岩国基地所属の米兵四人に、集団で強姦されたと県警に訴え、捜査が始まっていた。
最初の報道で逮捕は間近とされていたが、県警は女性の「説明にあいまいな点が残ること」と、米兵四人が「合意があった」と
否認したことから「任意で事情を聴く」方針を固めたという。
詳細は分からないが、二つの理由は、腑に落ちない。
集団強姦という凶悪事件の被害者なら、理路整然と説明できないのは当然だろう。数週間の間に突然身に降りかかった
人生最悪の恐怖を、未成年の女性が心の混乱を抑え冷静に話せるだろうか。さらに、男四人と同時に「合意」するなど到底信じられない。
女性はつらさを抱え、勇気を出して訴えただろうに、弱腰に映る広島県警の対応に失望し、怒りさえ覚える。
深夜に起きたこうした事件の場合、「被害者の落ち度」という意見がほぼ繰り返し出てくる。ネット上しかり。
今回は広島県知事が「盛り場を歩くのはどうか」と発言し、抗議電話が殺到したという。
名優ジョディ・フォスターがアカデミー賞主演女優賞を受賞した映画「告発の行方」が世に出て十八年。
映画で多くの人が強姦被害者の「心」に共感したはずなのに、現実社会で真の理解は遅々としている。
女性に対する人権意識が、本音の部分で低いと思えてならない。(与那嶺一枝)
長崎市部長が自殺 女性記者にわいせつか 市本格調査の直前
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20071102/20071102_001.shtml 1日未明、長崎市の山中で、同市企画部長の男性(59)が首をつって死んでいるのが見つかった。
長崎県警浦上署は自殺とみている。部長は取材を通じて知り合った報道機関の女性記者に7月、わいせつ行為をしたとして
同日、市が事情聴取する予定だった。
女性記者は現在、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、治療中。田上富久市長は同日、一連の事態について
記者会見し「大変驚いている。市民に心配をかけ、深くおわびしたい」と陳謝した。記者の勤務先からは「強姦(ごうかん)事件と
受け止めている」と伝えられたことも明らかにした。
関係者によると、部長は原爆被爆対策部長だった7月下旬、原爆問題を取材していた女性記者にホテルでわいせつ行為を
したとされる。部長は10月30日に「無理やりではなかった」とした上で、田上市長に記者との関係を認め、市長は1日から
内部調査を本格化するように指示していた。
部長は1日未明になっても帰宅せず、家族の届けを受けて捜索していた同署員が午前2時前、同市虹が丘町の登山道入り口
付近でネクタイを木にかけて首をつっているのを発見、現場で死亡が確認された。遺書は見つかっていないが、部長はこの問題で
同僚に悩みを打ち明けていたという。
女性記者は8月中旬以降、体調を崩し、会社を休んでいる。勤務先の人事担当者は「記者からの聞き取り結果やPTSDと
診断されていることなどから、強姦事件と判断している。市が調査するのであれば積極的に応じたい」としている。
自殺した監禁男を書類送検
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071024-274087.html 札幌市東区のアパートで8月、専門学校生(20)が監禁された事件で、東署は24日、警察官に踏み込まれ自殺した
横山宏治容疑者(当時46)を逮捕監禁と強姦(ごうかん)致傷の容疑で、容疑者死亡のまま書類送検した。
調べでは横山容疑者は8月27日、専門学校生を自宅アパートに連れ込んで監禁し、暴行しようとして手錠をはめた際、
手に軽傷を負わせた疑い。暴行は未遂だった。
横山容疑者の部屋からは、同月に行方不明になっている中央区の女性(24)の所持品が見つかっており、
東署は連続監禁事件とみて女性の行方を捜している。
冤罪無罪の「被害者」から聞き取り 民主、可視化法案で
http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200710250151.html 民主党は25日午前の法務部門会議に、冤罪・無罪事件の「被害者」を招き、警察や検察の取り調べの過程を録音・録画する
「可視化」について意見を聞いた。同党はこの内容も踏まえ、今国会にも可視化を実現する法案を提出する構えだ。
出席したのは、強姦(ごうかん)などの罪で実刑となり、服役後に無罪が確定した富山県の柳原浩さん(40)と、鹿児島県議選を
めぐる公職選挙法違反事件で無罪が確定した同県議の中山信一さん(62)。
柳原さんは「『お前の姉さんが、間違いないから、どうにでもしてくれ、と言っている』と言われ、見捨てられたような気持ちになった」と、
やっていない犯罪を認めるに至った状況を説明。「可視化していれば、このようなことにはなっていなかったとの思いでいっぱいです」と
静かに話した。
一貫して否認を続けた中山さんは「最後に担当刑事が土下座までして『一度だけは認めてくれ』と言った」と取り調べを振り返り、
「裁判官や弁護士が録画を見れば、すぐに不自然だと分かるはずだ。こういう事件が二度とないように、
どうしても可視化を実現してほしい」と話した。
集団強姦で財務省職員逮捕 主計局ノンキャリアの2人
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20071026/20071026_002.shtml 女性に酒を飲ませ集団で乱暴したとして、警視庁捜査1課と中野署は25日、集団強姦容疑で財務省主計局職員
近藤智明(34)と同広瀬佑樹(28)の2容疑者を逮捕した。
近藤容疑者は容疑を否認、広瀬容疑者はほぼ認めているという。
