>>1 > 昭和31年、東邦大学を母体に、当時の名門、都立日比谷高校の校長、
> 菊地龍道氏を招聘して作ら れた中高一貫の男子校。
このとき、菊池校長は、府立一中(日比谷高校の全身)の制服を駒場東邦の制服に
そのまま採用しました。そのデザインは、紺色に前ホック止め、袖に蛇腹という
独特のデザインで、府立一中のまさにアイデンティティだったのです。
ここで疑問なのですが、この制服のデザインは、当然、東京都に著作権があるは
ずです。駒場東邦は、東京都に対し、著作権使用料を払ったのでしょうか?
あるいは、デザインを買ったのでしょうか? それともタダでパクって来ただけ
でしょうか? いずれにせよ、府立一中を引き継いだ日比谷高校の制服は、普通の
黒い学ランになってしまっています。最近、都立高校復権の動きのなかで、この
昔の府立一中の制服が標準服の一つとなりました。しかし、入手が困難です。
そこで、新入生が、駒場東邦の指定店に制服を買いに行ったら、なんと、駒場東
邦は、日比谷の生徒にそれを販売しないようにと妨害をかけて、日比谷の生徒は、
自分の学校の伝統のはずの制服を買えないという事態が起こったのです。
きちんと著作権の譲渡を東京都から受けていたら、もちろんこれでよいのですが、
そういう手続きを駒場東邦は踏んでいなければ、はっきりいって、これは知的所有
権の泥棒です。制服が泥棒だとしたら、それを着ている生徒が泥棒をしても、
むしろ自然ということかもしれませんねw