調べでは、両容疑者は今年2月23日早朝、東京都中野区の当時33歳だった女性の自宅マンションで、女性を集団で乱暴した疑い。
2人は帰宅途中の女性を誘い、居酒屋で一緒に酒を飲んだ後、「始発の時間まで休憩させて」と言い、女性の自宅マンションに
上がりこんだという。
捜査1課によると、両容疑者はノンキャリア職員。
問われる裁判所の常識
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/10/26/2007102608254984004.html 細心の注意を払っていても、人間のやることは必ず間違いが起こる。新聞記事もそうだ。間違えば即座に訂正とお詫(わ)び、
そして当事者はそれなりの責任を問われる。当たり前の法則なのだが、裁判所というところは、今ひとつこのことがお分かりに
なっていないらしい。
今月十日、富山地裁高岡支部で言い渡された再審の無罪判決は、そう思わざるを得ない。誤判は再審で訂正できるとしても、
訂正後の責任問題と謝罪があいまいなのだ。
再審は、強姦(ごうかん)容疑などで誤認逮捕された男性被告(40)に対するものだが、真犯人が名乗り出たのだから無罪は
当然として、ならば原審で間違いを犯した責任はどうなのか。問われるべきところ、誤判に至った検証を怠ってはばからない審理を
行っているから、責任は明確にならず、男性への一言のお詫びもない。
冤罪(えんざい)を導いた捜査のあり方はむろん批判されて当然だが、そもそも逮捕状を発するのは、裁判所の権限だ。証拠の
不備が見抜けずに逮捕状を出し、その上の誤判となれば、二重ミスともいえる。結果、無実の人の貴重な人生の時間を奪い名誉を
傷つけたのだから、ここは謝って当然だろう。責任も問われてしかるべきだ。
市民が刑事裁判の審理に参加する裁判員制度が、再来年五月までに始まる。法律の専門家だけでなく、市民の感覚を裁判に
取り入れようということなのだが、謝罪や責任を取るという行為が普通にできないようで、市民感覚とどう相いれるのか。冤罪防止の
システムづくりもさることながら、裁判所の「常識」が問われている。
冤罪防止 “刑事弁護士”をもっと
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2007102902060081.html 裁判員裁判の実施、被疑者国選弁護の拡大を前に、「刑事に強い」弁護士の大量育成が急がれる。
冤罪(えんざい)防止のためには、使命感はもとより、豊かな知識と弁護技術を兼ね備えた弁護士が必要だ。
富山県で起きた強姦(ごうかん)冤罪事件の検証作業を始めた日弁連は、弁護活動についても調査するという。
有罪の確定後、再審で無罪になった柳原浩さんは「国選弁護人に助けを求めたのに真摯(しんし)に
対応してくれなかった」と不満を語っている。
弁護活動に対する被疑者、被告人の不満はしばしば聞く。日弁連は重く受け止め、弁護活動を客観的に
チェックしなければならない。
検察側との証拠収集力の格差、高い有罪率、低すぎる弁護報酬など、国選弁護に情熱を燃やす気になれない
要素があることは事実である。おまけに、日本では刑事弁護能力の高い弁護士自体が比較的少ない。
ほとんどの弁護士の業務の中心は民事事件である。刑事は頑張っても成果を得られる機会が少なく、
経済的にもあまり報われないからだ。難事件の弁護は一部弁護士の奉仕精神や職人的活動に支えられている。
それでいて、弁護士の少ない地域では、刑事が不得意な人にも弁護依頼はあり、引き受けざるを得ないこともある。
これが誤った判決の出る背景の一つと指摘されている。
二年後に始まる裁判員裁判では、素人に向かって平易に説明する表現力、相手に素早く反論できる瞬発的判断力が
特に必要とされる。裁判の結論が適正なものとなるには、これまで以上に有能な刑事弁護士の育成が急務である。
つづき
そもそも被疑者国選弁護が広がれば、刑事弁護を担える弁護士がもっと大勢いないと対応しきれない。
富山県の冤罪事件が示すように、捜査段階における弁護活動はその後の裁判に重大な影響を与えるだけに、
この対策も急がれる。
日弁連はさまざまな取り組みを始めたが若手育成が中心だ。中堅も含む弁護力を底上げしないと
「人権を擁護し社会正義を実現する」(弁護士法一条)使命を果たせまい。
そのためにいろいろな事件の弁護活動を幅広く検証したらどうか。そうしてつかんだ教訓を継承する研修なども行い、
多数の弁護士が刑事弁護の知識、技量を身につけるようにしたい。
むろん弁護のあり方は事件の個別事情によって異なる。各弁護士の主体的判断、
活動をむやみに制約しないことは大事だが、冤罪防止、
適正な量刑実現という目標達成へ向けた共通項は見いだせるはずだ。
採用面談装う、女子大生にわいせつの元行員に懲役4年6月
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071029i312.htm?from=navr 三菱東京UFJ銀行の行員が新卒採用の面談を装って女子大学生3人を暴行するなどした事件で、
準強姦(ごうかん)などの罪に問われた元同行難波支社行員・白石真也被告(24)(懲戒解雇)の判決が29日、大阪地裁であった。
並木正男裁判長は「就職したいという弱みにつけ込んだ犯行。人生の重大な局面にあった被害者の将来に大きな影響を与えた」として、
懲役4年6月(求刑・懲役8年)の実刑を言い渡した。
判決によると、白石被告は4月8日昼から夜にかけ、就職活動中の女子大学生3人に「大学のOBだ」と偽って1人ずつ呼び出し、
大阪市内のカラオケボックスに誘い、酒を飲ませて意識をもうろうとさせたうえ、乱暴するなどした。
判決で並木裁判長は「身勝手な蛮行で、女性の人権を踏みにじった」と指摘。被害者のうち1人と示談が成立した点を考慮し、
量刑を判断した。
三菱東京UFJ銀行広報部の話「判決を重く受け止め、深くおわびを申し上げます。全行あげて再発防止に努めて参ります」
女子大生にわいせつ、三菱東京UFJ元行員に実刑──大阪地裁判決「手口、巧妙で悪質」
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news000763.html 採用担当者を装い、就職活動中の女子大学生に乱暴したなどとして、準強姦などの罪に問われた
三菱東京UFJ銀行の元行員、白石真也被告(24)=懲戒免職=に対し大阪地裁は29日、
「就職を希望する女子学生の弱みにつけ込んだ卑劣な犯行」として懲役4年6月(求刑懲役8年)の実刑判決を言い渡した。
並木正男裁判長は「出身大学のOBを装って女子学生を呼び出し、模擬面接と称してカラオケ店に誘うなど手口は巧妙で悪質。
酌量の余地は皆無」と指摘した。
判決を言い渡した後に「被害者らは就職活動という不安な時期に被害に遭い、将来の進路にも影響を与えた。
責任を感じてほしい」と説諭した。
判決などによると、白石被告は4月8日、大阪市北区のカラオケ店で2人の女子大生の体を触るなどした。
同日夜には別の女子大生(21)に酒を飲ませ乱暴した。いずれも「僕がプッシュしたら内定がもらえる」などと迫っていた
埼玉「おがわ町九条の会」で、元兵士の証言を聴く学習会
http://www.news.janjan.jp/area/0710/0710294780/1.php 埼玉県・小川町の「おがわ町九条の会」の主催で10月27日(土)、小川町民会館「リリックおがわ」で戦争体験者の話を聴く
「学習会」が開かれた。
当日は2002年に解散した中国帰還者連絡会(中帰連)に所属していた金子安次さんが招かれ、
『金子安次さんの戦争−中国戦線の現実』と題して、金子さんが体験を証言した。
「和室」の会場で
金子さんは1940年12月に現役入隊し5年間の戦争体験の後、シベリアに捕虜として5年間抑留され、更にその後、
今度は戦犯として約1000人の仲間と共に中国に引き渡され、6年間「撫順戦犯管理所」に収容された。
そして、56年の軍事裁判で政府・軍高官の45人を除き「起訴免除」とされ帰国、その翌年に設立された「中国帰還者連絡会」に
参加し、02年の解散まで自らの体験や加害の事実を証言しながら反戦平和と日中友好運動を続けて来た。
「証言」する金子安次さん
入隊の時、金子さんは母親の「コンペイトウ(階級)はいらないから無事帰って来い」との発言に、
当時は「何と不甲斐ない母親か」と思っていた。
山東省で59師団だった金子さんは、初年兵訓練で罪もない農民を柱に縛り付け、中国人を兵士が銃剣で刺し殺す(実的刺突)訓練を
させられた。また、多くの虐殺、略奪、そして、強姦させないと怒った上官に「足を持て」と言われ、一緒にその女性を井戸に投げ込んだこと、
その子が母親の後を追って井戸に飛び込み、上官の「苦しまない様に」との指示で、その井戸に手榴弾を投げ込んだ事などを証言した。
収容された「撫順戦犯管理所」では何の制裁も強制もなく、当時、中国人がコウリャン飯を1日2食しか食べられない時代に、
白米を食べさせ肉野菜など十分に与えられた寛大措置を受けた。当初、彼らはこれで「処刑か?」と疑心暗鬼であったが、
管理所の待遇や扱いはその後も変わらなかった。
それは周恩来の指示で、「処刑すれば家族は悲しみ恨むであろう。それでは憎しみの連鎖は切れない。20年後には解る」と
死刑も無期も認めなかった。そんな中で、かれらは徐々に「認罪」し鬼から人間に戻って行った。
帰国直後、近所の友人の母親は16年ぶりに帰国した金子さんを見て、「10年経とうと、20年経とうと、おめーは帰ってきた。
おらの倅は死しんじまったよ〜 」と泣き崩れ、慰める言葉もなかった。そして、母親は帰宅した金子さんをしばらくの間じっと見つめ、
自分の手でそっと金子さんの足を払う仕草をし、「お前はお化けじゃねえだろうな〜」と喜んだという。
しかし、その母親は金子さんの帰宅を待っていたかように、その2ヶ月後に亡くなった。
戦後も中帰連の人たちは公安に付け回され、多くの人が「赤だの、洗脳者だの」と就職ができず、金子さんも自営業で頑張って来た。
金子さんが心底反省したのは、帰国後、自分が所帯を持ち「妻や子がどんなに大切なものか」を知り、
自分は中国でその家族に何をしたかを振り返った時、心から詫びたという。
また、金子さんは00年に従軍慰安婦問題を裁いた民間「女性国際戦犯法廷」で加害証言したが、NHKは「実名を出してもいいか?」と
電話確認までしながら、証言部分を「カット」して放送した憤りも話した。
金子さんは同じ「過ち、苦しみ、悲しみ」を繰り返さないために、今でも高齢を押して証言を続けている。
筆者の感想
この金子さんの体験は決して彼だけの特殊なものではなく、同じ部隊や地域にいた兵士達はほぼ同じ体験をしている。
戦争体験は部隊や地域で違い、全ての兵士が同じ体験ではなく、南方の殆どの兵士は「餓死と栄養失調」であるが、
それも名誉の「戦死」扱いで靖国に祀るのである。「餓死」がどうして立派で名誉の戦死か。
つまり、「靖国」はその責任追及を逃れるために利用されている。
戦闘と補給は一体であり、その補給が切れ餓死したのでり、イラクでの自衛隊補給活動は共に戦っている事を示す。
「補給無くして戦闘無し」である。敵が一番犠牲が少なく狙われるのは「補給」である。あの戦争で一番「死亡率」の高かったのは
陸軍兵士でも海軍兵士でもなく、徴用された輸送船とその船員なのである。金子さんは「戦争で一番被害を受けるのは女性である
(敵も味方も)」と証言した。
(芹沢昇雄)
女性100人に暴行やわいせつ
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071030-276674.html 三重県警いなべ署が窃盗容疑などで逮捕した岐阜県海津市平田町、家電製品販売業愛宕博昭容疑者(39=同罪で起訴)が
調べに対し「1999年ごろから(逮捕された)ことし8月にかけて、岐阜や愛知、三重で約100人の女性を暴行したり、
抱き付くなどした」と供述していることが30日、分かった。
同署で各県警と連絡を取り裏付け捜査を進めており、容疑が固まれば再逮捕する。
同署によると、愛宕容疑者は愛知県で約80件、岐阜県で約50件、三重県で約20件の計150件の強姦(ごうかん)や
強制わいせつ、窃盗を供述した。
うち約110件約100人が女性に対する暴行など。10代から30代の女性を狙い、無施錠の家に侵入し暴行したり、
帰宅途中の女性を尾行して路上で背後から抱きつくなどの手口だったという。また侵入先で現金を盗むこともあったと供述しているという。
愛宕容疑者は8月21日、三重県いなべ市の解体業男性宅に侵入。1階和室にあったかばんの財布から2万4000円を
盗んだ容疑で逮捕された。
教頭が児童買春で逮捕 札幌市教職員の懲戒処分、96年度以降は257件
http://www.bnn-s.com/news/07/10/071031163213.html 不倫関係の女性の車に故意に追突、勤務校の備品を換金、9年間の無免許運転…
20 を超えるアダルト雑誌などにわいせつ画像を投稿、10年間で2,000万円を超える収入を得ていた細田孝幸被告(54)。
「アスピリンスノー」なるペンネームで投稿をしていた細田被告は、10月1日、16歳の少女に現金を渡して、わいせつな行為を
したとする児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で札幌中央署に逮捕された。
名立たる投稿者として知られた“夜の顔”とは裏腹に、“昼の顔”は札幌市立星置東小学校教頭(10月10日付懲戒免職)。
事件の衝撃は全国に広がった。
札幌市ではこの事件のほかにも、東苗穂小学校の教諭が女子高校生に対するストーカー行為で逮捕されたり、消防署の
レスキュー隊員が強姦致傷、強盗容疑で捕まるなど、不祥事が相次いでいる。
市は10月19日、幹部職員で構成する不祥事防止対策会議(議長・小沢正明副市長)の初会合を開き、
再発防止策を1カ月程度でまとめる方針。
こうした折、北海道市民オンブズマン連絡会議(橋本勝三郎監事)は、1996年度以降に懲戒処分を受けた
札幌市教職員の処分内容を公表した。
橋本監事は「札幌市教育委員会には、過去5年間にさかのぼって懲戒処分の件数と内容を求めた。
市教委は自発的に1998年度以降の事例を明らかにしたため、教職員の信用失墜を重く受け止めていることを感じた。
不祥事を勤務時間内に起きたものと教職員のプライベート時に発生したものに大別すれば、公金の使い込みなどは上司に
応分の責任が求められるが、わいせつ行為などの責任を求めることは難しい」と話す。
1996年度から2006年度までの懲戒処分(別表参照)は計248件。懲戒処分の内訳は、
免職20件、停職44件、減給94件、戒告90件。内容は交通事故95件、体罰91件、わいせつ16件、監督責任9件、セクハラ4件と
その他の服務が33件。年度別の最多は2003年度の41件、最少は96年度の 12件だった。
今年度は前述した細田被告の事件を含め、10月10日までに9人が懲戒処分を受けた。
これまでに免職となった主な事例(処分年月日、職種、理由)は、次のとおり。
2004年2月3日 小学校教諭 前年にツーショットダイヤルで知り合った女子中学生が18歳未満と知りながら現金を渡し、
いかがわしい行為をしたとして、児童買春禁止法違反容疑で逮捕
2005年1月28日 小学校教諭 不倫関係にあった女性が乗っていた乗用車を約2時間にわたって乗用車で追尾、故意に追突し、
暴行容疑で逮捕
2005年3月25日 小学校事務職員 学校共済組合から女性教諭に給付された「育児休業手当金」約63万円を着服、
借金の返済などに充てた
2005年12月15日 中学校教諭 所属校と前任校からデジタルムービーカメラや液晶プロジェクターなどを無断で持ち出し換金
2006年4月18日 中学校教諭 北区の家電量販店で販売員のスカート内を盗撮、道迷惑防止条例違反容疑で逮捕
2007年3月23日 中学校教諭 勤務校の女子生徒と親密になり、性的関係をもった。
2007年8月24日 小学校教諭 法定速度を19キロオーバーする時速59キロで乗用車を運転、免許取り消し処分後、
9年間無免許運転をしていた。道交法違反で逮捕
2007年9月14日 小学校教諭 北区のホームセンターで約20万円相当のインコとカメ(約2万円相当)を盗んだとして、
窃盗容疑で逮捕
えん罪事件 捜査の徹底検証を
http://www.komei.or.jp/news/2007/1101/9988.html 取り調べ全過程の録画必要
衆院法務委で大口氏
31日の衆院法務委員会で公明党の大口善徳氏は、富山県での強姦事件(氷見事件)や鹿児島県議選での
選挙違反事件(志布志事件)など自白の強要によるえん罪が続発している問題について、「大変由々しきことだ。
二度と起こしてはならない」と厳しく指摘。警察庁に対し、両事件の捜査の検証を外部有識者を交えて徹底的に行い
報告書を作成するよう求めた。
これに対し警察庁の米田壯刑事局長は、「突っこんだ検証をしなければならない」と述べた。
また、大口氏は、裁判員裁判で自白の任意性、信用性を迅速・的確に判断するための方策として、
複数の現職裁判官などが取り調べの録画の必要性を指摘する論文を発表していることを紹介。
その上で、検察庁が取り調べの部分的な録画を試行していることに関し、
東京地裁が取り調べを部分的に録画したDVDの証拠能力を限定的にしか認めなかったことを指摘し、
「(取り調べ)全過程の録音・録画を真剣に考えなければならないのではないか」と訴えた。
不祥事続発の札幌市 犯罪学の専門家を招き服務管理の「研修会」
http://www.bnn-s.com/news/07/11/071101122050.html 10月15日、幹部職員に訓示した上田文雄札幌市長
浜井浩一龍谷大教授が「公務員犯罪を取り巻く状況とその対策」を講演。
大麻や強姦、児童買春など職員の不祥事が相次ぐ札幌市は、2日、不祥事防止に向け、
刑事政策や犯罪心理学などの専門家をアドバイザーとして招き「服務管理員等特別研修会」を実施する。
「研修会」は、刑事政策や犯罪心理学などを専門分野とする浜井浩一龍谷大教授が、
市の各局区統括服務管理員や主任服務管理員など職員約100人を対象に
「公務員犯罪を取り巻く状況とその対策〜日本の治安(モラル)と公務員犯罪」のテーマで講演。
相次ぐ不祥事を受け、上田文雄札幌市長は10月15日、市幹部に「市民の信頼が著しく揺らいでいる非常事態。
不祥事が私的・公的にかかわらず、働く仲間が犯罪を起こさないようなシステムを確立するため、各部局において議論を深め、
全市一丸で取り組んでいきたい」と訓示した。
10月19日、市幹部職員で構成する「不祥事防止対策会議」(議長・小沢正明副市長)を開いた。勤務時間外に生じた犯罪や
不祥事に対する防止が容易でないこともあり、再発防止策は心理学や刑事政策などの専門家の助言を取り入れ、1カ月程度でまとめる方針。
講演後は、浜井教授をアドバイザーに迎え「職務外不祥事ワーキング会議」を開き、不祥事防止対策検討の助言や指導を受ける。
市では、浜井教授などの外部有識者に不祥事防止に向けての継続的なアドバイスを受けることを検討している。
取り調べ監視強化
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=3014&blogid=5&catid=15 冤罪防止に効果はまだ不十分
冤罪(えんざい)事件などで警察の取り調べに不信感が高まる中、警察庁は取り調べの監視監督機能を捜査部門以外が
行う新たな制度の導入方針を固めた。
年内にも指針を作成し、早ければ来年度にも各警察本部で実施に移す。
鹿児島県の選挙違反無罪判決や富山県の強姦(ごうかん)冤罪事件などを受けて、警察の強引な自白強要が問題となり、
取り調べの様子を録音・録画する「可視化」の導入論議が高まる中、警察庁が自主規制をかけることで可視化への圧力を
かわそうとの狙いもみえる。
だが、新制度は身内による監視監督にとどまり実効性には疑問も残る。取り調べの在り方については可視化も含め、まだまだ検討が必要だ。
■全面可視化に危機感■
現在の犯罪捜査規範では、「取り調べその他の捜査の適正な遂行」は捜査主任官が行うと規定されている。
このため、取り調べの監視監督はそれぞれの捜査部門が行っている。
今回、警察庁が示した方針では、取り調べの監視監督のため、警務など別の部門に新たな組織をつくるというものだ。捜
査の過程に他の部門がかかわることになり、これまでの警察捜査にとっては大きな転換である。
最近続いた冤罪事件によって警察への信頼を失ったことに対する強い危機感の表れといえる。
鹿児島、富山の事件を受けて、事件関係者や日弁連などからは、取り調べの可視化を求める声が一層強まっていた。
しかし、警察庁側は「被疑者との信頼関係の構築」「プライバシー保護」などの理由で強く反対の立場を取り続けていた。
しかし、世論や国会での可視化法案化の動きから、警察庁側は全面可視化を避けるため対策を打つ必要に迫られたというのが実情で、
これで完全に信頼回復とはいかないようだ。
■身内の対応には疑問■
これまでの警察の犯罪捜査では、密室の中で取調官からの強圧的な自白要求が行われ、正常な精神状態ではない中で
被疑者が供述してしまうといったことが問題視されてきた。
鹿児島の事件で警察官に足をつかまれ、家族の名前を書いた紙を踏ませられるという「踏み字」が平然と行われたのは、
その最たる行為である。
警察庁が新たに示した制度が機能するためには、新組織が独自に活動できて不適切な取り調べが行われた場合、確実に
情報が得られることが重要だ。
そこで新制度では、取り調べが長時間に及んだり、深夜にまで行われていないかなど被疑者の留置場の出入りを報告したり、
新組織が被疑者から苦情を受け付けたりする。また、取調室の巡回なども検討しているという。
新制度はある程度の効果は期待できるが不十分な点も多い。例えば別の部門による新組織だが、結局は身内である。
多くの役所が身内に甘い対応を取ってきた例は枚挙にいとまがない。組織のメンバーに専門的な知識を有する部外者を
入れる必要もあるだろう。
また、現実に全国の警察署で事件捜査は日常数多く行われ、そのすべてに細かく対応できるかも心配だ。
このように新制度での実効性に疑問が残る以上、警察庁は取り調べ適正化に向けては可視化も積極的に検討すべきである。
今回の新制度が全面可視化を回避するための対案だとすれば、また取り返しのつかない冤罪を引き起こしてしまう危険がある。
わいせつ疑惑の長崎市企画部長首つり自殺
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071102-OHT1T00107.htm 1日午前1時50分ごろ、長崎市虹が丘町の山中で市企画部長の男性(59)が首をつり、死亡しているのを
浦上署員が見つけた。家族の届けを受けて捜索中に発見した。遺書などは見つかっていないが、同署では状況から
自殺と見ている。この男性は市の原爆対策部長を務めていた7月下旬、報道機関の女性記者に対し、わいせつな行為を
した疑いで、市が10月30日ごろから調査を進めており、事実関係をおおむね認めていた。
浦上署の調べによると、男性はネクタイを7〜8本つなぎ合わせ約2メートルの長さにし、登山道脇の木にかけて
首をつっていたという。死因は窒息死だった。
男性は10月31日、通常通り市役所で業務をこなしたが、午後10時ごろに食事をした知人には自殺をほのめかすような
発言をしていた。深夜になっても帰宅しなかったため署員や知人らが捜索。遺体で発見された時はスポーツウエア姿で、
運動靴を履いていた。家族が不在時に帰宅した形跡があったという。
この男性は7月下旬ごろ、取材を通じて知り合った女性記者に対し、わいせつ行為に及んだとして市から内部調査を受け、
おおむね事実関係を認めていた。
女性記者が勤務する報道機関によると、この記者は取材中に市内のホテルに連れていかれ、性的関係を強要されたという。
ショックを受けた女性記者は8月下旬から会社を休み、市内病院で治療を受けた結果、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と
診断された。現在も通院治療を受けているという。
この報道機関は取材に対し「(女性記者が)特定されるため年齢などはお話しできないが、記者は酒は口にしておらず、
取材中にこのような事態が発生したものだと考えている。事実関係の調査が必要だが、社としては、強要があった、
強姦(ごうかん)事件と認識している」と話している。
この問題を受け、田上富久市長は、市役所で記者会見を行い、「これから本格的な調査をしようとしていた矢先だった。
(自殺した)部長には十分、事実関係を説明していただきたかった。亡くなってしまったことで全容が把握できなくなり、
非常に残念」と話した。
10月30日夜に、部長の疑惑を知り、事情を聴くと大筋で認めていたという。田上市長は「行為があった7月下旬は、
原爆被爆対策部長の役職にあり、公務員としても、情報を与える側と得る側の関係としても不適切だ」とした。
自殺した男性は、議会事務局長などを経て、04年から原爆被爆対策部長に就任。原爆関連の窓口として記者や原爆の
被害者の対応をしていた。8月1日付の人事で企画部長に異動していた。
825 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 15:54:27 ID:otoqB3+o
国家賠償請求裁判を知っていますか? 闇の権力の正体
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711025003/1.php 私は杉並に居住していますが、杉並区民3人と3人の弁護士さんと共に、警視庁公安部(被告は石原慎太郎東京都知事)の
不当な家宅捜索に対し国家賠償を請求する裁判を東京地裁に提訴し、既に5年以上にわたって闘っています。
2001年6月6日、結柴誠一現杉並区議が事務局長をしていた「都政を革新する会」の事務所が暴力的な強制捜査を受けました。
朝日新聞とフジテレビを動員し、結柴さんが区議を辞めて立候補する都議選の9日前(15日公示)のことですた。
結柴さんの当選を妨害する意図があったことは明白です。結柴さんは6月13日に東京地裁に国家賠償訴訟を起こしました。
続く
826 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 15:55:41 ID:otoqB3+o
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711025003/1.php 東京簡裁が発行した捜索差押許可状
私はその当時、「都政を革新する会」を支持・支援する杉並住民が集まる後援会の事務局長として様々な支援活動をしていたので、
警視庁公安部に目を付けられていたわけです。私の自宅への家宅捜索は02年2月14日早朝にありました。4名の私服が突然自宅に来て、
「2000年8月26日警視庁玉川署管内で発生した被疑者不詳の運輸省幹部宅車両爆破事件」での爆発物取締罰則第1条違反の
捜索差押許可状を盾に8点を押収していきました。
同じように、「都政を革新する会」の支援者宅が何回にもわたって家宅捜索されました。当時後援会の会長を務めていた荻窪の
クリーニング屋さんは、それまで11回も家宅捜索に入られて営業妨害もされていましたが、一切屈服せず後援会の会長を引き受けておりました。
彼は1度も提訴せず泣き寝入りの状態でしたが、このまま放置することはできないと決意しました。同じように3回も家宅捜索された今年79歳の
区民と私の3名で、02年10月に警視庁公安部(被告は石原知事)に対し国家賠償請求を東京地裁に起こしたのです。
我々の訴訟は、被告が同じで訴訟内容も共通する案件だったため、最初の結柴誠一さんの訴訟に併合されました。それ以来今年で満5年なります。
最初の結柴誠一さんの提訴から数えると既に6年以上になります。
続く
827 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 15:56:25 ID:otoqB3+o
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711025003/1.php 私は容疑事実の「運輸省幹部宅車両爆破事件」などには一切関知していません。なぜこの事件で家宅捜索を受けなければならないか全然分かりません。
私のところの家宅捜索の「捜索差押許可状」を発行したのは東京簡易裁判所の新田誠志裁判官です。
なぜ東京地裁でなく東京簡裁発行の捜索差押許可状が多いのでしょう?
警視庁の東京簡裁への捜索差押許可の申請の際には、公安部の井出友一警部が被疑事件と私が関係すると疑われる証拠や目撃証言を
「疎明資料」として提出しています。我々はその資料を裁判の証拠書類として提出するよう要求し、東京地裁は提出命令を出しました。
が、被告側は東京高裁に上訴し、逆転判決で提出命令が取り消されました。原告の最高裁上告も却下されました。この疎明資料提出問題のため、
国家賠償裁判が2年くらい止まっていました。
東京簡裁は、被疑事件と関係すると思われる証拠や目撃証言が一切無いのに、警視庁公安部の捜索差押許可申請に対し、自動発行機のごとく、
めくら判を押して許可状を乱発しています。このことをマスコミは報道しないので、一般国民には知られていませんが、決して許されるものではありません。
日本の公安警察が裁判所からチェックも規制も受けずに、憲法違反や人権侵害をやりたい放題している現実は、ひどいものです。
続く
828 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 15:57:24 ID:otoqB3+o
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711025003/1.php 日本のマスコミは、自分たちの独自取材で真実を解明するジャーナリストとしての基本原則を放棄して、日本独特の記者クラブ制度のうまみに
どっぷりつかっています。そのため、「逮捕や家宅捜索は過激派やテロリストを取り締まる合法的な捜査である」との一方的な警察発表を垂れ流し、
一般国民に真実が伝わらない仕組みに加担しています。
10月17日に、我々原告4名と証人1名の証人尋問が東京地裁で丸1日かけて行われました。反対尋問した被告代理人たち(東京都法務部)は、
「都政を革新する会」=「革共同中核派」=「過激派」の図式の中で、我々が「過激派中核派」の活動家であることをでっち上げるために様々な誘導尋問を
しかけてきました。しかし、被告側が被疑事件と我々の関係を一切質問しなかったことは、被疑事件と我々が関係すると疑われる証拠や目撃証言が
一切無く、「質問できなかった」事を証明しています。
11月14日と21日には、家宅捜索に関わった警視庁公安部の計4人の刑事の証人尋問が開かれます。
警視庁公安部の組織は公表されていません。どのような部署があり、何人の職員がいて、年間予算がいくらで、具体的に何をしているのか一切明らかに
されていません。警視庁公安部は、一般国民に対して個人情報の収集や捜査が自由に出来る絶大な権力を持っている組織ですが、その実態は全く明らかに
されていません。国民やマスコミや議会にとって話題にすることがタブーとなっている、闇に隠れた不気味な暴力装置です。
富山県でタクシー運転手が警察に強姦事件の犯人にでっち上げられ、逮捕・起訴され、3年の服役後、真犯人の自白で無罪を言い渡された事件がありました。
03年の鹿児島県議選をめぐる公選法違反(買収)の「志布志事件」では、村民12人が警察のでっち上げで逮捕・拘留・拷問・起訴されたが、
具体的証拠が一切無く自白しかないために今年2月に全員無罪を言い渡されています。
続く
829 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 15:57:54 ID:otoqB3+o
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711025003/1.php このように、警察の権力乱用によるでっち上げで犯人にされてしまった冤罪事件が次々と暴露されています。
戦前の特高警察は治安維持法を盾に、共産主義者や社会主義者、無政府主義者などの体制批判者だけでなく、ジャーナリストや学者、
評論家などの知識人や一般市民も逮捕・拷問して天皇制ファシズム体制を維持し侵略戦争に突き進みました。この歴史上の事実は遠い過去の話ではなく、
現在でも別の形、方法で実際に行われています。
1人1人は非力な存在な我々ですが、権力の横暴に目をつぶって泣き寝入りするつもりはありません。仲間と共に一致結束して、献身的な弁護士さんと共に
裁判で反撃していきます。戦前の暗黒社会を2度と繰り返さず、他国を侵略することなく、平和で安心して暮らせる、夢の持てる社会をつくることに繋がっていく
行動だと思います。
(山崎康彦)
終
830 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:20:15 ID:lwihtVxp
玄関に血痕 財布の中身強奪か 川口女性殺害
埼玉県川口市のアパートで会社員、渡辺沙織さん(26)が殺害された事件で、
渡辺さんの部屋の玄関付近から血痕が見つかっていたことが川口署捜査本部の
調べで3日、分かった。玄関付近には髪の毛が複数落ちているなど争った形跡があり、
捜査本部は渡辺さんが帰宅直後、玄関付近で襲われた可能性が高いとみて調べている。
また、渡辺さんは10月30日午後6時半すぎ、自宅近くのコンビニエンスストアの
ATMで現金1万円を下ろしていたが、部屋から見つかった渡辺さんの財布には
現金が1円も入っていなかったことも新たに判明。
銀行のキャッシュカードなどのカード類もなくなっており、捜査本部は渡辺さんを
殺害した犯人が、財布から現金やカードを奪った可能性が高いとみて調べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000912-san-soci
831 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:20:51 ID:lwihtVxp
<強制わいせつ>名古屋市職員を逮捕 生活保護女性にキス
生活状況の確認のために訪れた生活保護受給者の女性(36)宅で女性に
無理やりキスをするなどしたとして、愛知県警中川署は2日、同県愛西市
善太新田町十二上、名古屋市職員、大塚健治容疑者(45)を
強制わいせつ容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、大塚容疑者は今年9月11日の午前中、
名古屋市中川区の無職の女性宅で、女性に無理やりキスをしたり、
胸をさわるなどした疑い。女性が10月9日、同署に被害届を出した。
大塚容疑者は、中川区役所民生子ども課の主事で、
生活保護受給者の生活状況の確認や相談を担当していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000012-mai-soci
832 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:21:29 ID:lwihtVxp
833 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:22:41 ID:lwihtVxp
元ステーキ店長に求刑上回る懲役12年 大阪地裁判決
大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」心斎橋店の店長らが
女性客を拉致して暴行した事件で、強盗強姦と逮捕監禁の罪に問われた
元店長、北山大輔(25)と元店員、三宅正信(25)の両被告の判決公判が
26日、大阪地裁であった。杉田宗久裁判長は「前代未聞の衝撃的な凶悪事犯。
犯情の悪質さは同種事件でひと際抜きんでている」として、北山被告に
検察側の求刑(懲役10年)を上回る懲役12年を、三宅被告に求刑通り
懲役10年を言い渡した。
判決理由で杉田裁判長は「女性はたまたま訪れた飲食店で、スタッフである
両被告の毒牙にかかるという想像だにしない犯行に巻き込まれた。
極悪非道な所業というほかない」と断罪した。
そのうえで北山被告について「犯行を発案、計画し、犯行に使用する
道具をほぼ単独で準備したほか、率先して実行行為を行った」などと
一貫して犯行を主導した「主犯」と認定。単独の犯行に比べて違法性が
高い集団強姦罪(平成16年新設)に触れ「強盗強姦罪は単独か共同か
を条文上区別していないが、具体的な量刑を検討するうえで当然考慮
すべきだ。求刑は軽すぎる」と結論づけた。
判決によると、両被告は今年5月9日未明、閉店間際に1人で来店した
20歳代の女性に乱暴しようと、現金約5万5000円などが入ったバッグを
強奪。スタンガンを押し付けて手足を緊縛し、睡眠薬を飲ませて眠らせたうえ、
乗用車で大阪府泉佐野市内の車庫まで連れて行き、暴行した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/070926/trl0709262021011-n1.htm
834 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:23:25 ID:lwihtVxp
米兵の逮捕状請求見送りへ 女性集団暴行で広島県警
米軍岩国基地(山口県岩国市)の海兵隊員4人が日本人女性(19)を
集団で暴行したとされる事件で、広島県警は26日までに、
4人の逮捕状請求を見送る方針を固めた。
県警は集団強姦(ごうかん)容疑で捜査。4人が使った車を押収し、
女性から事情を聴いていたが、当時の状況にあいまいな点が残るため、
逮捕状請求は困難と判断した。
今後、4人から任意で事情を聴くなどして慎重に調べを進める。
女性は14日未明、広島市中区の駐車場に止めた車内で4人に
集団で暴行されたとして被害届を出した。女性にけがはなかった。
4人は13日深夜から中区銀山町のイベントホールで開かれた
ダンスイベントに参加。女性と知り合い外に出ていた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071026/plc0710261051003-n1.htm
835 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:24:05 ID:lwihtVxp
女性集団暴行の兄弟 懲役22年と18年判決 名古屋地裁
女性を襲い、現金などを奪ったとして、強盗強姦、集団強姦などの
罪に問われた愛知県弥富市、無職宮本建美(32)、弟の喜幸(27)
両被告の判決が29日、名古屋地裁であり、伊東一広裁判長は、
建美被告に懲役22年(求刑・懲役25年)、喜幸被告に
懲役18年(同・懲役20年)を言い渡した。
判決によると、両被告は少年らと共謀し、2005年4月〜6月、
名古屋市や愛知県飛島村などで、乗用車内で女性7人に乱暴し、
現金計約5万2000円と時価計約76万円相当のかばんなどを奪った。
さらに、建美被告は、05年4月と5月、名古屋市と三重県桑名市内の
乗用車内で女性に乱暴し、現金6万1300円などを奪った。
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/070330_4.htm
836 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:24:54 ID:lwihtVxp
名古屋の女性監禁 一部無罪実刑判決
懲役4年6月
2004年11月、仲間と共謀して女性を拉致、暴行し、現金880万円を
奪ったなどとして、強盗強姦、営利略取罪などに問われた愛知県春日井市、
無職松田悠佑被告(24)の判決が12日、名古屋地裁であった。
伊藤納裁判長は「すべての犯行に加担したとするには合理的な
疑いが残る」として、起訴された強盗強姦、営利略取罪などについて
無罪とする一方、監禁ほう助、恐喝未遂罪を適用して、
懲役4年6月(求刑・懲役10年)を言い渡した。
松田被告は同年11月、暴走族仲間など4人と共謀し、
名古屋市内のマンション駐車場で、飲食店店員女性を車内に拉致。
約30時間監禁して暴行を加え、預金を引き出させるなどして880万円を奪い、
さらに2000万円を脅し取ろうとしたとして起訴された。
松田被告は、強盗強姦などに加担していないとして、公判で起訴事実を
否認したが、検察側は「仲間と頻繁に連絡をとっていた」とし、
共同正犯に当たると主張した。
伊藤裁判長は、「(松田被告が)犯行のすべてを把握していたとは
言えない」として、共同正犯の成立を否定した
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/070313_5.htm
837 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:26:02 ID:lwihtVxp
性犯罪前歴者9人不明
幼児被害情報提供制度 6月以降83人出所
幼い子どもを狙った暴力的性犯罪の前歴者について、
出所後の居住地などを法務省が警察庁に情報提供する制度の運用が始まった
今年6月以降、出所した83人の約1割にあたる9人が所在不明となっていることが15日、
警察庁のまとめで分かった。うち8人は、出所直後から全く行方が確認できない状態で、
制度の限界が浮き彫りになった。
同制度は、13歳未満の子どもを狙った強制わいせつ、強姦(ごうかん)、強盗強姦、
わいせつ目的略取誘拐の四つの犯罪の前歴者について、法務省が氏名や出所予定日、
居住地などの情報を警察に提供。居住地を管轄する都道府県警が、
原則として出所後5年以上、その所在を確認することになっている。
6月から11月末までに法務省が情報提供したのは、満期出所の55人と
仮出所の41人の計96人。うち11月末までに出所したのは83人で、
刑務所に居住予定地として申告した住所地は、東京都が10人、
大阪府、神奈川県が各7人、北海道5人などだった。
しかし、警察が出所後の所在を確認できたのは74人にとどまった。
行方不明の9人は、身寄りがないなどの理由から、いずれも居住予定地を「東京方面」
「関西方面」などのように漠然とした地域しか申告しておらず、うち8人が出所直後から
所在不明となっている。残る1人も一度は所在が確認されたが、
その後、行方不明になってしまったという。
警察庁は「居住地の強制は出来ない。現行の制度では限界がある」としている。
一方、この出所者情報をもとに、ある警察署が、小学生女児に対する不審者の
声かけ事案について行為者を特定。本人に警告したケースが1件報告された。
このほか公然わいせつ、迷惑防止条例違反(痴漢行為)、自動車盗で計3人の出所者が摘発された。
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/safekids/sc51215d.htm
838 :
朝まで名無しさん:2007/11/03(土) 16:27:04 ID:1C10OITI